前回は、「築地市場見学会」の様子をご紹介しました。
前回の様子はこちらから ⇒ http://ameblo.jp/mimimisuke/entry-11801345939.html
今回のその続きをあと少しだけ。
前回は、案内の方のおすすめ「築地のビュースポットその1」である、隅田川へ。
昔は、隅田川から船で荷物が運ばれてきたんですね。
なので隅田川に面しているんだそうです。
あちらが勝鬨橋(かちどきばし)ですよね。
こちらは防潮堤。
台風の時などは閉めるんだそうです。
また戻ってきました。
「魚を大切にしましょう」って…。
ここは中に入らないようにと言われました。
他の場所と何が違うんでしょう?
ヒントはこの、人間も入れそうな発泡スチロールの箱。
そう、ここはマグロ専用の場所なんです。
テレビとかでご覧になった事はありませんか?
マグロがズラーッと並んでいる所。
それがここなんです。
以前はどのマグロも直に置いていたそうですが、今では法律などが厳しくなり、生まぐろはパレットの上に乗せているそうです。
たぶんこれ。
そして最後に、おすすめ絶景ポイントのハイライトに連れて行ってくれました。
じゃーん
おおお、これは。
ぐっとカーブしている様子が見えるでしょうか。
これが、旧汐留駅からの引き込み線の跡です。
ここからも景色は、場内に入った人だけの特権ですもんね。
しっかりと目に焼き付けました。
さて、ここを下りたら、もう出口まで歩くだけ。
時間が決まっているので、「もっと話したいことたくさんあるんだけどねー」と案内人さん。
わー!私達ももっと聞きたいですよ。
移動しながらも、細かな質問に丁寧に答えて下さった案内人の方に感謝です。
歩きながら、後方を歩いていた係りの方に聞きました。
「せっかく慣れ親しんだ築地を離れるのはさみしいですね」
するとその方は少し考えて「そうですね。でも、本当に老朽化しているから移転するしかないんですよ」と。
その困ったような寂しそうな顔が印象的でした。
さて、お店が並ぶ場所へやってきました。
関連事業者というそうで、調理道具や小物類が売られていました。
あ、ここは吉野家の一号店ですね。
魚河岸横丁と名前のついた食堂街。
お寿司屋さんの前などは、びっくりするくらい並んでいました。
やはり、テレビで紹介するようになってから、ものすごく混むようになったそうです。
外国の方もたくさんいらっしゃいました。
かわいい広告付きのターレー(笑)
ちゃんと神社がありました。
場内にはバス停もあります。
外見は同じですが、シートがビニール製なんだそうです。
汚れや水に強いように!おお、さすが。
また、元の青果部へ戻ってきました。
そして解散です。
お世話になりました!楽しかったです。
青果門から出てきました。
築地市場は、老朽化などの問題から、豊洲への移転が予定されています。
築地市場の感想は、本当に申し訳ないのですが「古い」「汚い」「狭い」という印象です。
以前、都知事だった方が築地市場を見学し、似たようなことを発言されたのを聞きました。
その時は「何言ってるんだ、市場といえば築地でしょ!」と思った私。
でもそれは、お得意の部外者のノスタルジーでしかありませんでした。
見学中に係の方に「築地を離れるのはさみしいですね」と聞いた時、正直「さみしい」という答えを予想していました。
そころが帰ってきた答えは「さみしいけれど、とにかく老朽化がひどいので、移転するしかない」でした。
もちろん、いろいろな意見があるのでしょうが、私も今回見学してみて、移転するしかないのかなと思いました。
まだ具体的に何年の何月からという事は決まっていないようですが、それまでの間、たくさん目に焼き付けておきたいと思います。
ちなみに、場外の方は全く別会社なので、場内と一緒に豊洲へ移転するか等は、場内の方はわからないそうです。
さて、いつものように場外でお昼ご飯にしましょうか。
正門前をいったん通り過ぎて、ふと考えます。
せっかく今日は場内を見せて頂いたのですから、記念に場内でランチをするのもいいんじゃないかな。
数歩通り過ぎていましたが、また戻ってきました。
正門前に貼られた、外国人向けの注意書き。
ペットはもちろん、ベビーカーは禁止ですので、日本の皆様もお気を付けを。
意外と禁止事項が多い…。
拾得物掲示板がありました。
ニラとタコを落とした方は、できるだけ早く引き取りに行って下さーい!
そして、魚がし横丁へ向かいます。
この右奥が飲食店。
各お寿司屋さんの前は、常に20人くらいの行列が。
せっかくなので、お寿司食べたいんですが…。
この後の用事もありますし…。
というわけで、圧倒的に人が少ないお店に並んでみました。
小田保(おだやす)。
そう、何で空いているかというと、ここは揚げ物を中心とした定食屋さんだから。
でもね、街のとんかつ屋さんとはちょっと違いますよ。
エビにアジ、穴子にメカジキ。
さすがに魚の種類が多い!
特に、季節のせいか、カキとフグ推しです。
「NO-Sushi」の文字が泣かせます。
きっと外国の人は、お寿司屋さんだと思って入っちゃうんでしょうね。
私の前に待っていたのは1組。
なので、10分くらいで入れました。
ちょうどおひとりさまテーブル席が空いていました!
これは本当にありがたい。
カウンターや、テーブル席の相席では、写真が撮りにくいですもんね。
しかし、お客様は男性ばかり。
しかもかなりガテン系…。
女性のお客様は、ご夫婦連れの方がおひとり。
もちろん女性のおひとりさまは皆無でした。
いいもん。
大丈夫だもん。
そして、すでに待っている時からメニューは決まってた私。
おばちゃんがとっても忙しそうだったので、席から叫びましたよ。
「B定食お願いしまーす!!」
10年前なら、叫べなかったな(笑)
そしてしばらくすると、やってきました!B定食!!
じゃーん!
B定食 1400円
B定食は、「サケ、メカジキ、フグ」のフライ。
渋いラインナップですよね?
ちなみに、A定食は、「エビ、ヒレ、カニコロッケ」。
なんか誰にでも人気のチャラいメニューだ!
(…本当は海老フライ大好きなので、すごく悩みました)
大人はやっぱりB定食。
ひとつのフライを半分に切って盛り付けてあるみたい。
真ん中には、ちょっと不思議なタルタルソース。
オリジナルでしょうか。
プラスソースで頂きまーす!
フグは、身がフワフワしてやわらかい!
鮭は安定のおいしさ。ソースでごはんが進みます!
メカジキは噛みしめて旨味を感じます。
3つとも大満足の味です!
しかしすごいボリューム!!
女性には少し多いと思うので、複数で行って、シェアしていろいろ食べられたらいいですね。
ちなみに常連っぽい人の数名が頼んでいたのが「チャーシューエッグ」。
写真を見た感じでは、「ハムエッグのチャーシュー版」みたい。
数軒先の別のとんかつやさんにも「シャーシューエッグ」というメニューがありました。
私は初めて聞きましたが、他にもあるんでしょうか。
それとも築地発のメニュー??
とってもおいしそうでしたが、築地で食べる勇気が無いので(笑)今度自宅で作ってみたいです。
ふぅ、満腹…。
ぎっしりとお客様が詰まったコンパクトなお店。
こういう場所柄か、のんびりとメニューを選ばせてくれない雰囲気がありますので、事前に調べるか、外に貼ってあるメニューなどで決めておくと、中で慌てなくて済みます。
ゆっくりと楽しみながら食事をしたい方には向かないかもしれません。
でも、市場という場所の雰囲気も合せて、ささっとかきこんで食べるのも楽しいかも。
そう思える方にお勧めします。
築地というと、つい生ものを食べたくなりますが、行列に並ばなくてもおいしそうなお店はたくさんありましたので、もしチャンスがあったら訪ねてみて下さいね!
さて。
とりあえず、いつものように場外へやってきたのですが…
おなかが一杯過ぎて、面白いもの探しレーダーが全く反応せず。
早々に退散したのでした。
築地場外の食べ歩きについては、この辺りの記事を見て頂けると嬉しいです。
⇒ http://ameblo.jp/mimimisuke/entry-11525963631.html
さて。
2回に渡ってお届けした、築地場内の様子はいかがでしたか?
築地市場見学会は、定期的に東京都の広報やホームページなどで募集されているそうです。
年にいろいろ志向を変えて数回開催されているそうなので、興味のある方はぜひのぞいてみてくださいね。
小田保 ⇒ http://www.tsukijigourmet.or.jp/19_odaya/index.htm
WEB広報 東京都 ⇒ http://www.koho.metro.tokyo.jp/
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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