久しぶりに西荻窪を訪ねることにしました。
JR中央線の隣駅「吉祥寺」にはよく行くのに、西荻にはしばらく降りていません。
西荻窪はちょっと独特なところで、小さくて個性的なお店が点在していますよね。
私は以前、アンティークやレトロ雑貨を探すためによく来ていました。
どこか美味しいランチは無いかなと検索してみたら、ちょっと気になるお店があったので訪ねてみます。
商店街の頭上に、有名なピンクの象。
JR中央・総武線 西荻窪駅から徒歩3分くらい。
商店街を抜けて、ごく普通の路地に突然現れる異空間。
「Re:gendo りげんどう」
島根県石見銀山にある「群言堂」というお店プロデュースなのだとか。
群言堂は、こだわりの洋服、服飾小物や生活小物などを販売しているお店です。
古きを活かし、新しい価値を創造する「復古創新」という考え方なのだそうです。
西荻窪の「りげんどう」は、昭和初期に建てられた古民家を島根の職人さんたちを中心に修復し再生されました。
りげんどうでも、群言堂の生活雑貨や衣類を購入することが出来ます。
では、まずはランチを頂きましょう。
基本的には、予約の方が多いお店です。
私は予約をしていませんでしたが、開店直後に訪ねたし、1人だったのでカウンターに座ることが出来ました。
皆様は、公式ページの予約受付時間等をお確かめの上、予約をされた方が安心です。
カウンターには5人ほど座れましたが、あっという間に満席になってしまいましたから。
ランチは2種類。
「むすび膳1500円」と「にぎり野菜寿司膳1500円」
月の前後半でメニューが変わるようです。
こちら、1月後半のメニュー
【むすび膳】1500円
・寒鱈と冬野菜のレモンバター醤油蒸し
・季節の小鉢3品
・土鍋で炊いたおむすび2個
・お味噌汁
・自家製ぬかづけ
【にぎり野菜寿司膳】1500円
・季節の野菜寿司 5貫
・季節の小鉢 4品
・お味噌汁
・自家製ぬか漬け
私が席に着いたときまだ人が少なかったので、お店の方に許可を頂き近くを撮影しました。
私が座っていたカウンター
どこか懐かしいような、穏やかな景色です。
私から見える範囲では、お客様は全員女性でした。
若い方が多めですが、少し年齢が上の方もいらっしゃいました。
映画のセットですか？と言いたくなるような、ぬかりない感じがします。
つるを編んだ、おしぼり皿の破壊力。
そして、お料理が到着！
むすび膳 1500円
ひゃあー！おいしそう！
となりの席に座っていた女性が「これが正しい食事よね」とおっしゃっていました。
うん、わかりますよ、私も確かにそう思います。
メインの寒鱈と冬野菜のレモンバター醤油蒸し
レモンのさわやかな香りと、バターの旨味。
和食なのに、どこか洋風の感じもあります。
土鍋で炊いたおむすび+かつおのふりかけ？
おむすびサイズの海苔もついていました。
小ぶりのおむすびは、程よい炊き加減と美味しいお米。
足りない方には、おかわりむすびが2個入り180円です(笑)
大好きな高野豆腐も、こちらではぷるんぷるんのやわらかさ。
私が煮ると、スポンジみたいになっちゃうのに…。
干しシイタケも噛むとじゅわっと旨味が出てきて、なんともおいしい。
小鉢は、にんじんの酢の物で柚子の皮が入っていい香り。
舞茸と昆布の煮物も歯触りが残り、噛むたび楽しい。
1500円はランチとしてはちょっと高めですが、これだけ丁寧につくってあるお食事なら大満足。
一皿一皿味わって、大切に食べたくなるおいしいお料理でした。
既に月が替わっていますので、メニューも変更になっています。
公式ページに載っていますので、ぜひご覧になってくださいね。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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