農園の手紙舎で野菜ランチ。 | お出かけ大好き  みみみのごはん

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先日鎌倉へ行った時、念願の「手紙舎」を訪ねることが出来ました。

その記事を書くために、帰ってからいろいろ調べていたら、他にも店舗があり、中にはカフェやレストランがある事を知りました。

さらに、その中の「農園の手紙舎」というお店にひかれたんです。

 

「農園の手紙舎」は、栃木県鹿沼市のレストラン「アンリロ」のオーナーシェフ・上村真巳さんがメニューを手掛けている、とれたての無農薬野菜と炊き立ての土鍋ごはんが味わえるお店です。

 

ふむふむと読んでいると、最寄り駅が西武線の「西武立川駅」であることがわかりました。

ん?西武立川ってどこかで聞いたことあるな…。

そしてすぐに思い出しました。

それは、以前訪ねた「かいじゅう屋」というパン屋さんの最寄り駅だったんです。

 

お、それなら、かいじゅう屋のパンも買えるな!と思い調べてみると、なんと同じ「鈴木農園」の敷地内にある事がわかりました。

これは行かなくちゃ!

というわけで、とっても素敵な時間を過ごしてきたのでご紹介します。

 

と、その前に「農園の手紙舎」は完全予約制です

事前に電話か公式サイトから予約をする必要がありますのでご注意くださいね。

 

では、西武立川駅からスタートです!

 

西武新宿線 拝島行きで、西武新宿駅、高田馬場駅から50分くらいです。

 

北口に降ります。

 

 

駅から徒歩15分ほどですが、くるりんバス(立川市民バス)西砂ルートでも行くことが出来ます。

…が、私は歩いて向かいます!

 

グーグル先生の言う通り、畑が続く道へ(笑)

 

さっき道路をそのまま進んでも、多分時間は変わりませんが、こっちの方がおもしろいのであえて先生の言うとおりに(笑)

 

狭山茶、かな?

 

近くに烏骨鶏がいるのね。

 

低空で飛行機が。

たぶん米軍横田基地の飛行機かな。

 

突然、大きな木が見えてきました。

右側の大きな木の下が、目指している鈴木農園です。

 

パン工場 かいじゅう屋の看板。かわいい。

 

そして水曜日と土曜日のみ「鈴木農園」の野菜即売所が営業。

この日は水曜日だったので営業していました。

 

 

農薬や化学肥料を使わないことで、安心安全だけでなく、野菜本来の味を感じられるとのこと。

 

以前は、火曜と土曜に直売所を営業していたそうですが、毎週水曜と土曜に変更になったそうです。

ご注意を。

 

思った以上にたくさんの方が野菜を買いにいらしていました。

 

赤い屋根が、パン屋さんのかいじゅう屋。

まだ開店前で、地元の方でしょうか、お店が開くのを待っていました。

 

かいじゅう屋は、火、金、土が10時~16時、水曜日は「カラフルサンドイッチの日」で11時~14時です。

水曜日ですから、この日は

 

サンドイッチの日!

新しいパンは焼かないそうですが、日によっては前日焼きのパンが並ぶことがあります。

どんなサンドイッチが出るのか、パンが並ぶのかは、前日の夜、公式ブログにて発表されます。

 

パン屋さんの開店が11時、農園の手紙舎の予約が11時。

ああ、どうしよう。

というわけで、10分ほど前に到着し、パン屋さんの開店を待ってみました。

幸運なことに、この日は早めに開店。

 

前日焼きのパンが少し。

 

まるぱん2個入り260円、プチフランスぱん200円

 

酵母スコーン2個入り390円、とうもろこしクッキー380円、甘夏ピールマフィン250円

 

そして、今日のサンドイッチは。

 

 

・チリコンカンバーガー 530円

・新玉ねぎたっぷり香味ダレチキンバーガー 530円

・ハンバーグ&ズッキーニステーキバーガー 530円

・フェンネルとトマトのホットサンド 480円

 

ホットサンドは焼きたてのアツアツがもらえるみたいです。

入口にあるベンチでアツアツを食べるのもいいですね。

今回はこの後ランチだからがまん。

 

買ったのはこんな感じ。

 

まるぱん、スコーン、とうもろこしクッキー、チキンバーガー

 

持って帰るけど、チキンバーガーがどんなになっているか、ちょっとのぞいてみますか?

 

あ、パンがふわふわすぎて、包むときに一緒にたたまれちゃったな(笑)

 

新玉ねぎたっぷり香味ダレチキンバーガー 530円

サニーレタス、鶏からあげ(新玉ねぎの香味ダレのせ)、大根ときゅうりのピクルス、スイスチャードとアマランサスのごまあえ

 

とりあえず、袋を閉じて持ち帰りました。

味の感想は最後に。

 

キミ、かわいいね。

看板犬だよね?

 

かいじゅう屋にも次々と人が。

 

と、なんか鳴き声がする…。

そっちに近づくと…。

 

ヤギさんでした。

お、おじゃましております。

 

そうこうしているうちに、そろそろレストランが開く時間。

 

 

 

これ、なんだろう。

 

中をのぞいてみたら、おままごとセットが。

これは子供たちの秘密基地ですね。

 

 

 

私の他に、4人くらいのグループが開店を待っていました。

 

そして時間になると白い扉があいて、店内へ案内されました。

 

あらあ、なんか素敵。

外から見た印象とまたちょっと違って、外見は倉庫みたいだったけど(笑)、中は山小屋みたい。

どうやら、前は蔵だったみたいです。

まるでおとなの隠れ家。

 

窓からの景色も、一枚の絵のような。

 

ランチマットがあじさい。

おてふきが、昔駅弁とかに入っていたような紙の四角いやつ。

か、かわいいじゃないか。

 

メニューが来ました。

 

 

【メニュー】※季節などによって変更があります。

 

・農家の定食 1680円

・本日の一品料理(栃木しゃものソテー山椒みそ) 1100円

 

・季節の甘味 650円

 

・手紙舎自家焙煎コーヒー農園ブレンド 500円

・手紙舎自家焙煎アイスコーヒー 550円

・東京狭山茶 深むし茶  500円

・季節の自家製果実シロップ 650円

・カフェオレ 600円

・ハートランドビール小瓶 600円

・果実シロップサワー 780円

・日本酒 志太泉 純米吟醸 にゃんカップ 700円

 

一品料理は取り分けることを想定して作られていて、結構量があるというので今回はあきらめました。

なので、今回は「農家の定食」と「季節の甘味」を頂くことにしました。

 

 

 

 

店内には、マスキングテープや祝儀袋、トートバッグなどの雑貨が販売されていました。

レストランは完全予約制ですが、こちらの雑貨などのお店の方は自由に入れるのだそうです。


 

ほどなく、前菜がやってきました。

 

 

 

わお。

カラフルでかわいい。

そしてすごくおいしそう。

 

1点ずつ、丁寧に説明してくださいます。

 

「トマトとクスクスの和え物」

酸味があって、クスクスがムチムチした感じです。

すごくさっぱりしています。

 

きゅうりと寒天の水キムチ

 

寒天が漬物になった感じ!すごく面白いです。

キュウリも皮をとったらメロンみたいなかわいい色合い。

ところどころピリ辛。

 

大根ステーキ 

 

もろみみそがのっています。

大根ステーキをおいしくしているのは、粉をはたいてから焼いている事。

そうか、今度やってみよう。

 

新玉ねぎのフライ 味噌マスタード

 

火を通すと玉ねぎはちょっと甘くなる気がします。

味噌マスタードは、初体験の味でしたが、甘い玉ねぎとよく合いました。

 

そして最後は、一番私が美味しいと思ったもの!

 

ズッキーニと新玉ねぎのトルティージャ


トルティージャとは、スペインオムレツの事。

でも今回は卵は入っておらず、牛乳と小麦粉でできているのだとか。

むっちりしていて、クリームコロッケの中身が固まった感じ。

これ、おいしかったなぁ。

これだけをホットケーキみたいにホールで食べたい(笑)

 

途中でお店の方が「何か質問ありますか?」と聞きに来て下さったので、このトルティージャの事とか、上にのった赤い葉っぱの事を聞きました。

ちなみにこの赤い葉っぱは、アマランサスの葉っぱだそうです。

お店の方が「特に味がするわけじゃないんですけどね」とおっしゃっていましたが、食べてみるとホントに特に味が無い(笑)

たとえば苦いとか、青臭いとか、甘いとかあるかと思いきや、ほぼ無味無臭で笑ってしまいました。

でも、色が本当に綺麗です。

 

野菜の前菜を楽しみながら食べていると、「ご飯が炊けました」とコロンとした土鍋を持ってきて、中を見せてくださいました。

土鍋で炊いたってだけで、絶対間違いないよね!

 

右側のコロンとした方がご飯が炊けている土鍋。

 

お米は栃木のお米。

銘柄も伺ったのに失念…ごめんなさい。

 

綺麗なご飯!

そして、炊き立てのいい香り。


私が子供のころ、毎朝母がお鍋で炊いていたごはんの香りとフタがカタカタいう音で目覚めたことを思い出しました。

炊飯器とはちょっと香りが違う気がしました。

 

なにもつけずにそのまま食べてみると、なんか甘い!

旨みと甘みがどっとやってくる感じ。

やっぱり白米最強ですね。

 

そしてやってきたのが…

 

スイスチャードと新玉ねぎのお味噌汁

 

スイスチャードのサラダは食べたことが何度かありますが、お味噌汁は初めて。

なんというか、独特の香りがちょっと苦手…。

 

そして、ご飯を食べるための。

 

ごはんのおとも

わ、なんかおもしろいのきた。

 

近くの養鶏場から買っている卵の半熟煮卵、裏庭に生えているフキで作ったきゃらぶき、塩昆布、キュウリと大根のぬか漬け、真ん中の瓶は、醤油と野菜を乾燥させて出来たふりかけです。

ご飯がどんどんすすんじゃう。

 

ふふ。

 

お醤油ふりかけ。

瓶を見た時は、米ぬかでも入っているのかと(笑)

食べてみると、とにかく香ばしくて思ったほど塩辛くなかったです。

 

ここで白米をおかわりすることもできるのですが、ちょっと待った。

このあと、炊き込みご飯が来るんですよ。

 

お店の方の話しでは、先日までは鮭(マスだったかな?)と梅干だったそうですが、今回は初夏バージョンということで「いぶし鮎とたけのこの炊き込みご飯。

 

やっぱり土鍋を持ってきて中を見せてくれました。

そして「どれくらいよそりましょうか」と聞くので「しっかり一膳食べます!」と言ってみました(笑)

 

 

真竹はこのあたりには全然なくて、栃木から送ってもらっているのだそうです。

季節のものなので、いつまで使えるかはちょっとわからないとか。

 

粒の山椒の塩漬け?も入っていて結構ぴりっとします。

シンプルな感じなのに、その組み合わせが良いのか、おいしくてパクパクと食べてしまいました。

 

そこに係の方が「白米でも炊き込みご飯でもおかわりできますがいかがですか?」とやってきました。

 

…食べちゃう?

 

 

おいしかったー!

小ぶりのお茶碗とはいえ、ご飯3杯は食べ過ぎでしょ。

反省しております。

 


そしてデザートに季節の甘味!

 

季節の甘味

レンズマメの餡、梅のコンポート、しらたま、キウイ2色、ほうじ茶アイス

 

タイが泳いでる感じの最中の皮も、パリパリしてすごくおいしいです。

レンズマメの餡は、めちゃくちゃさっぱりです。

全体的に大人の味ですね。

 

 

なんだか穏やかで贅沢な時間。

今度は母を連れてきてあげよう。

 

 

さて、最後に感想です。

 

まず、かいじゅう屋のチキンバーガーですが、からあげが3つも入っていて野菜もたっぷりでおいしかったです。

ただ、やはり生ものなのでたくさん買って帰れないし、時間がたったらおいしさも半減してしまいます。

サンドイッチの日はパンを焼かないので、やっぱり普通営業日に来て、パンを何種類か買って帰りたいなと思いました。

 

そして農園の手紙舎、すごく気に入りました。

野菜が少しずつならぶ前菜や、ちょっとしたご飯のおともで食べるご飯を、物足りないと思われる方もいるかもしれません。

これは完全に好みの問題だと思うのですが。

 

私がイメージする「農園レストラン」みたいなのって、「山菜の天ぷら」「大根の煮つけ」みたいなものをずらりと並べた、おばあちゃんちの夕ご飯みたいなものだったのですが、来てみたら全然違いました。

トルティージャに寒天の水キムチ。

なんておもしろくておいしいんでしょう。

いぶし鮎の炊き込みご飯なんて初めて食べたし。

 

素人のワタシでは到底考えつかないような野菜料理。

そしてお店のスタッフの方の接客が穏やかで丁寧で、気持ちよく過ごせました。

 

「こういうところ」が好きな方、楽しめる方にはきっと素敵なお店なのではないでしょうか。

 

 

 

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

 

 

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