友人とランチの後、この近くでお花見ができるところは無いかな?と考えて訪ねたのがこちら
「皇居 東御苑」
大手門から入ります。
もう午後3時だというのに(閉門は4時)、まだまだたくさんの人が入っていくのでびっくりです。
皇居東御苑は、天皇皇后陛下がお住まいの皇居の東側にある皇居付属庭園です。
旧江戸城本丸、二の丸などの一部を整備し、昭和43年9月より一般に公開されています。
この、上手な人のテトリスみたいにきっちりと組み合わさった石垣。
そして、思いのほか、一つ一つの石が大きい事にびっくりしました。
名前がありませんでしたが、たぶん「木瓜(ぼけ)」の花だと思います。
この薄いピンク色。なんてかわいいんでしょう!
あ!桜!
赤い葉っぱが出ていたので、ソメイヨシノではないと思いますが、花の白と空の白が混ざってました。
青空だったら、さぞ綺麗だったでしょうね。残念…。
あ!あそこにも桜の木!
しかも、ものすごくたくさんの人が、桜の写真を撮っています。
近くへ行ってみましょう!
中心がピンク色ですね。
これは「天城吉野(アマギヨシノ)」という種類だそうです。
花一つがとても大きくて、満開でした。
かぜが吹くと、少し花が散っていました。
枝がかなり下まできていたので、みんな間近で写真が撮れて大喜びです。
どうやらこの桜、終わりが近づくと中心が濃いピンク色に変わるんですね。
咲きたては真っ白でした。
見つめ合うカップルの後ろをついて…いやいや、近道をするために芝生の中をショートカットしていると、こんな小さな石が。
午砲台跡?
帰ってから調べてみると、明治4年(1871)~昭和4年(1929)年に廃止されるまで、時間を知らせる空砲を打っていたというのです。
空砲!!
何か、すごく原始的な感じですが、そのドーンという大きな音はかなり遠くまで聞こえたらしく、当時の東京府民には「ドン」という愛称で親しまれていたそうです。
ここだけ見ていると、新宿御苑みたいですが(笑)
ほんわかした淡い色の多い桜の中に、パッと目を引く綺麗な花が。
琉球寒緋桜(リュウキュウカンヒザクラ)
ぱっとした華やかなピンク色が、ちょっと南国チックでかわいかったです。
一瞬、ソメイヨシノかな?と思ったのですが、丸い花びらに赤い葉っぱ。
その桜についていた名札には…
センダイヤ…仙台屋?
何でも、高知県の仙台屋さんというお店の庭にあったのを名づけたとか。
何か、安易(笑)
しかも高知の仙台屋って…。
でも、濃いめのピンク色や、ふっくらと丸い花びらがかわいい桜なのでした。
珍しい桜が多いなと思ったら、このまわりは「桜の島」という区画で、東御苑に植えられている30品種のうち、半数くらいがここに集まっているそうです。
ちょっとした遺跡っぽいものが見えてきました。
これは、天守台です。
江戸城の天守閣が建っていた場所ですね。
上がってみました。
途中で振り返ってみましたが、まだ綺麗な景色は見えません…。
一番高い所まで上がってみたら、芝生の広場が見渡せました。
閉門の4時半まであと少し。
それでもみんな、桜を愛でていました。
日本武道館の屋根のたまねぎ部分(笑)が見えました。
天守台の途中には、また桜!
おいしい果物が成りそうな真っ白い花は、「大島桜」まだまだこれからたくさん花が咲きそうでした。
そういえば、まだソメイヨシノをちゃんと見てないなぁ…。
と思ったら、やっと近くにあるソメイヨシノを見つけました。
傾いた優しい日差しを受けて、ソメイヨシノは少し色がついてみえました。
ベージュかな、それともピンク?
花はどれも美しいけれど、ソメイヨシノはやっぱり特別って感じがしました…。
皇居東御苑いかがでしたか?
たまたま友人と訪ねたので、私はここに来たのは初めてだったように思います。
休園日が多かったり、閉門時間が早かったりと、御苑ならではの事もありますが、飲酒やスポーツが禁じられている分、ゆっくりと花を愛でることができたように思います。
もしお時間がありましたら、東京メトロ 大手町駅からすぐですのでぜひどうぞ。
白鳥さんも帰り支度?
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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