ネコと紅葉と鬼子母神。 | お出かけ大好き  みみみのごはん

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東京近郊の食いしん坊なお出かけブログです。
※現在は、お出かけブログと日々の小さな楽しみを見つけるブログを書いています。

 

 

今年は毎日暖かくて、ぼーっとしていたら紅葉がいつの間にかピークになっていてびっくり。

慌ててドタバタと紅葉を追いかけています。

 

今回は池袋から鬼子母神へ向かってのお散歩です。

お散歩日和の暖かい日でした。

 

サンシャイン60の裏手くらいかな。

 

ふくろうがこっち見てる。

…笑ってる。

 

生き物多め。

 

突如現れた、夢に出てきそうな建物。

 

調べてみると、こちらは(株)平喜屋というお酒の卸売会社の本社のようです。

すごいね、かっこいい。

 

奇甘房…?

きかんぼう、かな。

調べてみると、かつて営業していた喫茶店のようです。

謎解きが始まりそうないい名前。

閉店は残念です。

 

その先には、ピザ屋さん。

 

マステで貼ってある?

なかなか斬新です。

 

 

そしてその先はお寺。

いつの間にかお寺の境内に入っていたようで…。

紅葉が綺麗。

 

法明寺

 

…ん?

 

 

はい、通りまぁーす。

 

 

ごろん。

 

 

ぽかぽかしてる。

 

いつまで見てんの?

 

ご立腹のようなので、もう行きます。

元気でね!

 

光の加減で光って見えます。

 

右の白い柱に彫刻してあるのは、ざくろ。

そう、鬼子母神にやってきました。

 

ご神木の銀杏です。

案内によると、樹齢600年以上、幹周8メートル、樹高30余メートル。

雄樹なのだそうです。

すごく迫力です。

 

見上げるとこんな感じ。

 

足元には鳥居。

 

本堂です。

鬼子母神といえば、安産と子育の神様として信仰されています。

七五三で来ているファミリーがたくさんいました。

子どもたちがみんな幸せに大人になれますように。

 

あれ?

 

一番右の「鬼」っていう字、間違っていますよー。

いや違う違う。

実はこれには深いわけがあります。

 

鬼子母神はもともとインドの神様で、たくさんの子供を産みました。

でも、近隣の子供をとって食べるので、周りの人に恐れられていました。

 

それを知ったお釈迦様は、鬼子母神の事を考え、特に大事にしていた鬼子母神の末っ子を隠してしまいました。

鬼子母神は大切な我が子がいなくなり、とても嘆き悲しみました。

 

お釈迦様は、「たくさん子供がいるあなたでも、一人いなくなったら嘆き悲しむでしょう。

それと同じで、人が1人の子供を失ったらどれだけ悲しむかわかりませんか」と戒めたのです。

 

鬼子母神は、今までの過ちに気付き、お釈迦様に帰依しました。

その後、安産と子育ての神となることを誓い、人々に尊崇されるようになりました。

 

雑司ヶ谷の鬼子母神は、安産と子育ての神になった後の鬼子母神ということで、「鬼」の角が無い(鬼の文字の、一番上の角が無い)字を使っているのだそうです。

 

なるほど。

 

確かに、もう鬼じゃないですもんね。

 

本堂では、お守りなどが売られていました。

その中に、何だかかわいいものが。

 

 

「すすきみみずく」です。

 

「すすきみみずく」は、すすきの穂を束ねて作った豊島区の郷土玩具です。

最近では作る人が減っていると聞いたことがあります。

こうやって売られているのは今回初めて見ました。

 

そして境内には気になるものが2つあります。

ひとつはこちら。

 

おせんだんご

 

鬼子母神には1000人の子供がいたということから、子宝に恵まれるように食べられていただんごでした。

一時期途絶えていましたが、羽二重団子本舗により復活しました。

毎週日曜日と縁日の日(8のつく日)に食べられます。

おだんご2本とお茶で604円です。

 

ベンチやイスなどもあるので、ぜひ召し上がってみて下さい。

 

そしてもう一つ、気になるものがあります。

それは銀杏の木の下の三角屋根。

 

 

 

そう、これは駄菓子屋の「上川口屋」。

看板をよく見ると…

 

創業1781年とあります。

1781年といえば、元号は天明。

なんと江戸時代から続くということになります。

江戸時代には、何を売っていたのかなぁ。

 

以前は、子供たちがたくさん買いに来たそうですが、最近は大人の方が多いとか。

今の子供たちはコンビニとかでお菓子を買うのかな。

大人たちが逆に懐かしがってやってくるのでしょうね。

この日も、家族で訪ねるお客様もいたけれど、圧倒的に大人が多かったように感じました。

 

 

もちろん、私もその中のひとり(笑)

 

ふふ、酸っぱいイカ、買っちゃいました。

鼻の奥の奥までつーんとするこのジャンク感、たまりませんなぁ。

子供のころは駄菓子屋禁止令が出ていたので、実は食べられませんでした。

大人になって手に入れた自由!!

大人ってすばらしい~!

 

あのころは、「買い食い禁止」なんて言われていましてね。

そういえば、「買い食い」なんて言葉、いつごろから使わなくなったのでしょう…。

 

さて、鬼子母神をあとにして、次の場所へ移動しましょう。

実は、どうしても訪ねたいお店があったんです。

 

 

ちょっと長くなってしまったので、続きはまた次回に。

次回もぜひ、ご覧になって下さいね。

 

 

オマケ☆

 

 

鬼子母神のすぐとなりに、小さな公園がありました。

 

雑司ヶ谷みみずく公園です。

 

かわいいのりものが2つ。

 

ピンクのが…

 

としまななまる…ふーん。

 

じゃ、水色のは?

 

ああ、としまななまる ね。

 

…って、同じかよ!

 

 

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

 

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