【平成】そういえば、最近クイニーアマン食べました?#9周年企画④ | お出かけ大好き  みみみのごはん

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「お出かけ大好き みみみのごはん」が9周年を迎えて、平成を振り返る企画を始めました。

 

今回取り上げるのは、「クイニーアマン」です。

 

クイニーアマンは、フランスのブルターニュ地方の伝統的なお菓子です。

クイニーアマンが誕生した1860年頃のブルターニュでは、バターはあるのですが小麦粉が不足していました。

そのため、たっぷりとバターを使ってパンを焼いてみた所、パンとしては大失敗。

しかしそれがバターたっぷりのおいしいお菓子になったというのです。

 

調べてみると、日本では平成10年(1998年)ごろに流行。

でも、ティラミスやナタデココなどのブームほどではなく、いわゆる「静かなブーム」に。

その後も数年ごとにセブンイレブンなどが袋入りの菓子パンとして販売している模様です。

 

クイニーアマンかぁ、懐かしい。

そういえば、そんなのあったなぁ…。

 

そう思いながら、新宿のデパ地下を歩いていたら、あれ?クイニーアマン今も売っているじゃないですか。

 

みなさま、最近 クイニーアマンを召し上がりましたか?

(私はたぶん、ブームの頃以来食べていません)

 

気になって、数軒のパン屋さんを見てみると、結構いろいろ売っていることに気付きました。

なぜ?

あれ以来、定番として定着したのでしょうか。

それとも、私が食べていないだけで、みんな大好きなパンなの?

 

平成に流行したパン、せっかくだもの食べ比べてみましょうよ。

 

というわけで、クイニーアマン食べくらべ、始まります!!

 

 

① PAUL ポール (京王新宿店)

 

クイニーアマン 292円 発酵バターを折り込んで焼きあげた、ブルターニュ地方の伝統菓子

 

直径約7㎝ 厚み約6㎝

 

デニッシュ風、空洞があり、その中にバターや砂糖の甘さがしっかりあります。

食感は、クロワッサンなどに近い感じです。一番厚み(高さ)がありました。

 

 

② ANDERSEN アンデルセン (伊勢丹新宿本店)

 

マカデミアナッツのクイニーアマン 249円

ローストした香ばしいマカダミアナッツを包み、パリパリにキャラメリゼしました

 

直径約10㎝ 厚み約4㎝

 

マカダミアナッツは、おにぎりの梅干しみたいに真ん中にひとつ(笑)

外側は多少キャラメリゼを感じるものの、全体にふかふかしてデニッシュパンのよう。

 

 

③ 木村屋 (新宿小田急店)

 

和栗のクイニーアマン 330円 和栗、白餡、和栗クリーム、ブランデーをあわせたクリームを包み、焼きあげて、さらに和栗入りのクリームをしぼりました。

 

直径約8㎝ 厚み約4㎝

 

栗のクリームが入っているなんて、これはきっとクイニーアマンじゃない気がします(笑)

でもね、この栗クリームが何だかなめらかで、すごくおいしいんです。

まるでお高いモンブランを食べているよう。

クイニーアマンとしては邪道かもしれないけど、他には無い、おいしい菓子パンです。

 

 

④ LE BIHAN  ルビアン (新宿小田急店)

 

クイニーアマン 280円 直径約8㎝ 厚み約4㎝

 

バターの香りがして、外側はキャラメリゼされているけれど、完全にパン。

バターは多めの感じがしますが、具に当たるものが何もないので逆にすごくシンプルなパンという感じです。

 

 

⑤ Troisgros  トロワグロ (新宿小田急)

 

クイニーアマン 259円

フランス、ブルターニュ地方の伝統菓子。フランス産小麦に発酵バターと、カソナードを使用しています。

 

直径約7㎝ 厚み約2.5㎝

 

表面は、ガッチガチにキャラメリゼされ、本当に飴のような硬さです。

渦巻き状の生地は、たっぷりバターが使われている感じで、サックサクです。

全体の中では、一番フランスの「クイニーアマン」に近いものかなと思います。

他がパンっぽかったのに対して、これはお菓子っぽいです。

砂糖もバターもしっかり濃いです。

 

 

⑥ ジュウニブンベーカリー (京王新宿店)

 

クイニーアマン 314円

 

直径約8㎝ 厚み約4㎝

 

とにかくバターがたっぷりのデニッシュ。

砂糖もしっかりガリっとキャラメリゼで甘いです。

バターの味と香りがすごいので、具が無いパンでも満足感が高いです。

バターたっぷりのクロワッサンのような食感です。

本場の味に近いかどうかはわかりませんが、デニッシュパンとして一番好みなのはこのクイニーアマンでした。

 

 

さて、6種類のクイニーアマンを食べてみました。

お店によって、見た目も味もだいぶ違いましたが、トロワグロをのぞいて、全部が「デニッシュパン」のようでした。

クイニーアマンは「ブルターニュ地方の伝統菓子」ということでしたが、日本では菓子パンという扱いのようです。

本場のものは食べたことがありませんが、唯一お菓子っぽかったトロワグロのものが一番近いのかなと思いました。

文中でも触れましたが、個人的に一番好みだったのは、ジュウニブンベーカリーのクイニーアマンでした。

 

今はブームでもないのに、いろんなお店が販売をしていたのが意外でした。

 

 

オマケ☆

 

神戸屋で見つけたのは、クイニーアマンなのか?

 

フレッシュベーカリー神戸屋で、雰囲気が似たパンを見つけました。

どこにも「クイニーアマン」とは書いていないけど、すごく似ているので食べ比べてみました。

 

キャラメルバナナ 292円 カリカリ食感のバナナチップと、ほろ苦いキャラメルがベストマッチ

 

直径約8㎝ 高さ約3.5㎝

 

飴のようにがっちり固まった部分が他のものよりも厚く、しっかりキャラメル味のほろ苦さを感じました。

バナナチップが、ただのパリパリでなく不思議食感でした。

ただ、その他の部分は完全に「パン」で、デニッシュのサクサク感もありませんでした。

ということで、これはやっぱりクイニーアマンではなかったかな…。

 

さて、今回ご紹介したクイニーアマン食べくらべ、いかがでしたか?

当時、召し上がっていた方、今も召し上がる方、そして一度も食べたことが無いという方。

これを機会に、クイニーアマンを召し上がってみませんか?

 

※クイニーアマンは、取材時(2019年2月)現在販売していた商品を購入しました。

期間限定品などで販売終了する場合がありますのでご了承ください。

 

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

 

 

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ポール ⇒ https://www.pasconet.co.jp/paul/

アンデルセン ⇒ https://www.andersen.co.jp/

木村屋 ⇒ https://www.kimuraya-sohonten.co.jp/

トロワグロ ⇒ http://www.troisgros.jp/boutique/products/bakery/

ルビアン ⇒ http://www.lebihan.jp/

ジュウニブンベーカリー(食べログ) 

⇒ https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13220673/

神戸屋 ⇒ https://www.kobeya.co.jp/bakery/fresh_bakery

 

 

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