【旅日記】栃木市 新生姜ミュージアムという泥沼にはまってきました…。 | お出かけ大好き  みみみのごはん

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東京近郊の食いしん坊なお出かけブログです。
※現在は、お出かけブログと日々の小さな楽しみを見つけるブログを書いています。

青春18きっぷを使って、旅をしてきました。

今回は、日帰り旅を3回してきましたので、少しずつご紹介していきます。


今回は、栃木県栃木市の巻。

どうぞ、最後までお付き合いください!





本日の朝ごはんは、ヘルシーに「1/2日分の緑黄色野菜が摂れるサンド」を頂きます!

何か、ブロッコリーとか人参が結構大量に挟まれていました。

まあ、美味しいかどうかはともかく(笑)


JR上野駅から、東北本線で小山(おやま)まで行き、そこで両毛線(りょうもうせん)に乗り換えます。




わ、ひさしぶりにミカン色の電車!湘南色っていうんですか、なつかしい。

この車両は両毛線を走っていたんですね。






田んぼが明るい黄緑色です。

もうだいぶ実っているんだろうなぁ…。




そして、霧雨の「栃木駅」に到着しました。





あ!隣は東武鉄道のスペーシアだ!




そして、新旧の車両が並んだので記念に(笑)


まだ時間が少し早かったので、駅のコンビニNEWDAYSを見たら、レモン牛乳の仲間が売っていました。



ぶどうだ!初めて見ました。

きっと秋の味なんだろうなぁ…。

後ほど買ってみますよ。





とち介?…どなた?




挑む!!


どうやら、栃木市のキャラクターらしい。

がんばれ、とち介。


霧雨が降ったりやんだりですが、負けずに参りましょう。

目的地までは、徒歩15分くらいです。




駅前には、モンスターボールみたいなのが一杯落ちてました(笑)




そうだ!栃木と言えば、かんぴょうですね。


んー。

一応「なんじゃそれは!」と突っ込んでおきます。


そして!

霧雨の中を歩くこと15分弱、目的地に到着しました!!








岩下の新生姜ミュージアムです。


ここですよ、ここ!ここ!




和風の真面目そうなミュージアムですね。


ところで、皆様は「岩下の新生姜」という製品をご存知でしょうか。

しゃきしゃきとした生姜のお漬物。

食べたことが無くても、「岩下の~新生姜♪」というCMに聞き覚えがある方もいらっしゃるかも。


その「岩下の新生姜」でおなじみの「岩下食品株式会社」が、6月にとっても個性的なミュージアムをオープンさせたというのです。


私の大好きな「デイリーポータルZ」というサイトで取り上げられていたのを見てやってきたのですが、その少し前に、「月曜から夜ふかし」で取り上げられたそうですね。



開館前には、20代くらいの男女が結構集まっていました。

逆に、ミュージアムとかに多めの年配の方はほとんどいませんでした。


10時になり、オープン!!


入場は無料ですが、名前などを記帳します。


そしてそのあと正面にばーーーんと見えたのがコレ!!





ピンクのピアノに、新生姜のパッケージ!!




そう、この中に入って、「あなたも岩下の新生姜に!」って感じで写真が撮れます。

スタッフの方にお願いすると、シャッターを押してもらえますよ。


普段、こう言うところでは自分の写真は撮らない私ですが、この日は私の誕生日。

記念に撮っていただきました(笑)


右手には、ショップやカフェがあるのですが、カフェは11時からの営業ということでショップと一緒に後でのお楽しみにしましょう。


まずは展示を拝見します!





展示室の入口にピンクの自販機。

なんだろう?




ペットボトル!

ジュースかな?





これは、「岩下漬けの素」。

よくある液体の「浅漬けの素」みたいなものですが、少し違うのがこの発売が消費者発信が元だったことです。


ある方が、「岩下の新生姜を食べ終わった後、その残った漬け汁に野菜を入れて漬物を作った」とSNSに投稿して、それが話題になったそうなんです。

そしてその漬物を「岩下漬け」と名付けたんです。


それを知った岩下食品が、そんなに愛されているならと「岩下漬けの素」を発売することになったんだそうです。


袋に入ったものは市販されていますが、ペットボトルに入っている岩下漬けの素を発売しているのはこのミュージアムだけです。


もちろん!お土産に買いましたとも(笑)



さて、改めまして展示を拝見しましょう。







まずはいろいろなパッケージをご紹介。


って。


なんか紹介の仕方が…。




なんだか、頭がクラクラするような…。


後から考えたら、このあたりからこのミュージアムの狂気はひたひたと迫っていたんですね(大げさ)





1987年、発売当初の新生姜。

「あさ漬け風」というのが目に留まりますね。




1991年、あ、「岩下の新生姜」って書かれるようになりましたね。

今に近づいたのかな。





1995年、あ、「さしみ」って書いてある。

あさ漬け風でさしみ新生姜って、なんかすごい。

きっと、新鮮さをアピールしたってことですよね。




そのあとも見てみましたが、「さしみ」と書いていたのはこの時期だけだったみたいです。

斬新ですもんね(笑)


ところで、岩下の新生姜って形が変わっていると思いませんか。

私たちが普段見る生姜は握りこぶしのような塊ですよね。


でも、岩下の新生姜は、指みたいに細長い。

実は、使っている生姜自体が違うんです。




1978年、当時の岩下食品の社長 岩下邦夫さんが、新しくておいしい食材を探しに台湾出張へ出かけた時、機内食で出てきた生姜のみずみずしいおいしさに感動しました。


さっそく調べたところ、それは「本島姜(ペンタオジャン)」という台湾の在来種の生姜であることが分かったのです。


そして、このおいしさを日本の食卓に届けたいと決意したのでした。


そのペンタオジャンはこんな生姜です。





わ、全然違う!!指みたいになってるし。


岩下の新生姜は、台湾在来種の生姜だったんですね!

知らなかったー。



次の展示に行こうとすると。





ハンドベルが。

端から鳴らしてみると、「いわしたの~ しんしょうが!」とね。


あ、このあたりからちょっとおかしくなってきた(笑)



そして次の部屋で私たちを待ち受けていたのは…





新生姜のかぶりもの?


そして…








…ん?



んーっと。箸でつままれた、新生姜?


これ、ものすごく大きいです。





人間と並ぶとこれくらい。


そして岩下さん曰く「世界最大の新生姜のかぶりもの」だと。





うん…まあ、そうでしょうね(笑)


でも、このあたりの発想はきらいじゃないですよ。



そしてその隣には、今までの岩下食品の歴史を示すような展示などがありました。







ペンタオジャンが漬けられているところ。

わ、なんだかこわいよ。



この先は…と思っていると、放送が流れました。

時刻は10時半。

カフェがドリンクとデザートだけオープンしたそうです。


何だか足が疲れたので、カフェでいったん休憩しましょう。




たくさんのメニューがありますが、まずは軽くね。





岩下の新生姜ソフトクリーム 300円

うすーーーいピンク色。


そして、私は大好きな「手作りジンジャーエール 450円」にしました。




ソフトクリームは、濃いミルク味でおいしいです。

ただ、ショウガ味は…ものすごーーーく遠くに感じるような感じないような。


ショウガを期待してはいけません。

お子さまでも美味しく食べられるというマークがついていましたよ。


ジンジャーエールの方は、結構濃いめ。

ショウガの辛さと軽い苦みなどがあって、さらに甘さが控えめなので大人の味です。

私はこういうジンジャーエールが大好きなのでうれしかったです。

お子さまにはちょっときついかな。


そして30分ほどゆっくり休憩しました。


というのも、11時から体験メニューを申し込んでいたんです。


それがこちら。







岩下漬け体験です。


おひとり様800円。

1日2回くらい行われます(時間等はミュージアムへお問い合わせください)


部屋の中に入ると、実験室かなって雰囲気のお部屋。

まずはきちんと手を洗い、アルコールで消毒。

そして席に着きました。



そして先生登場。

※撮影の許可を快くいただきまして、ありがとうございます。




岩下漬け誕生の話などをいろいろしてくださいました。


岩下漬けは、野菜はもちろん、他のものもいろいろ漬けられるんです。




手前の細長いのは大根ですが、奥の丸いのはウズラの卵!!

そしてとなりはかまぼこ…じゃなくてモッツアレラチーズです。

すごいね。なるほど。


でもいろいろ漬けていくと賛否両論あるものも出てきて…


それが「いちご」です




あは、先生の顔を見ただけで味が想像つきましたよ。

いちごを漬けるのはやめておきます(笑)



そして、ボトルを一人ひとつもらい、まずは短時間でささっとボトルをデコレーション。

ペンやシール、マスキングテープなどが用意されています。


Happy Birthday!と自分に描こうとして、意外と文字数が多かったなと後悔する私。




そして、手袋をして、いよいよ岩下漬けを作っていきます。

用意されているのは、大根、にんじん、きゅうり、ヤングコーン、パプリカ、そして新生姜。

きっちり詰めたら、漬け汁を入れます。





選べる漬け汁は3種類。


基本の新生姜味、しそ新生姜、ゆず新生姜です。

この中でしそとゆずは、今は汁なしでパックに入れて売られているそうで、自宅で岩下漬けを作ることはできないのだそうです。

つまりはミュージアム限定!


それを聞いたら、やっぱりその二つを使いたいですよね。




こんな感じでジョボジョボ…。


私はしそ味の漬け汁を入れ、残った時間でボトルのデコレーションの続きを。


その間に、いろいろなお話しを聞きました。


従業員の方がびっくりするくらいの速さで、来館者数1万人を達成したこと。

なにしろ6月20日にオープンして、8月2日に1万人ってかなり早いですよね。


以前は岩下記念館という施設で、美術品などを公開していたそうです。

リニューアルしたことを知らない年配の方が来て、「美術品はないんですか?」と聞かれたとか。


何の予備知識が無い年配の方が、「世界最大新生姜のかぶりもの」とかを見せられたら、さぞびっくりしたしょうね(笑)




というわけで完成しました!







センスないなー。

ま、いいか。


持ち帰るための保冷剤や保冷バッグも頂けます。

楽しかったな。

お子さまも一緒に楽しめる体験メニューだと思います。


もし参加したいという方は、入館したらすぐに売店で手続きをしてください。

参加人数が限られているので、週末などは満席になることもあるそうですからお早目に。



さて。


思いのほか長くなってしまいました。

今日はここまでにさせていただきます。

これからがさらに迷宮に入って行く感じの新生姜ミュージアム。


カフェで新生姜料理を食べたり、神社にお参りしたり。

もう少しお付き合いくださいませ。


最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。




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