先日は、川越大師のお正月の様子をご紹介しました。
川越大師のお正月の様子はこちらから ⇒ http://ameblo.jp/mimimisuke/day-20130104.html
今日は、その後の川越散歩の様子をご紹介したいと思います。
川越といえば、蔵造りの街並みが有名です。
喜多院から、蔵造の街並みまで少し歩きます。
成田山川越別院からすぐにあるのが、川越銘菓「くらづくり本舗」というお店。
毎年、1月3日の川越大師の初大師には、いろいろなメニューが食べられます。
おすすめは、つきたてのお餅。
からみ餅(大根おろし)と餡もちのセットで200円。
おいしいです!
他にも、甘酒やアツアツのおまんじゅうなどもあります。
何よりも、屋外ですがストーブがあって温まれるのがありがたいです。
来年の(笑)初大師には、ぜひお訪ねください。
さて、お腹から温まった所で、また歩き出します。
このあたりから、ぽつりぽつりと蔵造りの建物が見えてきました。
川越はなぜ、蔵造りの街並みが残ったのでしょうか。
川越に残る一番古い蔵造りの建物は、1792年に建てられた「大沢家住宅」で、国の重要文化財です。
その頃、度重なる大火の為、江戸の町では蔵造りの建物が流行しました。
そのため、当時から商業で江戸とつながりがあった川越でも蔵造りの商家が建つようになりました。
現在残っている蔵造りの建物は、1893年(明治26年)に起こった「川越大火」の後に防火対策として建てられたものがほとんどです。
関東大震災などで東京の蔵造りの建物の多くは失われてしまいましたが、川越では残っているというわけです。
このあたりからが一番街。
テレビなどでよく取り上げられる、蔵造りの建物やお店などが並ぶ通りです。
こちらは、川越銘菓のお店「亀屋」の本店です。
1783年創業だそうで、旧川越藩御用達だったとか。
亀屋というだけあって、カメの形のどら焼きがかわいいです(笑)
となりには、山崎美術館という美術館もあります。
古い建物のほとんどは、商店やお食事処になっています。
個人的におすすめなのが、焼き鳥を焼く煙がもうもうとしているお店。
「エース大松」という店名なんだそうです。
こちらでは焼き鳥といっても、豚のカシラに辛みそを付けたもの。
1本130円くらいだったと思います。
中で、キムチや焼き鳥でビールなども頂けるようです。
おすすめなのは、焼き鳥ではなく、この辛味噌。
韓国風なのでしょうか。
500円~800円くらいでカップに入って売られています。
焼き鳥や焼きとんに塗ったり、きゅうりなどのスティック野菜にも合います。
川越みやげというと、どうしても甘いものやお漬物に偏りがちなので、もし辛いものがお好きでしたらぜひ。
蔵造りの向こうに見えてきた建物。
こちらは1918年(大正7年)に建築された「旧八十五銀行本店本館」(現埼玉りそな銀行)の建物です。
前々から不思議に思っていたのですが、なぜ川越の蔵は黒いんでしょう?
調べましたが、いろいろな説があるようです。
川越市の観光協会のサイトでは、「当時は火事が多く、白壁では燻るので最初から黒くしてあった」という事を一説として紹介しています。
そして、川越のシンボルといえばこちら。
「時の鐘」です。
時の鐘は、今から約400年前に、当時の川越藩主 酒井忠勝によって創建されました。
度重なる火災でその都度建て替えられました。
現在建っているのは4代目の時の鐘で、明治26年に起きた川越大火直後に再建されたものです。
時の鐘は、高さ16メートル。
鐘が鳴るのは一日4回です。
午前6時、正午、午後3時、午後6時
鐘の音を聞きたい方は、この時間に訪ねてみて下さいね。
ところで、この日、時の鐘の下では、お正月らしい風景が見られました。
人ごみの先に、何かいる!!
地元のケーブルテレビが取材中。
オールスター(笑)
なでなで…って、ペットか!
こころばかりのお賽銭をあげると、記念品が頂けました。
少額の方には(笑)、干支の飴。
私も頭…いや、手でもいいから噛んでほしい!
そして、写真にしたら、ホラーな感じに(笑)
お獅子の口の中は、何とも生温かかった…
…今年は良い事がたくさんありますように!
いかがでしたか?
川越の蔵の街と時の鐘の様子をお伝えできたでしょうか。
次回は、いよいよ完結編。
菓子屋横丁方面へ参ります。
ちょっとだけ予告編を。
な、なんだ?
うなぎ屋さんの前に、なんかいる…。
どうぞ、次回をお楽しみに。
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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