3月20日、日本橋に新たな商業施設がオープンしました。
「COREDO室町2」、「COREDO室町3」です。
また同時に、「COREDO室町」、「日本橋三井タワー」もリニューアルオープンです。
気になるお店があったので、さっそくランチへ行ってきました。
おすすめのお土産もご紹介します!
かつての日本橋のにぎわいを取り戻し、「街歩き」の楽しさを提案したい」というコンセプト。
メインターゲットは、30~40代だとか。
「TOHOシネマズ日本橋」を含め、夜のにぎわい再生も狙っているそうですよ。
建物の中に入ると、木を多用した和風な内装が不思議な感じ。
箱根の寄木細工みたいです。
床はこんな感じ。
壁のタイル?も幾何学模様のような不思議な感じ。
まず、私が気になっていたレストラン「だし場 はなれ」へ。
平日の13時過ぎで、7~8人の行列でした。
「だし場」とは、かつおぶしなど「だし」の老舗である「にんべん」が、「COREDO室町」に出店した際、ショップのとなりに「だしバー」とかけて「だし場」というのを作った事にはじまります。
こちらはスタンド形式で、1杯100円のだし汁や、そのほかかつおぶしのごはん、季節の味噌汁などを頂く事が出来ます。
とても人気があるのですが、なにしろ店先の狭いスタンドということで、もったいないなぁと常々思っていました。
そういった意見が多かったのか、今回「COREDO室町2」に「だし場 はなれ」が出来たというわけです。
こちらはもちろん、着席してゆっくりお食事を楽しめます。
行列している間にあたりをキョロキョロ。
天井がすごいステキ。
和風モダンという感じです。
もう少し時間があったので、入口で頂いたフリーペーパーのようなもので、室町2、3を研究(笑)
それほど並んでいなかったので、15分ほどで案内されました。
私はひとりだったので、カウンターに案内されました。
天井が高く、木を多用した明るい店内です。
あ、コースターとパンフレットが同じ柄だ。
メニューがきました。
だしスープ膳 950円
(本日のだしスープ2種から選択) 巻き湯葉の沢煮碗 or つくねと大豆のミネストローネ
一汁三菜膳 1100円
(本日の主菜2種から選択) 肉じゃが白だし仕立て or さばの味噌煮
だし炊き込み御膳 1800円 ※数量限定
(本日のだし炊き込みご飯2種から選択) 五目だし炊き込みご飯 or 海南鶏飯
悩んだのですが、さばの味噌煮とかもなーと思い、奮発して「だし炊き込み御膳」にしました。
2種から選択できるのですが、五目だし炊き込みご飯はすでに売り切れ。
なので、海南鶏飯にしました。
到着までたのしみー。
私の座っているカウンターは円形がおもしろい。
頭の上には、同じ形の棚?があって、お酒の瓶がずらりと並んでいました。
ディナーでは、お酒を飲みながら、だしの効いたお料理を頂けるのでしょうか。
20分ほど時間がかかるというので、ぼんやりしていると…
きましたー。
オシャレな鉄なべに入ったご飯は、結構な量があります。
「海南鶏飯」は、いわゆるシンガポールなどの海南鶏飯とは違い、生姜の効いた鶏飯という感じです。
鶏は蒸しているそうで、ふわふわのやわらかさ。
よくあるパターンで、1杯目はそのまま、2杯目はだしをかけてお茶漬けふうでお召し上がりくださいとの事。
ひつまぶしみたいですね。
だしは、銀色のポットにたっぷり入っていました。
一般的な炊き込みご飯よりも甘さが控えめ。
生姜がピリリとした大人のご飯です。
3つの小鉢は、きんぴらごぼう、里芋煮、切り干し大根でした。
きんぴらと切り干し大根は、普通でしたが…
里芋煮の上にたっぷりとかつおぶし(削り節)。
こういうの、初めて見ました。
そして食べてみると、なかなか個性的でおいしい!
さすがかつおぶしの「にんべん」。
では、さっそくだし茶漬けを作ってみましょう。
だしには味がついていないので、卓上の塩をちょっとだけ。
右側は七味です。
気になる壺の中身は、なんと削り節でした!!
お漬物か何かかと思ってました(笑)
せっかくなので、削り節を「ふぁさっ!ふぁさっ!」とたっぷり入れてサラサラとお茶漬けに。
だしの香りがすごくいいんですよ。
我が家のほんだしとはちょっと…いや、かなり違う。
個人的には、ご飯はご飯、だしはだしで食べた方が好きですけど。
でも、おいしかったです!
ご飯茶碗2杯分はしっかりあったご飯。
デザートのきんつばは、ちょっと重いかな。
それこそ、果物の一切れの方がおいしく〆られるかも。
さて。
お店の感想ですが、やっぱり1800円は高いかなって思いました。
もちろん、2人とかで別のランチも頼んでシェアして食べるならいいかもしれませんが、おひとりさまにはちょっと。
一汁三菜膳や、だしスープ膳ならお手頃価格ですが、この二つではあまり「特別感」が無くて、私はつまらないような気がします。
コレド室町1のだし場のようなファストフード感覚のメニューが着席して食べられたらいいのにと思いました。
もちろん着席する分、多少お高くなったとしても。
でもお味はもちろんおいしいですし、店内も接客も落ち着いていて、さすがターゲットが30~40代だなぁと思いました。
さて、「だし場 はなれ」に行列していた時、通路を挟んだ反対側にあるお店が気になっていました。
なんと、お芋のお菓子の専門店。
「日本橋 芋屋金次郎」です。
本店は、高知にあるようですが、もちろん東京へは初出店。
なによりも気になるのは、日本橋限定の「オリーブ油配合 揚げたて芋けんぴ」です。
となりに工房があり、そこで揚げているようでした。
まるで、フライドポテトのように揚げたてを詰められる芋けんぴ。
試食があり、まだほんのり温かい芋けんぴを頂いてみると…。
私の知っている、カチカチで油っぽい芋けんぴとは全く別物のおいしい芋菓子でした!!
500円とお手頃価格に、思わず購入ですよ。
女性がたくさん並んでいました!
ラッピングもちょっと変わっててオシャレ。
木のクリップとか、食べかけの時に使えますよね。
自宅へ帰るころには、茶色い袋に油染みが。
実際は、この茶色い袋をさらに透明の手提げビニールに入れてくれるので、他の荷物へ油がしみることはありませんが、おみやげにはちょっと見た目が悪いかな。
もちろん、ご自身で召し上がるなら出来立てに越したことは無いと思いますが、もしお遣い物にするのであれば、別に箱入りや袋入りが売っているので、そちらを渡した方が良さそうです。
渡された袋は、ふんわりと温かくて、すぐに食べてみたくなりましたが、自宅まで我慢!!
もちろんもう冷えていましたが、やはりサクサクと軽く、甘さも程よくておいしかったです!
これは、自分用のおみやげにおすすめです!
外に出てみました。
コレド室町へ。
何やら、大人ステキな雰囲気になってました。
リニューアルされたのは、このあたりでしょうか。
その中に、京都のお漬物屋さん「西利」を見つけました。
お漬物、大好きなんですよぉ。
でも、袋に入ったお漬物は、ここでなくても買えますよねぇ。
イートインコーナーもあったのですが、すでにランチも済ませていますし。
残念。
それにしても、3150円ですかあ。
とってもとってもおいしそうだけど、なかなか手が出ませんなあ…。
と思っていたら、いいもの見つけちゃいました。
コレ、おみやげに買って帰ろう!
京漬物寿司 8貫入り 840円
やまいも、柴漬け、菜の花、千枚漬け巻き、なす、白菜、赤かぶ、肌色の軍艦は「すぐき」でしょうか?
これが、大当たり。
お漬物に酸味があるものが多いせいか、酢飯は酸っぱさが控え目ですごくバランスがいいんです。
初体験だったので2人でシェアしたのですが、もっと食べたかったなぁ(笑)
イートインコーナーでも御膳が食べられますが、テイクアウトも3貫入りからあったので、ちょっとした手みやげに良いと思いました。
コレド室町3へも入ってみました。
とにかく、和風で木を多用した内装がおもしろくておもしろくて。
今度はじっくり説明も読んでみたいです。
本当はもう一軒行きたかったお店がありました。
それは、コレド室町3の鶴屋吉信のカフェ。
ただ、とっても混んでいて、時間が無かったので今回は行けませんでした…残念。
店頭にあった、工芸菓子。
す、すごすぎる…。
マカロンみたいな最中もめちゃくちゃかわいかった!!
今度ゆっくり拝見します!
さて、いかがでしたか?
コレド室町には、見所もたくさん。
今回は食べ物屋さんしかご紹介できませんでしたが(雑貨屋さんなどは撮影しにくい…)、雑貨屋さん、洋服屋さんなどいろいろありました。
基本的には、こだわりの飲食店が多かったですけどね。
今まで、正直日本橋というと、おばあちゃんが買い物に行く老舗の多い街という印象でした。
…ごめんなさい。
でも、コレド日本橋、室町が出来たことによって、他の街には無い独特の雰囲気を持つ街という印象が出来ました。
銀座などに買い物や食事へ行くように、今日は日本橋へ行こうと思えるような、ちょっと特別な思いができる街が出来てとてもうれしいです。
いかがでしたか?
皆様もぜひ、新しくなった日本橋を訪ねてみて下さいね。
コレド室町2 ⇒ http://mi-mo.jp/pc/institution.php?iid=0018
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
ランキングに参加しています。
下の「東京情報」のボタンを押して頂けると、明日からまたがんばれます!