お出かけブログをお休みして、日々の暮らしの中で「小さな楽しみ」を見つけるブログを書いています。
主に食いしん坊な記事ばかりですが、最後までご覧頂けたらうれしいです。
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宮城県南部には、お彼岸やお盆の時期に食べる「おくずかけ」という料理があるのだそうです。
名前を聞いただけではどんな料理かピンときませんが、ちょうどお盆なのでレシピを調べて作ってみる事にしました。
聞いてみたところでは、それぞれ家庭の味があるようで、はっきりとした決まりは無いようです。
ごぼう、干し椎茸、人参、里芋(じゃがいも)、油揚げ、豆腐、豆麩などを入れた、具沢山の汁物という印象でしょうか。
他の地域と少し違うのは、「温麺うーめん」という丈の短い素麺っぽい麺を入れる事。
温麺は白石市の名産品で、一見すると短い素麺みたいですが、油を使っていないという特徴があります。
我が家の冷蔵庫などをいろいろ探して、「おくずかけ風」の物を作ってみようと思います。
あ、何しろ本物を食べた事が無いので、どれくらい現地の本物と近いのか遠いのかわからないんですよね(笑)
なのであくまで「おくずかけ風」ということで作ってみます。
かき集めたのは、じゃがいも、人参、ごぼう、こんにゃく、干しシイタケ、油揚げ、白石温麺
温麺は在庫してました(笑)
里芋でもジャガイモでも良いというので、じゃがいもで作ります。
左が素麺、右が温麺です。
白石温麺は、伊達藩白石城下にいた男性が、病気の父親のために消化が良いように、油を使っていない麺を作った事が始まりと言われています。
麺も、すすりやすい様に短くしたという説があるそうです。
おくずかけは、もともと具沢山の汁物で、温麺は数人分で一把くらい使うようですが、せっかくなので麺の量を増やして、にゅうめんのようにして食べたいと思います。
長さを合わせて素麺を半分に折りました。
完全にけんちん汁が出来そうな雰囲気が。
人参多かったかな。
しいたけの戻し汁なども入れて、野菜が柔らかくなるまで煮ます。
味付けは横着して麺つゆにしました。
片栗粉でとろみをつけます。
「おくずかけ」という名前は、昔は「くず」でとろみをつけていた事からという説が有力みたいです。
おいしそう。
温麺を茹でて、ザルにあげて置きます。
無い場合は、素麺でも代用できます。
汁ができあがったら、そこにゆでた温麺を入れて完成です!
サラダ用こんにゃくを使ったら、まるできしめんみたいなんですけども(笑)
精進料理?なので物足りないかなと思ったのですが、具沢山でとってもおいしかったです。
家族にも好評で、また食べたいとリクエストがありました。
検索するとたくさんのレシピが出てきますので、機会があったら試してみてください。
宮城県のWebサイトにレシピが載っていたので載せておきます。
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