【食べて応援!】東北三県の麺料理を食べてみた! | お出かけ大好き  みみみのごはん

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今年もまた、3月11日を迎えました。

東日本大震災で被災されたすべての皆様に 心よりお見舞い申し上げます。

 

まずはじめに、毎年の事なのでご存知だと思いますが、Yahoo!JAPANが毎年行っている「Search for 3.11」についてご紹介します。

2020年3月11日 0時00分~23時59分までの間にYahoo!JAPANで「3.11」と検索すると、ひとりにつき10円がYahoo!JAPANから復興支援のために寄付されます。

(検索した方の負担はありません)

寄付先など詳細については、こちらをご覧ください。

忘れずに、検索して下さいね。

 

 

◆食べて応援!東北三県の麺料理を食べてみた!

 

 

 

3月11日が来るたびに、東日本大震災から立ち上がろうとされている方々に、私は何ができるんだろうと考えます。

いつも思うばかりで、大それたことは何も出来ていないのが現状で、恥ずかしくなります。

 

でも、小さなことでも何かしたい!忘れないってことを伝えたい!

今の私に出来る事は、「食べて応援すること」。

 

というわけで、今回は東北三県  福島県、宮城県、岩手県の美味しい麺料理を食べてみました。

それぞれに特徴的な美味しい麺料理があったんです!

 

ちょうど当ブログの10周年の企画で、各アンテナショップを巡っていたのでラッキーでした。

岩手県のアンテナショップで2種類の麺を買いましたよ。

しかし、あえなく時間切れで、宮城と福島のアンテナショップにこの日は寄れず。

でも、近々出直そうと思っていたところに、この「コロナ」ですよ。

 

宮城県の麺は1種類はネットで購入し、もう1種類はスーパーで見つけて購入しました。

しかし、福島県の麺が1種類しか手に入れられませんでした。

でも、その分おいしいスイーツを購入しましたので、併せてご紹介します。

 

ご出身の方、現在お住まいの方などには、「なぜそのお店?」「なぜその商品?」と思われることもあると思いますが、今の私が手にできるものということで、どうぞご了承ください。

 

では、参りましょう。

 

◆ 岩手県

 

① じゃじゃ麺

 

盛岡市で食べられている麺で、「盛岡三大麺」のひとつです。

(ちなみに残りの二つは、わんこそばと盛岡冷麺)

これは、名前からイメージする「ジャージャー麺」とは似て非なるオリジナルの麺料理です。

平打ちのうどんのような麺に、肉味噌とキュウリをのせて、辣油やおろし生姜、ニンニクなどをかけて混ぜて食べます。

 

「白龍パイロン」の創業者が、戦前に中国で食べた「炸醤麺」を終戦後に盛岡でつくり、日本人の口に合うようにアレンジをしたのが「じゃじゃ麺」と言われています。

 

 

麺、肉味噌、紅しょうが、にんにく、おろししょうが、ラー油 が入っています。

 

作ってみました。

麺を茹でるだけなので簡単です。

 

じゃん!

 

ごめんなさい、きゅうり買い忘れました…青菜で許してください。

 

混ぜて食べます。

まさにうどんって感じの麺で、味噌が良く絡みます。

味噌の中には、ゴマやクルミが入っているので色は黒め。

ジャージャー麺のような辛味は無く、ちょっとしょっぱい感じです。

ボリュームもあって、満足感がありますね。

そして食べ終わったら、その器に肉味噌を足し、生卵を割り、ゆで汁を入れてかき混ぜたスープ「チータンタン」にして飲むのがお約束なんだとか。

私もやってみましたが、なんか常連になったような気分になれました(笑)

 

 

② 釜石ラガーラーメン

 

釜石と言えば、新日鉄釜石が強かったラグビーのまち。

鉄鋼関係者が多かったので、短い昼休みにパパッと食べられるように生まれたのが「釜石ラーメン」でした。

 

釜石市は東日本大震災の津波でとても大きな被害を受けたけれど、2019年市民の力でラグビーワールドカップを誘致しました。

釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで行われた試合で、たくさんの大漁旗がふられていたのをニュースなどでご覧になった方も多いと思います。

 

そんなことを思い出しながら、「岩手釜石ラガーラーメン」をいただきます!

 

 

本当は炒めた野菜などを入れるみたいなんですけど、チャーシューとネギですみません。

 

平打ちの麺にこってりしたスープは、ピリ辛のみそ味。

ニンニクも入っていて、これは力が出そうです。

キャベツやモヤシを炒めてのせたら、さらにおいしいだろうなぁ。

 

 

◆ 宮城県

 

① 白石温麺

 

白石温麺(しろいしうーめん)は、今から400年ほど前に、白石の城下町に住んでいた青年により誕生しました。

 

青年は、胃腸が弱く病弱な父親を心配し、消化が良く元気が出る食べ物は無いかと探していました。

ある時、旅の僧から油を使わず消化の良い麺の製法を授かり、この麺を作り上げました。

父親は、おいしい麺を食べ、元気になりました。

 

この麺は城下で評判になり、白石城主 片倉小十郎にも献上されました。

味はもちろんのこと、父親を思う青年の気持ちに感動した片倉小十郎は、人を思いやる温かな心が生み出した麺という意味を込めて「温麺」という名前をつけたのだそうです。

 

image

 

白石温麺は各社が作っていますが、共通しているのは、長さが9センチくらいと短く、材料が小麦粉・塩のみというところです。

温麺も素麺の一種なのだそうですが、通常の素麺は生地を延ばすときに互いがくっつかないように油を使うのに対して、温麺は油を使わず、打ち粉を付けながら延ばすのだそうです。

 

ではさっそく、白石温麺をいただいてみましょう。

父が宮城県の出身なので何度か食べたことがありますが、すごく久しぶりでうれしいです。

 

家にあったもので、油揚げ、人参、青菜、ネギを入れました。

 

 

食べてみると、この9センチくらいの長さが絶妙であることがわかりました。

ひとすすりで、つるっと口に入る感じ。

そして素麺とは違い、なんというか優しい食感です。

これは、年配の方はもちろんですが、お子様でも、短いから食べやすいだろうなと思いました。

 

 

② 仙台中華そば みずさわ屋

イトーヨーカドーの東北応援フェアで購入しました。

 

 

JR仙山線 陸前落合駅から徒歩9分にある人気店だそうです。

細めのストレート麺は、きっとお店の麺をイメージして作られているのでしょう。

硬めにしてつるつると食べやすく、ああ、好きだなぁこれ。

スープに脂はあるのですが、醤油味のシンプルでだしの効いた味がすごく好みです。

この商品は店主さん監修ということですが、お店での出来たての味にはとうていかなわないでしょう。

いつか仙台に行ったら、本物をお店で食べてみたいです。

 

他にも宮城県の会社が作っている商品をいろいろ買いました。

 

「焦げやすいのですが」っていう書き方がなんか優しいなって思ってしまった。

 

さつま揚げを焼いて、大根おろしとポン酢で食べるのがたまらなく好き。

 

 

◆ 福島県

 

 

喜多方ラーメン

 

福島県喜多方市のご当地ラーメンで、日本三大ラーメンのひとつと言われています。

(あとの2つは、札幌ラーメンと博多ラーメン)

昭和2年に中国出身の「源来軒」創業者が、屋台で「支那そば」を売ったのが原点。

 

スープはしょうゆ味で透きとおっています。

麺は平打ちで太麺、ねぎ、メンマ、なるとなどがのっています。

 

 

作ってみました。

確かに透きとおったスープ。

 

麺は平打ちで太めです。

 

太麺で、食べ応えがあります。

スープは見た目は脂ギラギラに見えますが、味わいはそれほどしつこくなくあっさりです。

 

かなり前ですが、喜多方を訪ねたことがあります。

どのラーメン屋さんに行ったらいいか、地元の方何人かに聞いたのですが、皆さん「どこもおいしいよー」と(笑)

「坂内さんはいつも混んでるねー」と言われました。

しかし、行列有名店じゃないところに行きたくて、ちょっと調べて訪ねたのが「食堂 なまえ」というお店。

 

閉店間際の小さなお店では、おうちの子供たち?近所の子供たち?が普通に食事をしていて(笑)なんともアットホームな感じでした。

そして驚いたのは、そこで何気なく出されたラーメンのおいしいこと!

透きとおるようなスープに、極太の麺。

忘れられない味でした。

今もあのお店が営業されていると知り、いつかまた訪ねてみたくなりました。

 

福島県の麺類がほかに手に入らなかったので、東北応援フェアで購入した福島関連の甘いものをご紹介します。

 

酪王カフェオレと、酪王カフェオレホイップ使用パンケーキ

 

酪王カフェオレは、福島県郡山市にある「酪王乳業(株)」の商品で、1976年発売の人気商品。

飲んでみると、ただのコーヒー牛乳ではなくて、コーヒーの味が強くそれはまさにカフェオレです。

これ、おいしい!

多分、福島のアンテナショップでも売っているでしょうから、落ち着いたら買いに行きます!

確か、どこかのスーパーでも見たような。

見つけたらぜひ召し上がってみて下さい。

 

山崎のパンケーキも、ふわふわのパンケーキに、カフェオレ味のホイップがたっぷりでおやつに最適でした。

 

会津ちーずまんじゅう くいっちぃ (お菓子の蔵 太郎庵)

 

これ、すごい。

中に入っているのが、チーズあんとか、チーズクリームじゃなくて、ほぼナチュラルチーズ!

食感もベビーチーズとかを噛むような、そんな感じ。

もちろん甘さはあるのですが、その食感とチーズチーズした味がすごいです。

チーズ大好きな方に、ぜひ召し上がって頂きたいです。

イベントやアンテナショップなどで見かけたらぜひ!

 

 

さて、いかがでしたか?

同じ麺類でも、いろいろな種類があって面白く、おいしくいただきました。

いつか現地で本物を食べてみたいです。

 

小さな小さなことでも、忘れないよ、応援しているよって伝えたいです。

この時期、東京でも東北を応援するフェアがスーパーなどで行われていますね。

今は遠出は難しいかもしれませんが、もしお買い物の時など、東北三県、茨城県などの商品を見かけたら、積極的に食べて応援!ご一緒にいかがですか?

 

 

 

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