佐賀県の嬉野温泉(うれしの)をご存知ですか?
嬉野温泉は、お湯に入ればつるつるすべすべのお肌になるという、「日本三大 美肌の湯」のうちの一つなのだとか。
ですが、なんといってもこの食いしん坊ブログのこと、美肌の湯よりも気になるものがありました。
それは、嬉野温泉名物の「嬉野温泉湯どうふ」!
なんでも、温泉水の中に嬉野産大豆100%の豆腐を入れると、弱アルカリ性の温泉水の成分で、お豆腐がトロトロになるのだとか。
それおいしいやつでしょ。
そんな「嬉野温泉湯どうふ」の食べくらべが出来るイベントが品川で11月11日まで行われているというので行って来ました!
JR品川駅 港南口からすぐのはず。
港南口って、すごく近代的な感じ。
そしてびっしりと大きな会社のビルが並んでいます。
グーグル先生の言うとおりに歩いていたら…
だーれもいない。
いや、ハトが1羽こっちを見てるだけ。
すごい、アレ絶対にトランスフォームするやつだ。
…NTTdocomoのビルのようです。
足元には…。
打ち水にご協力ください。
保水性道路か…オリンピック用にもこういうの使われるのかな。
品川駅から7~8分歩いたでしょうか。
目的地の品川シーズンテラスに到着しました。
11時半くらいに到着したので、お昼に出る人、帰る人などで結構混んでいます。
ほぼお勤めの方々のようで、ジーンズにリュック、首にカメラ姿の私はかなり浮いています…。
負けないよ…。
エスカレーターを上がり、ビルを抜けた所に会場の「イベント広場」がありました。
風が強くて、うまくのれんが撮れないけれど。
おそらく、「うれしの温泉湯どうふガーデン」と書いてあると思われます。
私は事前にPeatixでチケットを取ってあったので、受付でそれを見せて「湯豆腐引換券」を頂きました。
当日券は1500円です。
さあ、湯豆腐食べるぞっ!
雰囲気を出したい方には、浴衣も用意されています。
んー。どうだろうか(笑)
5軒の温泉湯どうふを食べることができますよ。
嬉野温泉水に浸かった湯豆腐は、温泉の成分でとろとろになるんですよね。
まずはこちら。
知多屋別荘
老舗旅館 知多屋別荘に宿泊した人だけが食べられるという、秘伝レシピのスパイス入りゴマダレ。
嬉野温泉水の中に、お豆腐が入っているわけですね。
鍋デカいな。
薬味はどこも共通のようで、かつお節、青ネギ、生姜でした。
いただきまーす!
まずはどこかで写真を撮らないと。
いや、待って。
きらーん!!
シュタッ!
オリジナル湯おけ、持ってきました。
い~い湯だなぁーっと。
え?
何を言っているんだって?
もちろんこれは、このイベントの公式「湯おけ」。
なんで持っているのかというと、前売りで先着1200名に「湯おけ付きチケット」が販売されたのです。
もちろん私は買いましたよ!!
この手ぬぐいも付いてきました。
なんか、めっちゃうれしい。
自宅に送られてきたので、持ってくるの、ちょっと大変だったけど(笑)
電子チケットのせっかくなデジタルな感じと、湯おけを送ってくれるアナログな感じ。
効率のことはさておいて、おもしろい!
イベント始まる前からワクワクしましたよ。
そしてこの湯おけは、こうやって使うのです。
シャキーン!
ジャストサイズ。
では、前置きが長くなりましたが、いただきましょう!
おお、確かに、普通の湯豆腐よりも角がとれているというか、とろっとしています。
私のイメージの湯豆腐のタレはきりっとした醤油味なのですが、こちらはゴマ風味。
しみじみおいしいです。
温かいうちにフーフー言って食べちゃいます。
いいねぇ。
湯おけ持っているの恥ずかしいかと思ったけど、みんな持って来ていて安心しました。
さあ、続いてどんどんまいりましょう!
茶心の宿 和楽園
ここは湯気がすごい。
豆腐もアツアツね。
こちらのタレは色が濃い茶色。
ゴマダレが濃そうです。
こちらの特徴は、最後に嬉野茶の茶葉をトッピングしたこと。
たれは甘じょっぱくて濃いめ。
大きめのお豆腐にピッタリ合っていました。
茶葉はやっぱり苦い(笑)でもそれもアクセントですね。
では、3軒目に参りましょう。
福田とうふ店
こちらは、お豆腐屋さん。
毎日午前1時半からお豆腐を作り始めるのだとか。
それは、地元の旅館や家庭の朝ごはんで出来立てのお豆腐を食べてもらうため。
甘めの九州醤油をベースにしたたれです。
お豆腐、でっかい(笑)
お豆腐が主役。
とろっとして、でもふにゃふにゃじゃなくて、あくまでトロトロ。
たれが少な目だったけど、お豆腐の味がすごくしておいしかったです。
このめの里
たっぷりと濃いめのごまだれ。
5店舗の中で一番「ふわとろ」だったかも。
たれも濃いめだしね。
さて、次がいよいよラストの5店舗目。
正直お腹もいっぱいになってきたけど(笑)
藤川豆腐店
湯どうふに適した食感の豆腐を作ろうと、嬉野市の契約農家が生産した大豆を100%しようしているそうです。
トロ~ンとした濃いゴマダレ。
お豆腐、大きくてしっかりしています。
でも角はトロンとしていますが。
いやあ、一度にこんなにお豆腐を食べたのは初めて!
そして、私が知っている角の立った湯豆腐とは全く違う、柔らかい食感が面白かったです。
もちろんおいしかったです。
ゴマダレというのも新鮮でした。
湯おけは持ってくるの大変だったけど、おもしろい企画でしたね。
みんなが湯おけを持って歩いている姿とかもすごく愉快でした。
そして、このイベントでは、おみやげストリートというのがありまして、湯豆腐を食べなくても買い物が出来るんです。
嬉野茶の試飲やお茶を使ったお菓子の試食もありました。
もちろん、いろいろ購入できますよ。
そして、一番人が多かったのは…
お豆腐屋さん!いろんなお豆腐がありました。
私はコレ、買っちゃいました(笑)
イメージとして、青海苔みたいなのを想像すると思うのですが、これは違うの。
いわゆる焼き海苔みたいなのが細かくなって入っています。
不思議!とにかく不思議味でした(笑)
保冷材は入れてくれましたが、豆腐類を長時間持ち帰る方は、保冷袋などを持ってきた方が安心かもしれません。
日本酒も売っていました。
湯豆腐と一緒に楽しんでいる人もいました(笑)
と、なんか声がして振り返ったら!
きゃっ、誰?
ま、まってー!!
先回りしてっと。
ゆっつらくん
湯おけと湯気のなんだって!なるほど。
背中の羽は、嬉野茶の茶葉らしい(笑)
ちなみに、嬉野では「ゆっくり」のことを「ゆっつら」って言うんだって。
こちらは、佐賀県の観光PRキャラクターの壺侍ツボザムライさん。
壺は有田焼らしいよ。
「あなたのツボ(ぐっとくるポイント)になりたい!!」んだって(笑)
2人ともがんばれー!
足湯&手湯のコーナーもありました。
寒いと、足湯は気持ち良いよねぇ。
それだけで全身温まるもんね。
祐徳稲荷神社が来ていました!!
日本三大稲荷らしいです。
日本人って「三大○○」好きだよねぇ。
恋愛成就のパワースポットらしいです。
ふふ。
さて、温泉湯どうふガーデン、いかがでしたか?
食べ比べてみての感想です。
初日のせいか、お豆腐がしっかり温まっていないお店があったり、せっかくの自慢のタレなのに、かけ過ぎでしょっぱかったり、少なくて味が無かったりしたのがちょっと残念でした。
湯どうふはシンプルな料理なので、万全の状態で食べてみたいですね。
初日しかも平日だったせいか、それほど混雑も無く楽しく参加できました。
ただ、お豆腐5つは多すぎで、3つくらいがいいところかな(笑)
温泉湯豆腐ガーデンだから仕方ないですが、湯豆腐だけじゃなくて嬉野温泉の名物やお料理がここで食べられたらもっとよかったなと思いました。
でも地味ながらおいしくて楽しいイベントでした。
11日まで開催しているので、チャンスがあったらぜひお出かけになってみて下さいね。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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