「巣鴨から滝野川を通り、池袋へ…たどり着けるのか?」
先日は、巣鴨地蔵通りからとげぬき地蔵、そしてランチ
までお伝えしました。
今日はその続きです。
ランチを済ませて、また地蔵通商店街を歩いていきます。
とにかく隙間無くお店が並んでいます。
やはり、年配の方向けの衣料品、健康食品、お土産のお菓子屋さんが多いです。
そして、どこも年配の女性で一杯。
両側のお店をひやかしながら歩いていると、向こうからマイクを持った人と、何かが歩いてきました。
すがもんでーーーす
子供たちは、「なんだこいつ!!」って大騒ぎになっていました。
君たち、これは地蔵通商店街の「すがもん」くんだよ。
バサッバサッ(羽ばたいている)
優しい目をしたすがもん。たいていの事は許してくれそう…。
でも、紺色の制服の少年、羽をがっしりとつかんでいます。
少年は、今度は尻尾をがっしりと…。すがもん、すっかり取り囲まれています。
その後も、少年にパンチやキックをお見舞いされていたすがもん。…がんばれ。
実は少し逃げようとしている。
さて、お散歩再開です。
地元の方に愛されるたい焼きやさん発見。「飛安」さんです。
たこ焼き250円
そしてたい焼き90円
ん?
なんか、たい焼き2個分みたい!(笑)
しばらく歩くと、都電荒川線の「庚申塚(こうしんづか)」の停留所です。
ちょうど都電がやってきました。
土曜日だからでしょうか、とても混んでいます。
都電の旅も、いつかブログで紹介したいですね。
時が止まったようです。
迷い込んだら行き止まり…それが下町の路地。楽しいです。
奥へ奥へ。裏へ裏へ。まだ日は高いです。積極的に迷っていきましょう。
は!のんびりしていたら、時計はもう午後3時。そろそろ帰り方を考えないといけません。
暗くなってしまったら、どうにもなりませんからね。
ところで、ここ、どこですか?
冷や汗を拭き拭き地図を探すと、どうやら近くに「板橋」という駅があるらしいと判明。埼京線か?
とりあえず、線路を探します。
下町は、とにかく細かく道が入り組んでいて、大きな通りで出るまでが難しいです。
日はどんどん傾いてくるし、多少あせってきます…。
あ、あれはもしかして!!
ほっと一安心。駅も近いようですが、どうせならもう少し歩いてみましょうか。
どうやら、池袋駅までそれほど遠くないみたい。
池袋まで歩きましょう!
驚かせちゃって、ごめんね。
すると、このあたりを仕切ってそうな方が。
「すいませーん。池袋駅ってどっちですかね?」
「 … 」
「 … 」
「 …あ?」
「 …知らないね」
「 … 」
教えて頂けませんでした…。
不安になりつつも、線路から離れずに歩いていると、急に目の前の見えたのです!
ちょっと写真がわかりづらいのですが、ど真ん中にサンシャイン60が見えているんです。
おお!さすが池袋のランドマーク。
ほっとして歩みを進めると、富士見橋の上から、またまた例のアレが見えました。
見えませんか?
じゃあ、これでどうでしょう?
ちょうど真ん中あたりに、スカイツリーが見えてます。だいぶまた大きくなりましたね。
そして、豊島区の清掃工場の高い煙突の下を通り過ぎると、なにやら複雑な交差をした橋に出ました。
そこでは、タモリ倶楽部が喜びそうな、鉄道の立体交差が見えたのです。
左、湘南新宿ライン、右、山手線。
上段、埼京線、下段、山手線。
奥には東武鉄道も走っていて、電車好きには答えられないでしょうね。
帰ってから調べますと、ここは「池袋大橋」といって、その筋ではとても有名なスポットなのだそうです。
通りで素人の私も、思わず写真を撮りたくなる訳だ。(笑)
こうして、やっとの思いで池袋駅にたどり着いたのでした。
長々とお届けしました、巣鴨から池袋への旅、いかがでしたか?
それでは、最後はこちらの写真でお別れです。
巣鴨地蔵通商店街入り口の喫茶店のキャッチコピーが素敵。
「いちどはのんでみたい、いちどはのませてみたい カプチーノ」
今回のルートはだいたいこんな感じです。 ←クリックで地図が出ます
とってもざっくりしたルートでごめんなさい…。
実際は、もっともっとぐるぐる歩いているので、距離も長いです。
そして私は20歳でも男子でもありません…(笑)。
最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
おしまい