殿ヶ谷戸庭園で紅葉の始まりを見た | お出かけ大好き  みみみのごはん

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東京近郊の食いしん坊なお出かけブログです。
※現在は、お出かけブログと日々の小さな楽しみを見つけるブログを書いています。

コロナ禍でお出かけブログを休止していましたが、少しずつ再開 しております。

 

 

久しぶりのお出かけは、「お散歩ブログ」という原点に戻って、屋外をお散歩することにしました。

前回は、国分寺駅から20分ほど歩いた場所にある素敵なパン屋さんで朝ご飯を買って、殿ヶ谷戸庭園にやってきたところまででした。

 

今回はその続きで、いよいよ殿ヶ谷戸庭園で「紅葉の始まり」を見ようと思います。

 

入園料150円を支払いまして、中へ。

ちなみに、殿ヶ谷戸庭園は、JR中央線、西武国分寺線 国分寺駅から徒歩2分です。

 

※撮影 2020年10月24日

空は白っぽいのですが、芝生の緑が目に沁みますね。

 

低い木に、アメリカンチェリーみたいな実がたくさんついた木がありました。

はじめて見る!と思ったら、これは「サンザシ」とのこと。

サンザシって、中国茶のお供とかについてくる甘酸っぱくて濃いピンクの四角いドライフルーツみたいなやつ!

あれって、こんな実だったんですか。

サンザシ、甘酸っぱくて好きなんだよなぁ…。

 

まずは、紅葉亭(こうようてい)を目指します。

ここは数寄屋造り風の茶室で、イロハモミジの紅葉が見下ろせる場所です。

 

大きなベンチ?があって、紅葉の時期はたくさんの方が足を休める場所なのですが、ふと見ると。

 

竹で出来た置物?なんだろう。

近づいてみると…

 

きょりをたもとう

そうか、ソーシャルディスタンスのための置物なのでした。

竹で作られていて、違和感が無いですね。

 

そして、ここに座って見えるのがこちら。

 

この庭園から見える景色の中で、一番好きです。

ここ、11月末の紅葉の時期になると、もう、本当に素敵になるんです。

これは2018年の様子ですが、こんな感じ!

 

 

※撮影2018年11月28日

 

なかなかの紅葉でしょう?

イロハモミジが本当に綺麗なんです。

 

※撮影2020年10月24日

 

ところで、殿ヶ谷戸庭園について少し説明をしますね。

 

殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん)は、武蔵野段丘の南縁の「国分寺崖線(がいせん)」と呼ばれる段丘崖と礫層から浸出する湧水を利用して作られた近代の別荘庭園です。

 

1913~15年(大正2~4年)、三菱合資会社の社員で、のちに南満州鉄道副総裁から貴族院議員になった江口定條が構えた別荘が「随冝園 ずいぎえん(殿ヶ谷戸庭園)」でした。

その後、1929年(昭和4年)に、三菱合資会社の取締役 岩崎彦彌太が江口家から別荘を買い取りました。

1934年(昭和9年)に庭園に紅葉亭を新築し、回遊式庭園を完成させました。

 

昭和40年代に周辺の開発計画に対して、この庭園を守る住民運動が起こりました。

それが発端となって、1974年(昭和49年)に東京都が買収し、整備後有料庭園として開園しました。

「殿ヶ谷戸」とは、昔ここが国分寺村殿ヶ谷戸という地名だったことに由来しています。

(殿ヶ谷戸庭園パンフレットより抜粋)

 

あ、そうだ。

朝ごはん食べなくちゃ(笑)

前回ご紹介したパン屋さんでまだ温かいパンを買ったのでした。

ベンチの隅でごそごそと広げます。

 

定番好きな同行者は、ウインナーロールとクリームパンを。

変わったものを食べたい私は、サーモンとクリームチーズのデニッシュとシュクルート風タルティーヌを。

選んだパンの種類の違いと、何よりボリュームの違いね(笑)

 

特に私が食べたタルティーヌは、ソーセージ、ザワークラウト、ホワイトソースがバゲットの上に乗った超ボリュームパン。

でも、めちゃくちゃおいしかったなぁ。

今度は、もっとパンの種類が増えた時間に行っていろいろ買ってみたいです。

 

あ、そうそう、レジのところにあった初めて見るパンも買いました。

 

「パンデピス」は、かなり強めにシナモンなどのスパイスが入ったもの。

食べた感想としてはスパイスたっぷりの焼き菓子というイメージでした。

お店の方は、これを食べながらお酒が飲めるとおっしゃっていました~。

かなりスパイスが強めなので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、スパイスの感じはチャイくらいのイメージかな。

私は程よい甘みと、しっとりしなっとした食感、強いスパイスの感じがとても気に入りました。

自宅で紅茶とともに食べましたが、もう最高でした。

同行者はシナモンなどのスパイスが苦手なので、ヒーヒー言っていましたが(笑)

 

さて、朝ごはんも食べて元気が出たので、殿ヶ谷戸庭園の中を歩きましょう。

 

写真ではちょっとわかりづらいのですが、紅葉亭は崖の上みたいなところにありまして、上から見下ろすとかなりの高低差なのです。

まずはここを降りて、下にある次郎弁天池に行ってみましょう。

 

空を見上げると、紅葉はまだ始まったばかり。

 

ところどころ、紅葉の始まりを見る事ができますね。

 

後ろに巨大なクモの巣があって、不思議な写真に。

 

振り返ると、先ほどいた紅葉亭が見えました。

 

黄緑と橙のせめぎ合い。

 

 

湧水源

1分間に約37ℓ、水温は年間を通じて15から18度。

 

ホトトギス

一列に枝に並んでいて、咲き方が面白いです。

あ、あそこにも白い花!

 

…と思ったら。

 

レンゲショウマの種を採るためにかぶせた、お茶パックでした(笑)

 

竹の小径

都内の庭園で、孟宗竹の竹林があるのは珍しいのだとか。

 

竹の根が密集し過ぎないように、適度に切って管理されていのだそうですよ。

 

シュウメイギクという名札を見つけたので、わーい!と思って見たら…。

 

全部あっち向いてたー…がっかり。

向こう側に回っても撮りにくい場所だったので、後ろ姿で我慢です…。

 

入口近くの萩のトンネル。

見ごろは9月ということで、残念ながら終了していました。

でもね、ちょっとだけ見つけたよ。

 

少しだけ残っていた萩の花。

待っててくれてありがとー!

 

このあたりまででぐるっと一周です。

 

殿ヶ谷戸庭園は、「武蔵野の野草と湧水」を楽しむ庭園で、カタクリなどのかわいいけど地味な花が中心です。

バラとか派手な花は咲いていないので、正直とっても地味。

都立庭園とはいえ、広さもそれほどではなく、ぐるりと見るなら30分、休憩を入れても1時間もあれば十分です。

紅葉の時期以外はすいていて、のんびり散策できるのが魅力です。

派手な花が無くても、季節を感じられるんだなぁと知った場所です。

次郎弁天池のあたりはアップダウンが激しいのですが、紅葉亭や萩のトンネルのあたりまでは平らな場所がほとんどなので、車いすでも散策が楽しめます。

 

とってもきれいな紅葉もおすすめですが、そうじゃない時ものんびり散策するのに良いですよ。

紅葉など見ごろの植物については、殿ヶ谷戸庭園のTwitterで最新情報を知ることが出来ます。

 

入口にある看板にも、今の見ごろ写真が地図と共に紹介されています。

 

さて、殿ヶ谷戸庭園も堪能したし。

時計を見ると、10時をまわったところ。

よし、次に行きたいお店の開店時間だな。

と、庭園を出ようとしたとき。

 

一旦通り過ぎて、慌てて戻ったね。

※虫が苦手な方は画像を2枚飛ばしてください!

 

なんかいる!!

 

そーっと近づいてズームにすると…。

 

ぎゃーーーー。

 

 

 

…なんでキミはここに?

私は虫が本当に嫌いなのですが、あまりの造形美に思わずまじまじと見てしまいました…。

 

さて、本日はここまでです。

10時の開店時間を迎えたので、あの店とあの店とあの店とあの店に向かいます。

全部初めてのお店です。

どこで何を買ったのかは、また次回に。

次回もぜひご覧になって下さいね。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

 

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殿ヶ谷戸庭園 ⇒ https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index036.html

 

 

 

オマケ☆

 

10年分のブログの中から、「クリスマス」でブログ内検索をしてみました。

2019年12月、六本木ヒルズのクリスマスマーケットを楽しんでいました。

キラキラのオブジェが光る中でホットドッグを食べたり、グリューワインを飲んだりするのが毎年のささやかな贅沢でした。

2020年はどうなるのか調べたのですが、けやき坂のイルミネーションは点灯するようですが、クリスマスイベントについては詳細が不明でした。

https://ameblo.jp/mimimisuke/entry-12560282279.html?frm=theme