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いつも見ているYouTuber「北の打ち師達」のはるくんが、「人生でこんなにしょっぱいものを初めて食べた」と言っていたのを見て、気になって取り寄せてみました。
それがこちら。
雷神堂のお煎餅です。
巣鴨や川越、鎌倉などあちこちにお店がありますが、このご時世なかなか訪ねられないので、今回はお取り寄せしてみました。
では、一枚ずつ食べてみましょう。
厚焼きしょう油 1枚100円
1枚当たり66㎉ 塩分相当量0.07g
ごく普通のお煎餅。
厚みがあって、バリンと堅めで香ばしくておいしいお煎餅です。
厚焼しょう油二度づけ 110円
1枚当たり 69㎉ 塩分相当量0.36g
しょう油を2度絡めているので、ちょっとしょっぱい濃い口煎餅と言う感じです。
厚焼しょう油三度づけ 120円
1枚当たり 73㎉ 塩分相当量0.6g
厚焼しょう油2度づけにさらに醤油を絡めたお煎餅。
見て!ついに茶色い醤油のコーティングがはっきり見える様になってきました。
ものすごいしょっぱそうでしょう?
もちろん3度づけは結構しょっぱいです。
ところが。
これは、醤油100%をつけているわけでは無いので、一緒に入っている砂糖やその他が作用してきて、なんだかちょっと甘じょっぱいような錯覚が。
もちろん甘みも3回分増えているはずですが、絶対にしょっぱさの方が勝っているはずなのに…。
そして、ちょっぴり外側がべたついて、歯にくっつく感覚が。
3度づけから急に別次元になってきます。
厚焼しょう油五度づけ 150円
1枚当たり74㎉ 塩分相当量0.93g
4度づけをとばして、5度づけ。
「醤油の味をしっかりと味わいたい方に」とお店の案内にはありましたが、そういう話じゃないって感じの(笑)
でも、3度づけと同じように、もうしょっぱく感じないというか(でももちろんしょっぱい)、もはやなんだかわからなくなってくる不思議な感じに。
そしていよいよラスボス登場です。
厚焼しょう油十度づけ 200円
1枚当たり82㎉ 塩分相当量2.5g
成人女性の1日の塩分摂取量は6.5g未満とありましたから、これを食べちゃうと、一日の半分くらいの塩分を取ってしまうことになります。お気をつけを。
しょう油をつけては乾かす工程を10回繰り返すと、こんなにテカテカになるのですね。
まるで漆塗りみたい。
工芸品かよ!とつっこみたくなります。
そして、見て下さい!この醤油の層!
はっきりと、コーテイングされているのがわかります。
食べてみると、もうこれはとにかくしょっぱい、そして歯にくっつく、一瞬甘じょっぱい錯覚におちいるので、注意です(笑)
十度づけはかなり貴重な体験で面白いけれど、お煎餅としておいしく食べるには3度づけが限界。
普通なら、2度づけくらいまでで良い気がします。
3度づけは、別次元に行くことを楽しむためならよいのではないかと。
しかし、3度づけから10度づけがまだこんなに。
このまま置いておいたら、湿気てしまうし、せっかくのお煎餅を無駄にしたくありません。
考えた結果、お湯をさしてみる事に。
まずは10度づけをこれくらい。
さらに5度づけと3度づけを少し。
かわいいお麩があったので、それを数個。
さらに粉末のだし、乾燥わかめなどを入れて、お湯を入れます。
お煎餅の歯ごたえが残っていた方が良い方は、かき混ぜてすぐにどうぞ。
お煎餅がふやけるのを待つという方は、もう少し待ってみましょう。
そして、この深い闇のような色にビビりながらも、一口。
…
…
…
…
あ、地味においしい。
考えてみたら、しょうゆとその他の調味料のついたおせんべいと、だしとお湯。
これはまずくなる要素が無いような。
あとは、とろろ昆布とかあったら入れてもいいかも。
それでもまだすこし10度づけが残っていますが、大切に頂きます。
さて、いかがでしたか?
3度づけ以上は、ただただふるえるほどしょっぱいのかと思いきや、また次元の違う世界が待ち受けていて面白かったです。
気になった方は、お店で見るか、オンラインショップでも買えますので見てみて下さい。
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