「ペッパーの香りのショコラの不思議感覚」
先日、丸の内方面に用事がありまして、ずいぶんたくさん歩いたのでヘロヘロになってしまいました。
そこで「丸の内oazoオアゾ」1階で見つけたカフェ、「ドュバイヨル」に転がり込みました。
「ドュバイヨル」というのは、ベルギーにアトリエを構える、マルク・ドュバイヨルというパティシエの名前です。
フランス最優秀職人で、世界的にも賞を獲得しているパティシエなのだそうです。
日本では5店舗が取り扱っていますが、カフェがあるのはこのオアゾ店だけなのです。
心していただきましょう。
いろいろ気になるメニューがあったのですが、その中でクリスマス限定のメニューを選びました。
「フレーバーホットチョコレートドリンクとショコラ」850円です。
フレーバーは「モカ」と「ペッパー」の2種類がありまして、私は珍しいので「ペッパー」を選びました。
一緒についてくるショコラも「シュルプリーズ」というペッパーの香りです。
ところで、メニューにある、「ショコラショー」って何でしょう?
様は、ホットチョコレート → ココア ということになるようですが、まず素人目にも濃さが違います。
ココアが粉っぽいのにくらべて、ショコラショーはチョコレートがたっぷり溶け込んでいる…という印象です。
なにか明確に分けるための基準があるのでしょうか?
もしご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてくださいませ。
さて、肝心のペッパーの香りのショコラショーですが…。
これが笑っちゃうくらい、胡椒の香りがするのです。
そういうと、ちょっとまずそうに聞こえるかもしれませんが、これが何ともスパイシーで合います!!
香りだけで辛みなどはありませんから、ご安心ください。
甘みはほとんどなく、当たり前ですがココアのような粉っぽさもありません。
そして、添えられたショコラも胡椒の香り。本当に不思議なくらい胡椒とショコラって合います。
ショコラの右側にある、小さめのマカロンみたいなのが「ブリズー」です。
これは、お店からのサービス。
食べてみると、間に挟まったショコラクリームがとても濃厚で、おいしかったですー。
ショコラショーも、ショコラも、ブリズーも、甘さは控えめでしつこさがありません。
チョコレートというよりも、ショコラと呼びたくなるようなお上品でおいしかったです。
もしチャンスがありましたら、ぜひお試しくださいませ。