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こんにちは。

昨日の記事でも書きましたが、2025年2月25日、大阪・関西万博協会は、来場者の利便性向上と早期来場促進を目的とした新たなチケット取り扱いの変更を発表しました。

 

プレスリリース:

 

 

  変更点の概要

 

4月・5月来場者限定の通期パス割引

  • 2025年4月13日から5月31日までの期間中に来場した人を対象に、通期パス購入時に使用できる割引コードを配布。
  • 割引コードは、来場当日に東ゲート前・西ゲート前の案内所で、使用済みチケットを提示すると15時以降に受け取れる。
  • この制度により、前売券や当日券を利用して4月・5月に訪れた人が、通期パスを割引価格で購入可能。
     

通期パスの割引額

  大人 中人 小人
通期パス(通常価格) 30,000円 17,000円 7,000円
通期パス(割引価格) 24,000円 13,500円 5,500円
割引額 6,000円 3,500円 1,500円

 

 

通期パスの利用条件改善

  • 入場可能時間を「午前11時から → 午前9時から」に変更。

  • 通期パスの利用可能期間を「2025年4月13日~10月3日」から「10月13日まで」に延長。

  • これらの変更は、2025年4月第1週を目途に実施される予定。

 

夏パス・平日パスの利用条件改善

  • 入場可能時間を「午前11時から → 午前9時から」に変更。
  • 夏パスは2025年7月19日から8月31日までの期間中有効。
  • 平日パスはこれまで17時以降のみ入場可能だったが、9時以降の入場が可能に変更。
  • これらの変更も2025年4月第1週を目途に実施予定。
 
 

通期パス、夏パス、平日券の利用条件

 

券種 従来 変更
通期パス 4月13日から10月3日まで
11時以降何度でも入場可
4月13日から10月13日まで
何度でも入場可
夏パス 7月19日から8月31日まで
11時以降何度でも入場可
7月19日から8月31日まで
何度でも入場可
平日券
(会期中発売)
土日祝を除く
11時以降1回入場可
土日祝を除く
1回入場可

 

 

 

  既存の通期パス購入者への影響

 

通期パスで9時から入場できるようになった点や、閉幕日まで利用できるようになったことは評価できると思います。

 

しかし、公式発表では「会期中に比べてお得に購入できる前売券(開幕券や前期券など)を活用して4月・5月に一度ご来場いただき、その後も複数回の来場を希望される場合に、お得に通期パスを購入することができます。」と述べられており、実際の価格設定を確認すると、早期に通期パスを定価(30,000円)で購入した人が割高な支払いを強いられることになっています。

 

  • 開幕券(4,000円)と割引後の通期パス(24,000円)を組み合わせると合計28,000円となり、定価より安い。
     

  • 前期券(5,000円)と割引後の通期パス(24,000円)を組み合わせると合計29,000円となり、定価より安い。
     

なぜ、いち早く購入した人々が損をするような仕組みになっているのでしょうか? 価格としては1000~2000円の差ですが、万博を応援していただけに、蔑ろにされた感がなんとも悔しいです。

 

個人的には、万博会場で利用できる電子マネーで差額が補填されるとか、4月5日・6日のテストランへの招待など、何らかの追加の優遇策があれば納得できるのではないかと考えますが…、私は腹を立てすぎなのかな。