最近、旅行に行けていません。
せめて旅行気分だけでも味わおうと、ホテルのモーニングビュッフェを楽しむことにしました。
ほとんどのホテルで、宿泊者以外でも朝食が食べられますよね。
でも、調べてみると、有名ホテルはどうしても高額に…。
しかもその後の予定を考えると、新宿で食べたかったんですよね。
その中で比較的安価だったのが、新宿プリンスホテルでした。
ただ…プリンスホテルの料理にはあまり良い思い出が無く、かなり前に行ったレストランでの食事やビュッフェが今一つだった印象があり…。
でも、あれからずいぶん時間も経っているのだから、変わったかな?
そして、10月に行われた天皇陛下の即位の礼の祝宴「饗宴の儀」の料理が、プリンスホテルのシェフだった…と聞いたことも好印象でした。
いやもちろん、モーニングで各国の大統領などと同じ食事を食べようと思ったわけではなく(笑)
それに、ホームページに「ワールドブッフェ プリンスマルシェの朝ごはん」と書いてあったのが気になりました。
なんでも世界の朝ごはんがたべられるのだとか。
よし、新宿プリンスホテルのモーニングビュッフェを食べに行くよ!
休日の朝、7時半に新宿プリンスホテルにやってきました。
入口は歌舞伎町に近いですよね。
朝食会場は、地下2階の「ブッフェダイニング プリンスマルシェ」です。
入口には数人の行列がありましたが、どんどん案内されて自分の番になりました。
「宿泊していなくても食事ができますか?」と聞くと、「もちろんです。こちらで先にお会計を」と言われて、2500円とサービス料250円で2750円を支払いました。
案内されて初めて入ったレストランは意外と狭い印象です。
そこに、たぶん8割方が外国人観光客で、アジア人もいましたが、どちらかというと欧米人っぽい人の方が多く、まるで私の方が旅行者で、外国にいるみたい。
すごくガヤガヤワイワイしていて賑やかな感じです。
さ、お料理を頂きましょう。
サラダチキン、ボローニャソーセージ、スマッシュドアボカド(オーストラリアの朝食)、小海老のマリネ
サラダコーナー 水菜、ロマネスコ、ミニトマト、リーフ類、ミックスビーンズ
トッピング用か、フライドオニオン、クルトン、キヌアパフがありました。
ドレッシングが数種類、オリーブオイルやバルサミコなどもありました。
食パン、クロワッサン、パンオショコラ
すぐ後ろにオーブンがあって、時々ざざーっとクロワッサンなどが焼きたてで出されているようでした。
トースターもあり、自分で焼くこともできるようです。
手前のせいろが「肉まん」
となりのお鍋?が香港風やきそば。
中華系の朝ごはんですね。
私が後で食べようと思ったときにはせいろが空で、補充されず。
香港風やきそばも残った野菜がちょっとだけ入っているだけで、帰るまで補充されず。
スタッフの方はどなたもすごく忙しそうで、声をかけづらい。
黒いお鍋の中は、エジプト風オクラのトマト煮込み「バミヤ」がありました。
ここでオムレツを作ります!みたいなスペースはあるのですが、シェフはおらず。
しばらく待ってみたけど戻る様子がないので、近くを走り抜けたスタッフに「オムレツはどこで頼むのですか?」と聞いたら、「○○さん!オムレツお願いします!」と叫んでくれました。
明らかに嫌な顔を一瞬したシェフでしたが、私には飛び切りの笑顔で「3種類から選べますが」と(笑)
竹炭、ケール、プレーンの3種類があるそうです。
また並ぶのが嫌だったので、「竹炭とケールで!」と2種類注文。
手際よく作られていくオムレツ。
あ、これは竹炭なのでよく見えないけど(笑)
オムレツには、チーズ、ハム、オニオン、マッシュルームが入れられるそうで、ケールにはチーズとオニオン、竹炭にはマッシュルームを入れてもらいました。
ケチャップかデミグラスソースを自分でかけられました。
お、我ながらケチャップ上手!(笑)
朝の定番 スクランブルエッグ、ベーコン、ウインナーもありました。
右側は、どらやきサイズのパンケーキ。
真ん中は、世界の朝食 フランスの「グラタンドフィノワ」。
ジャガイモのグラタンです。
左端はフライドポテトです。
ドリンクコーナーはこんな感じ。
シトラスアイスティー、ベジタブルフルーツミックス、オレンジジュース、烏龍茶、ミルク、トマトジュース
いろんなお茶のティーバッグ。
ホットコーヒーもありました。
そして、第一弾のお皿はこんな感じ。
お椀の中は、エジプトのオクラトマトスープ。
鶏肉も入っていて、栄養満点という感じのスープでした。
フライドポテトに、フランスのポテトグラタン、サラダとサラダチキン、ボローニャソーセージ、スマッシュドアボカド(オーストラリアの朝食)。
私が意外にも気に入ったのは、スマッシュドアボカドでした。
ハムと玉ねぎ?を炒めて、アボカドを混ぜた感じ。
シンプルだけどすごくおいしかったです。
トーストにも合いそう。
こちらケールのオムレツ。
ケールの味や香りは感じませんでしたが、何となく体によさそう(笑)
そしてチーズとオニオンもすごく合っていておいしかったです。
さあ、今度は和食を楽しもうかな。
白いご飯、赤出汁、なめこ、ねぎ、 焼さば、さば味噌煮…ん?
さば?
私にはサンマに見えちゃうんですけど…気のせいですかね。
なめこ、かつおぶし、大根おろし、ネギ、のり、わさび。
これ何?と思ったら、奥に白い布を被ったものが。
…お蕎麦でした。
わかりづら。
イカの塩辛、納豆、玉子焼き、漬物各種、タケノコ土佐煮、味付け海苔
おかわり2回目はこうなりました。
イカの塩辛(世界の朝食 日本)、タケノコの土佐煮、なすの漬物、たくあん、玉子焼き、焼さば、さばの味噌煮(さんま?)、なめこおろしそば、白飯
いやあ、なんだかんだ言っても、ホカホカの白飯にイカの塩辛おいしいですよねぇ。
おそばは、ゆで置きなのでムニュムニュなのが残念ですが。
でも、なめこおろしそばにしたら、おいしかったです。
でも、外国の方になめこおろし伝わっていたかな。
とにかく外国の方が多いのだから、なめこおろしのこととか英文などで説明があったらいいのにな。
イカの塩辛や納豆とかもね。
知らないで食べたら、え?だけど、知っていればおいしく食べてもらえるかもしれないし。
せっかく日本を訪ねてくれたのだから、おいしい日本食を食べてもらいたいです。
クロワッサンが焼けました。
ロマネスコ多めのサラダ、玉子焼き、ウインナー、ベーコン、クロワッサン、カボチャプリン、スマッシュドアボカド、グラタンドフィノワ、フライドポテト
ドリンクは、トマトジュースに始まって、烏龍茶、シトラスアイスティー、ホットルイボスティーなどを飲みました。
ヨーグルト、シリアル数種類、ストロベリーソース、ブルーベリーソースなどがありました。
パンプキンプリンは数量限定だったのか、すぐになくなってしまいました。
オレンジとぶどうを食べました。
フルーツはこの他に、パイナップルやキウイがありました。
欧米人の方々は、朝食はあまり召し上がらないのか、フルーツやサラダなどを盛っていました。
日本の朝食、気に入っていただけると良いのですが。
さて、新宿プリンスホテルの朝食、いかがでしたか?
ホテルらしく接客は丁寧で食事も普通においしかったのですが、いくつか気になったことがありました。
ます、料理が無くなっても補充されず、客から指摘されるまでそのままでした。
ビュッフェに行くと、せいろやメインの料理などフタがあって中が見えない料理でも、お店の方が定期的に見回っている姿を見ます。
いつまでも補充されないなんて、残念ですよね。
それから、空いたお皿などを下げてくれないのも気になりました。
お客様が帰って席が空いたら、お皿などを片付ける…と決まっているようで、座っていると全く下げてくれません。
下げ台のようなものもあったのですが、そこはたぶん待ちきれないお客様がむりやり戻したと思われる、詰め込んだ感じにトレーやお皿が重なっていました。
安いレストランの食べ放題などでお皿を下げてくれないところはありますが、ホテルのビュッフェでこんなにお皿がたまっているのは初めて見ました。
最後は、日本食がちょっとさみしいなということです。
和食を召し上がる外国人観光客の方々に、和食のおいしさをもっと伝えてほしいです。
何となく苦情ばかりになってしまいましたが、久しぶりのホテルの朝食ビュッフェを楽しみました。
世界の朝食メニューが楽しかったので、もっといろいろ紹介してほしいです。
今回は、私としてはあまりおすすめできない感じなのですが、どんなだったのか報告したくて記事を書きました。
ごちそうさまでした。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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