10月13日は豆の日だってご存知でしたか?
豆大好きの私ですが、全く知りませんでした…(笑)
でも、その豆の日を記念して、世界「豆料理」フェスティバルというのが行われるという事で行ってきました。
少し前のお話になりますが、ご紹介します。
この世界の豆料理フェスティバルは、東日本大震災復興支援のための募金をした人に試食券が配られ、これに賛同した各国料理のお店が作った豆料理が試食できるというイベントでした。
出店された店舗は14店舗。
そして、一回の募金でもらえる試食券は5枚。
ああ、もっとチャレンジしたいのに!
なので、もう一回並びまして、もちろんちゃんと寄付もしまして、合計10か所の豆料理を食べられることに!
あ、もちろん今日も一人でございます!
では、いってみましょう!
ここはJR有楽町駅前広場。
行かれたことのある方なら想像がつくと思いますが、結構狭くてぐちゃぐちゃになっていました。
まず目についたのは、エジプト・アラブ共和国の「コシャリ」という料理。
使われている豆は、ひよこ豆とレンズ豆です。
ご飯、パスタ、豆を炒めてトマトソースを掛け、フライドオニオンをトッピングしたエジプトを代表する国民食だそうです。
小さく切ったパスタと豆とご飯の上にミートソース。
これはおいしい!
パンフレットには「そばめしのような料理」とありましたが、まさにそんな感じでした。
次は、ペルー共和国の「コンビナード・ノルテーニョ」という料理。
コンビナードとはセットの事だそうです。
ご飯、肉の煮込みをタマネギソースとともに。
使われている豆は、「カナリオ豆」。
あまり聞いたことがないので調べたら、いんげん豆の仲間で、ペルーで一番多く食べられている豆だそうです。
ニンジン色のオレンジのソースは、この時⇒ http://ameblo.jp/mimimisuke/day-20120826.html
大量にかけられて悶絶した辛いソース。
今回は学んで(笑)少しだけにしました。
ご飯の上に豆とピリ辛の肉のタレで、日本人好み。
しかし2品続けてごはんもの。
キツイなぁ…ちなみに料理が入っているカップは、ハーゲンダッツアイスのカップより少し小さいくらいでしょうか。
あと8品かぁ…。
次はこちら。
メキシコ合衆国の「フリホレス・プエルコス・エスティロ・ミチョアカン」
使われている豆は、「フリホレス」。
メキシコでは、豆の事をまとめて「フリホレス」というそうです(特にいんげん豆)
今回は、白と茶色のいんげん豆を使っているそうです。
ミチョアカン州の伝統的な料理で、野菜と豆入りのサルサソースみたいな感じです。
焼いたトルティーヤのようなチップスと一緒に頂きました。
ここへきて、やっとさっぱり系!
ご飯が入ってなくてよかったー!
おいしかったです!
次は、トルコ共和国の「赤レンズ豆のスープ」
本名は「メルジメッキチョルパス」というそうです。
なんか強そうな名前。
このトルコ人のおにいさんが、もうチャラくってたまらない。
「もっちろん、こちらのおにいさんにもおねえさんにも、大盛りでプレゼントしてくださーい!」
とか言いながら、かわいいお嬢さんにはウインクなんかしちゃってさ(笑)
使われている豆は、「レンズマメ(レッド)」。
レンズ豆は以前から知っていましたが、今回初めて知った事が。
いわゆる「レンズ」に似ているからレンズマメなのかと思ったら、実は逆でした。
豆の方が先で、レンズマメの形に似ているので、いわゆるレンズには、「レンズ」という名前がついたんだそうです。
ひゃー、知りませんでした。
トルコ料理の定番のスープだそうですが…。
うーん。うーん。
豆のポタージュのような感じでした。
味はあまり無くて、見た目よりもさっぱりした口当たりでした。
次は、アメリカ合衆国の「チリコンカン」です。
使われている豆は、レッドキドニー、うずら豆、大豆、金時豆
いわゆる「チリ」ですよね。
チリドックの上にかかっている「チリ」。
挽肉と、豆のピリ辛トマト煮込みたいな。
メキシコに近いテキサス州などの料理だそうで、やはりメキシコの影響を受けている料理みたいです。
安心できる味で、ほっとしました。
さて、5品食べまして、さすがにお腹がいっぱいに。
しかも、現在でまだ半分ですから…試食券が5枚つづりというのは、理にかなっております。
2冊手にした私が強欲でした…。
もちろん、あと5品ちゃんといただきますよ!!
でもね、ココだけの話、ちょっと飽きちゃって(笑)
最初には、日本の料理じゃつまらないから、日本のはやめておこうと思っていたのですが…
ここに行っちゃいました。
日本 「まめ玉かん&きんときしぐれ」
使われているのは、金時豆、白花豆です。
ここは豆でおなじみのフジッコ株式会社のブースでして、餡のかわりにフジッコの甘い豆(お弁当の端っこに入っているパターンのアレです)で作った、和菓子ふうのスイーツ。
あんこ玉のような白花豆の和菓子。
金時豆を使った、羊羹のような和菓子。
なんか、しみじみおいしいです…。
日本人なんですねー、私。
この細やかな作品をみてくださいよ。
さすが日本ですね!!
真面目な話として、普段あまり手にしないこの甘い豆のシリーズ。
つぶして丸めるだけで、簡単に和菓子風なものができるんですね。
感心してしまいました。
失いかけていた豆への愛情を、フジッコさんのおかげで取戻し(笑)また次のブースへ。
次は、フランス共和国の「カスレ」という料理です。
使っている豆は 大福豆です
カスレは、南フランス ラングドック地方の名物料理だそうです。
肉と大福豆を素焼きの鍋で長時間煮込んだ料理なんですって。
すべてのメニューの中で一番量が少なかったような(笑)
冷めていたので何とも言えませんが、非常に上品で、優しい味でした。
アツアツを食べたら、きっともっとおいしいんでしょうね。
そろそろおなかも一杯ですが、あと少し、がんばりましょう!
次は、ブラジル連邦共和国の「フェジョン・カリオキーニャ」です。
使われている豆は、カリオカ豆。
ブラジルの伝統的な家庭料理だそうです。
豆を煮込み、にんにく、塩、油で味付けをして、ご飯にかけて食べるんだそうです。
ん?この色…。
ロイヤルミルクティーみたいな色ですね。
ええと、味は…。
うーんと。
豆の味でした!
日本でいうお味噌汁みたいなものでしょうか。
おふくろの味になるのかもしれません。
次は、タイ王国の「ゲーンマッサマン」です。
正直なところ、タイ料理は苦手なのですが、アメリカの情報サイト「CNN GO」が選ぶ、世界美食ランキングで1位をとった!と聞けば、やっぱり食べてみたいですよね!
使われている豆は、落花生です。
ゲーンマッサマンというのは、イスラム風カレーという意味だそうです。
食べてみると、少し甘いです。
帰ってからレシピを見ると、砂糖やタマリンドなどが入っているので甘かったんですね。
落花生も独特の食感で、思ったよりもおいしかったです。
しかし世界の美食ランキング1位かどうかは…お好みによりますね(笑)
そして、やっと10種類目、ラストはこちらにしました!
インド共和国の「ミックスダルフライ」です。
ダルフライと聞くと揚げ物を連想しますが、要は豆のカレーということらしいです。
使われている豆は、ウラド豆、緑豆、ひよこ豆です。
ウラド豆は、別名ブラックマッペとも呼ばれていて、日本ではもやしの原料になっています。
それほど辛くなく、おいしく食べられました。
肉などが使われていないので、ヘルシーな印象でした。
ふー。
10種類食べました!
おなかいっぱいです!
本当はあと4店舗ありましたので、こちらは食べていませんが、ざっとご紹介します。
日本 ヨーグルトと食べるくろ豆
くろ豆がシロップに浸かっているもので、プレーンヨーグルトにかけて、ヘルシーに食べようということらしいです。
中華人民共和国 マーボー豆腐
みなさまご存知のメニューですね。
本場の中国料理ということで、花山椒なども使われているそうです。
そうか、豆腐も豆ですもんね(笑)
エチオピア連邦民主共和国 ミスール
レンズ豆のターメリックシチューだそうで、辛い料理が多いエチオピアですが、このミスールはマイルドなんだとか。
ああ、これ食べてみたかったなぁ…。
○○○をやめて、こっちを食べればよかった(笑)
ニュージーランド キドニービーンズバーガー
レッドキドニーのペーストをはさんだバーガーだそうで、うーん、想像もつきませんがヘルシーでしょうね。
調べてみると、このメニューを提供した白金台のキウイキッチンには、他にもおいしそうな料理がたくさん。
ぜひ一度訪ねてみたいです。
今回食べたたくさんの豆料理の中で、一番おいしいなぁと思ったのはエジプトのコシャリ。
意外においしかったのがタイのゲーンマッサマン、アイデア賞は 日本のまめ玉かん&きんときしぐれです。
豆は食物繊維や良質のたんぱく質の他、たくさんの栄養が含まれていますね。
料理が面倒というイメージがありますが、今はドライパックなど簡単に使える豆が売っているので、たくさんいただきたいですね。
そして、忘れてはいけないのは、今回は東日本大震災へのチャリティイベントでした。
こういうイベントに参加することによって、震災の事を忘れないようにしなくてはと思いました。
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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