少し前から、冬の函館旅行記をご紹介しています。
今年で19回目となる「はこだてクリスマスファンタジー」の「ツリー点灯」時間が少しずつ迫ってきました。
今回の旅のメインイベントと言っても過言ではありません。
先に申し上げておきますが、このイベント、ものすごくシンプルで素朴なものです。
正直、東京でやったらあまりに素朴過ぎてウケないかも。
でもね、函館港、赤レンガの金森倉庫群、そして肌を刺すような冷たい風の中のこのイベントは、何だかとっても素直になって、心が洗われるような不思議な気持ちになるんです。
旅先という特別な環境が、そう思わせるのかもしれません。
では、まずは点灯式までの様子からお楽しみください。
お土産屋さんから出てくると、もう少し暗くなっていました。
16時半に一度ツリーが点灯し、18時前に一度消灯。
そして点灯式が行われ、ツリーがあらためて点灯し花火が上がります。
歩道に並んだ、小さなお家。
中をのぞいてみると…。
お、白いふくろうだ。
うさぎは空を見上げているみたい。
そして、16時半。
ツリーが点灯しました。
クリスマスファンタジーのお楽しみは他にもあります。
スープバー!
16種類のアツアツスープをどれでも1杯500円で飲むことが出来ます。
それぞれ、地元のらーめん屋さんや居酒屋、カフェなどが作ったスープなんです。
どれもとってもおいしそう!
悩みに悩んでこれにしました。
ズワイガニと道産キノコのとろろスープ
地元家という居酒屋さんの作ったスープです。
あれ、とろろで何も見えない(笑)
でもこれがめちゃくちゃおいしいの!
んー、わかりやすく言うと、めちゃくちゃおいしい鍋つゆみたいな。
あれ、伝わったかな?
醤油ベースで具はキノコとさつま揚げのボール、そして、ズワイガニのほぐし身。
体が温まりましたよ。
これが結構大き目のカップで。
メニューによっては、小さ目のパイやバゲット、ミニパンなどもついていて、1人一杯食べたら、かなりのおなかいっぱいになりそうです。
東京なら800円くらい取られそう(笑)
東京と違うのは、やはり人の数。
日曜日のイベントとはいえ、それほどの人数ではありません。
東京なら事前に場所取りをしておかないとよい場所では見られないと思いますが、
このイベントならもっとゆったり楽しめます。
もう少し時間があるので、金森倉庫の中のお店をみましょう。
倉庫だったころの名残があちこちに見られます。
ガラス製品やアクセサリーのお店。
ありがちではあるのですが、いつも見てしまいます。
母へのお土産を選ぶことも多いです。
天井が高く、素敵なシャンデリアがあって、好きな雰囲気です。
見ているだけで楽しくなります。
直接函館には関係ないけど、函館らしさを感じるからです。
でも、この金森倉庫の中のお店も、かなり変わっていました。
塗り箸やちりめんなどの和小物のお店が増えていたのです。
外国人観光客が喜ぶのはわかりますが、京都や鎌倉ならともかく、函館でちりめんのお財布とか無いんじゃないかなぁ。
なんとなくその雰囲気にテンションが下がってしまい、何も買わずにお店を出ました。
気を取り直して、そろそろ点灯式を見に行きますか!
点灯式は、毎日行われています。
平日は、事前に応募し当選された一般の方が行っていますが、土日などはその他のイベントもあるようでした。
私が行った12月18日は、「みなみ北海道観光DAY」でした。
みなみ北海道とは、
奥尻町、せたな町、江差町、上ノ国町、乙部町、松前町、知内町、福島町、今金町、長万部町、厚沢部町、木古内町、北斗市、八雲町、森町、鹿部町、函館市、七飯町
のこと。
まずは、ミスはこだてがご挨拶。
そして、みなみ北海道のゆるキャラたちもやってきました。
どっちが正面かわからなくなって、変な方を向いちゃってる子とかいてね(笑)
あとで、おねえさんに正面を向かされてました。
そして、ごめん、あまり知らない子ばっかりだ。
あ、ひとりだけ知ってる子がいたよ、長万部町の「まんべくん」!
いろいろな過激発言で怒られたりしてたよね(笑)
右端の栗のキャラは、森町の「くりたん」
右端の赤いのが上ノ国町の「カミゴン」
その隣のイカが福島町の「するめ~」
頭の星がぴかーって光っているのが、函館市の「エキゾー」
真ん中の赤い牛が、木古内町のキーコ。
ハイタッチしにきてくれたから(笑)キーコとハイタッチ!
桜の花でセーラー服は、森町の「さくりん」
となりの白い卵みたいなのは、八雲町の「やくもっちぃ」(ちなみにもち米の精霊らしい)
右端のおじさんっぽいのが江差町のしげっち
えーとたぶんキャラクターは全員調べたはず。
もし違っていたらごめんなさい。
点灯式の後、それぞれの町の特産品が当たる抽選会があるとのこと。
抽選券を配っていたのでもらってきました。
いえい。2人分ゲットだぜ。
何かおいしいもの、当たれ!(笑)
そして、この日の点灯者が特製のそり?に乗って登場です。
この日の点灯者は、北海道森高等学校の生徒さんと、先ほどのミスはこだて。
森町のPRなどをされていました。
1人制服だけで上着無しの生徒さんがいて、MCの方が「なんで寒いのに制服だけなの?」と聞いたら「その方がかわいいと思って」と恥ずかしそうな彼女。
なんかいいなぁ。かわいいなぁ。
そして10秒前からカウントダウン。
いよいよ点灯!の瞬間はぜひ動画でお楽しみください。
動画はこちらから↓↓↓↓
動画はこちら ⇒ https://www.youtube.com/watch?v=TpdpHqr9G0k
プレミアムレッドツリーは、18:30、19:30、20:30 から約15分間
4年ぶりに見たクリスマスファンタジー。
カウントダウンの後、ゆっくりと点いていくクリスマスツリーになんとなく涙が出てしまいました。
それまでほぼ毎年来ていたのに、この4年くらいは来ることが出来ませんでした。
反省そして感謝。
また明日から…いや、今日からがんばろう!と思ったのでした。
ところで。
これ。
みなみ北海道観光DAYの抽選券。
200枚配られたそうです。
そして、約50個ほどのプレゼントが用意されていたみたいです。
なんと。
2人とも当選しました!
わお。
何がもらえたのかというと。
① 福島町 特産品セット
真昆布、根昆布とろろ、するめ
わー、うれしいな。
昆布はお正月の煮物などに使わせていただきます。
せっかくなので立派なするめはイカにんじんにしようかな。
② 森町 桜塩かまぼこ セット
このかまぼこは、点灯式に参加していた森高等学校の生徒さんと地元のかまぼこやさんがコラボをして作ったかまぼこなんだそうです。
森町の桜はとても綺麗なのだそうで、そのイメージで桜を練り込んだのですね。
そうそう、森町のイメージキャラクターの「さくりん」は、顔が桜でした。
生ものなので、帰るまでホテルの冷蔵庫でギンギンに冷やし、帰り道は保冷剤と保冷バッグで大切に持ち帰りました。
翌日、そのままと、お吸い物にして食べてみたら、上品な味で美味しかったです。
森町の桜まつりに思いをはせながら頂きました。
きっと生徒さんたちは、「どんな人に当たったんだろう」と思っているだろうなと思い、旅行が終わってから、高校にお礼のメールを送りました。
東京からの旅行者に当たった事。
楽しい旅に、このかまぼこをもらったおかげで、さらに良い思い出が加わったことなどを書き添えました。
すると…
翌日、なんと森高等学校の校長先生からお返事を頂きました。
点灯式に来ていた生徒さんや担当の先生がとっても喜んでくださったと書いてありました。
よかった!
担当の先生、生徒さん、そしてご丁寧なお返事をくださった森高等学校の根上校長先生、ありがとうございました。
さあ、夕ご飯を食べに行きましょう!
え?ラッキーピエロ?あれはお・や・つ!
何を食べたのか、それはまた次回。
ぜひお付き合いください。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
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