青春１８きっぷで長野県の上諏訪を旅をしております。
前回は、間欠泉を見て、観光遊覧船に乗り、タケヤ味噌でとん汁を食べたところまででした。
前回の記事はこちらから ⇒ http://ameblo.jp/mimimisuke/entry-11601836049.html
今回はその続きです。
時刻はそろそろお昼。
実はこの時まで、ランチをどこで食べるか、全く決めていませんでした。
でも、朝来た時から、気になっているお店がありました。
それがこちら
CLASUWA くらすわ
店頭で野菜を売っていたのですが、全体の黒っぽい建物の雰囲気といい、名前といい。
失礼ながら、諏訪湖畔のこの辺りではあまり見ないオシャレな雰囲気でした。
１階にどうやらお土産らしきものを売っているのが見えたので、もしかしてカフェぐらいあるのではないかと近づいてみました。
いつもならその場ですぐに検索してレビューなどをチェックするのですが、何しろひどい雨で、首から下げたカメラを守るので精いっぱい。
とりあえず、入ってみましょう。
ベーカリーにイートインもありましたが、２階にレストランも発見！
ここで雨宿りを兼ねて、ゆっくりさせてもらう事に。
ランチメニューはこんな感じ。
夏野菜の欧風カレー１２００円、南信州産ナスとトマトのラザニア仕立て１４００円
エビと南信州産 生バジルのパスタ １５００円、信州十四豚のカルボナーラ風ソテー１７００円
よくばりワンプレート１８００円、信州産のグリル塩麹のソースと共に２１００円、お子様セット７００円
※厳選野菜のサラダバーとドリンクバー付き
ランチタイム限定 本日のスイーツ ３００円
うーん。
全体的にちょっとお高め。
でもね、旅に出たら食べちゃいますわね！
というわけで、注文。
そして、私が大好きなサラダを取りに行きます！
レタス類が３種、水菜、ブロッコリー、カリフラワー、キュウリ、長芋、ジャガイモ、とうもろこし、トマト
ドレッシングがひとひねり。
豆腐とハーブのグリーンドレッシング、辛み大根ドレッシング、ゴマドレッシング、トマトドレッシング
ベーカリーで焼いているパン（信州みそ入りくるみパン、カンパーニュ）
そしてそして
ほうれん草とハーブのしゃぶしゃぶ！
ほうれん草やルッコラがありまして、それをお湯でしゃぶしゃぶ。
ごま油、オリーブオイル、レモン果汁、バルサミコ、岩塩、ブラックペッパーなどがありまして、自分で好きな味付けに出来ます。
私はオリーブオイルに岩塩とブラックペッパーをミルでガリガリ挽いていっぱいかけてみました。
やっと店内の写真が(笑)
窓際が空いているように見えますが、サラダバーにでかけてしまっているか、予約席でした。
１２時を過ぎたとたんに、満席に。
リーフ類やキュウリはシャキシャキ。
トマトもとうもろこしも甘くて大満足！！
辛味大根ドレッシングも、ちゃんと大根の味がするのに和風じゃないところがおもしろかったです。
ほうれんそうとハーブのしゃぶしゃぶも、目先が変わっておもしろいし。
このあと、特に気に入ったトマトとほうれん草しゃぶしゃぶをおかわりしちゃいました…。
ドリンクバーもなかなか充実。
杜仲茶、りんご、オレンジ、グレープフルーツ、アイスティ、アイスコーヒー、霧ヶ峰のおいしい水！！
ホットもいろいろありました。
そうこうしているうちにメイン登場。
まずは私の
信州十四豚のカルボナーラ風ソテー １７００円
同行者の
よくばりワンプレート 信州十四豚と信州牛を一皿で １８００円
まあ、何とお上品な(笑)
でも、全部並ぶとかなりの豪華版。
豚肉、すごくおいしかったです。
信州十四豚って聞いたことないなと思ったら。
この「くらすわ」は、養命酒関連のお店なんですね。
なのでこの信州十四豚は、養命酒を絞った後のカスの十四種類の生薬を飼料に混ぜて食べているというのです。
なので十四豚。（じゅうよんぶたじゃないですよ、ジューシーポークと読むそうです）
その他、資料には液状ヨーグルトや南アルプスのミネラル豊富な水など、健康にいいものばかり。
こだわりの豚ちゃんです。
おいしいわけだ。
でも、カルボナーラ風ソテーじゃなくて、違う味でもよかったな(笑)
同行者の信州牛もおいしいけど、私としては十四豚の勝ち！！
周りを見回すと、地元の女子グループや、カップルばかり。
私達のような観光客の姿はあまりありません。
違いは服装と荷物(笑)
みなさん軽装でした。
観光客には少し高いけど、席と席の間が広く、ゆっくりできます。
スタッフの方も、開いたお皿をすぐに下げて「新しいお皿をお使いください」とスマート。
そんなの当り前のようですが、なかなか出来てないお店も多いんですよね。
ドリンクバーで温かい飲み物など飲みながら、のんびり雨が止むのを待ちました。
ちょっと高いけど、サラダ好きならおススメです。
その後、１階のお土産屋さんやベーカリーで母へのお土産など買いまして。
ベーカリーがすごくおいしそうだった…。
タルティーヌがこのボリュームで３００円以下とか、信じられない…買いたいけど、これからの行程を考えると持ち歩くのは難しく、断念。
あー、あのタルティーヌ、きっとおいしかっただろうなぁ…ぶつぶつ。
そして、外へ出ると、目の前には例のカメ…じゃなかった竜宮丸。
すると、同行者がとんでもないことを言い出しました。
あんなオシャレなお店でおいしいランチを食べるだけなんて、旅日記としてはおもしろくないんじゃない？と。
いや、別に私はそれで楽しいからいいですけど？
これを食べた方がいいよ！
と、指差したところにあったのは…
バッタソフト、衝撃の４００円。
…バッタ？
あー、無理無理無理無理！！
何言ってんの？バカじゃない？
はあはあ。
スイマセン、気が動転して言葉遣いが乱れました。
もう一度、その看板をよーく見てみると、いくつかの情報がありました。
① イナゴの甘露煮をトッピング
② イナゴはエビに似た味をしている
③ 姿が衝撃的過ぎて、画像は看板には載せられない
バッタ…というか、イナゴの甘露煮かあ。
信州と言えば、イナゴ、蜂の子、ざざむしなど虫を食べる文化がありますよね。
イナゴの甘露煮は、過去に食べたことがあります。
虫を食べてるというのを忘れて食べると、普通に佃煮みたいな感じでした。
「イナゴの甘露煮をトッピングなら、食べられるんじゃないかな」とうっかり思ってしまい…。
…なぜか、購入することになってしまいました。
普通にパイナップルとかでいいんじゃないかな…ブツブツ。
しかし、レジまわり「バッタソフト」なんてどこにも書いてないよ。
仕方なく、レジのやる気の無さそうなおじさんに「あそこにある、バッタソフトありますか？」と聞いたら、「はい、ありますよ」と。
あるのかあーー。
おじさんがソフトクリームを作りはじめました。
で、見ちゃったんですよね。
ソフトクリームを作る前、おじさんがごそごそやって、器のフタらしきものを外していたみたい。
あれかぁ…。
そして、ソフトクリームを作り終えたおじさんは、箸を手に取りました。
あー、ソフトクリームの上に、イナゴを乗せたんだな。
…
…
…
…あれ？
おじさんは、背中を丸めて、ずっとごそごそやっています。
そこで私は悟ったのでした。
「イナゴトッピングって、一匹じゃないんだ！！！」
同行者に助けを求めようとしても、遠～く離れた所で、他人のふりをしてるし。
そして、渡されたソフトクリームは、虫嫌いな私は全身鳥肌が立つようなものでした。
あー、もーやだー。
…で。
せっかくなので写真を公開したいのですが、私の様に虫が苦手という方にはちょっとキツイ画像なんですよね。
そこで考えました。
ここでは、モザイクで小さ目のサイズの画像を載せておきます。
のちほど「みみみのおやつ 」で、モザイクを外した画像を大きめサイズで載せておきますので、気になる方はご確認ください。
では、いきます。
心の準備はよろしいですか。
こんな感じです！！
えーっと。
とりあえず、文章で説明しますと、バニラのソフトクリームに、イナゴの甘露煮が６個ほど均等に刺さっております。
うう。
でも、ここまで来たら食べますよ。
あんまり考えていると食べられなくなるので、いきなりぱくっと食べてみました。
…
…
あれ？
バニラアイスと一緒に食べたら、みたらしだんごのタレみたいな味に。
おいしいな。
イナゴと思うとダメですが、小魚や小海老の甘めの佃煮ありますよね。
あの甘さとバニラアイスなんです。
みたらし味。
見た目のインパクトを考えると２度と食べたくないですが、味はおいしいので、みんなでワーワー言うのにおすすめです。
気になる方は、後ほど「みみみのおやつ」でモザイクを外した画像をご覧くださいませ。
さて、何だか変な感じになりましたが、ご気分を害された方がいらしたらごめんなさい。
気を取り直して、上諏訪駅方面へ戻ります。
この先には、造り酒屋さんが何軒かあるというので、行ってみたいと思います。
このあたりは、かりんが名物みたいですね。
カリンちゃんバス(笑)かわいいです。
何やら、素敵にレトロな建物が増えてきました。
八十二銀行本町出張所という文字がうっすらと。
ちょっとした映画のセットみたいな、古い建物。
あまり活用されていないようですが…。
こういう建物を見て歩くのが好きなので、楽しいです。
すると、大きな蔵のようなものが。
歴史がありそうな建物です。
舞姫とあります。
舞姫酒造という酒屋さんでした。
幟のある方が売店になっていまして、そこで試飲も出来ました。
私は日本酒が飲めないので、同行者が試飲しまくっている間にお店の中を見せて頂きました。
おもしろそうだったので、「うめ醤油」というのも買ってみました。
青梅を醤油に漬けたもので、まろやかな味がするお醤油だそうです。
今から使うのが楽しみ！
驚いた事に、この辺りには５～６軒の造り酒屋さんが集まっています。
こんなに近くにあるなんて！
次の酒屋さんは麗人酒造。
ここはずいぶん大きなお店と駐車場。
もしかしたら、観光バスとか停まれるようになっているのかな？
もう夕方近かったので他にお客様はいなくて、試飲し放題(笑)
でもやっぱり私は飲めないので、「諏訪姫フィギュア」を見たりして。
交差点の名前が「鍵之手 かぎのて」。
道路がカギノテに曲がっているから？
かっこいい！！
こちらも酒屋さんですが、この日はお休みみたい。
そのかわり、昭和レトロなすごい看板がありました。
ちょっとフクちゃん」みたいな。
いつごろの看板なんでしょうね。
なまこ壁っぽい。
何とも不思議な壁です。
伊東酒造です。
ここで対応してくれた方は、すごくマジメな印象。
そういうのって大事ですよね。
営業トークではなく、真剣に対応して下さいました。
そろそろ３時を過ぎました。
帰らなくては。
楽しかった上諏訪への旅は、もうおしまいです。
最初に見た、舞姫酒造の蔵。
この建物がレストランだったら、すごくいいだろうなぁ…なんて思いながら通り過ぎました。
またいつか、きっと遊びに来たいと思います。
今度来たら、ゆっくりと温泉に入りたいなあ…と思ったのでした。
くらすわ ⇒ http://www.clasuwa.jp/
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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