六本木ヒルズ 東京シティビュースカイデッキから見えたもの | お出かけ大好き  みみみのごはん

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「もやもやした気持ちを、ネイチャー・センス展でワクワクに」


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し前から気になっていた美術展のチケットを、チケット屋で見つけまして。

それが、何と六本木ヒルズ の「森美術館 」である事、そしてそのチケットで展望室「東京シティビュー 」も見る事ができる事を知り、やってまいりました。


はい、六本木ヒルズでございます。

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六本木などという華やかな所と縁遠い私ですが、過去六本木ヒルズには2回来ました。

なぜなら、東北から上京した親戚を、東京見物させる為にですね。(笑)

実質、初めてと言って良い六本木ヒルズですが、がんばってリポートさせて頂きます!


2003年にオープンした六本木ヒルズは、「ヒルズ族」という言葉に代表される「セレブ」をイメージする街です。

住居、オフィス、ブティック、ショップ、レストラン、映画館、美術館などがあります。

日比谷(ひびや)線六本木駅から向かい、最初に迎えてくれるのがクモの「ママン」です。

テレビの中継などで、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
みみみのごはん  みみみのごはん 虫嫌いの私としては、ちょっとぞわぞわする感じですが…。

森美術館館長の監修だそうで。

はい、この高さ10メートルのクモ、待ち合わせにいかがですか?


まだ少し時間があるので、「毛利庭園」へ行って見ましょう。

ここはヒルサイド2Fですが、見下ろすとこんな感じ。

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ちなみに、正面のガラス張りの建物は、「テレビ朝日」です。こちらも後ほど伺います!


江戸時代、毛利秀元の上屋敷庭園があった場所という事で、「毛利庭園」という名前が付いたとか。11時~19時まで開放されています。
みみみのごはん  みみみのごはん 六本木という場所を考えると、とっても贅沢な庭園ですよね。

紫式部が、かわいい実をつけていました。
みみみのごはん  みみみのごはん セミも鳴いているけれど、ここから見えるの景色は、こんな感じ。ビルばっかり。

せめて、毛利庭園の緑をご覧下さい。


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それでは、先ほどから見えている「テレビ朝日」のビルに入ってみましょうか。
みみみのごはん  みみみのごはん どうやら、幼稚園のお散歩コースにも入っている様子。

ネズミ嫌いの水色のアイツがいるからかな?
みみみのごはん  みみみのごはん 主要番組のグッズを売るショップ、ガチャポン、UFOキャッチャーなどなど、充実してます。

そして、ロンハー、黄金伝説などの番組関連の展示もあります。
みみみのごはん  みみみのごはん あ、これ、ピグでも見たな。

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さて、そろそろランチの時間。早めに行っておきますか?

事前に調べておいたお店へ向かいます。
みみみのごはん  みみみのごはん お店の写真が見にくくてごめんなさい。

ヒルサイド1階の「中国土鍋飯専門店 テンイッポウ 」さんです。

まだ早かったので、狭い店内には、お客様は2組だけ。よかったー。

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定食や土鍋ご飯は1000円以下で食べられるんですね。平日のランチだからかな?

でも、メニューは決めてあります。だって、お店の前にこんな黒板があったんですもの!!

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た、タイムサービスランチ680円??只今、11時30分。大丈夫、間に合いますよ!!

きっと、ヒルズ勤務の人々が来るまでの空いた時間のサービスなんでしょうね。


ごはんが来るまでの間、店内を見てみましょう。
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一番奥の席からは、東京タワーが見えました。

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そうこうしているうちに、ごはんがやってきました。待ち時間は短いです。

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ごはんの上に、鶏肉、レンコン、タケノコ、小松菜、フクロタケ、シメジを甜面醤のような甘味噌で炒めたものが乗っています。

ちょっと油っぽかったけれど、おいしかったです。ごはんが進む味付けでした。

他に、コーンとかきたまのスープと、いんげん、大根、わかめの小皿付き。

出てくるまでの時間を考えると、その場でお鍋でご飯を炊くわけではないと思います。

土鍋の大きさは、100円均一などで売っている土鍋くらいです。

大き目のお茶碗に2杯分くらいはありました。

ご飯の量もさることながら、上のおかずの多い事。かなり満腹になりました。

なんてったって、680円ですから、大満足ですよ。

土日もやっているのか不明ですが、気になった方はぜひ問い合わせてみてくださいね。


さて、気になるのは窓の外の天気。晴れてはいるのですが、なんだかモヤっております。

でも、ここまで来たからには、「東京シティビュー」へ行って見ましょう!

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さて、天気の良い日には、富士山まで見る事ができるという、森タワー52階。

その景色は…。



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もや~。

もや~。
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…ああ。
みみみのごはん  みみみのごはん 海抜250メートルからの景色を、360度ぐるっと眺めることが出来ます。

天井は10メートル以上ある吹き抜けで、ガラスも大きく、とても明るいです。

中には、カフェやレストランもあり、景色を見ながら食事を楽しめます。

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9月26日までは、「地球最古の恐竜展 」が開催されています。

そのため、この展望室もこんな感じに。

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そういえば、先ほどランチ中に気になるものを見つけました。

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皆様、憶えていらっしゃいますか?

今から6~7年くらい前の事、ディスカウント店 ドン・キホーテの屋上に、絶叫マシーンを作るの作らないのという問題。

朝方まで絶叫されたらたまらないと、地域から反対の声が上がって、計画は暗礁に乗り上げたとニュースで聞きました。

それ以来、すっかり忘れておりまして、てっきりもう撤去されたと思っていたのに、まだそのままだったんですね。

ある意味、目立つ看板代わりになってはいますけど。

そして、東京シティビューからも、しっかり確認できました。

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この場所で、絶叫マシーンって…。よくやろうと思ったなーって感じです。

さて、この東京シティビュー、実はさらに上があるってご存知ですか?

その名も、「スカイデッキ」。

こんな天気になんですけど、せっかくですから上がっておきますか?


スカイデッキには、プラス300円で上がることが出来ます。

受付を済ませると、コイン返却式のロッカーに、全ての荷物を入れるように指示されます。

持っていっていいのは、カメラ本体と携帯電話だけ。

そして、エレベーターに乗り、本当の屋上へ向かいます。


着いたのは、バックヤード感あふれるこんな場所。そして階段を上がります。
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着いた所は、足もすくむような強風吹き荒れる…


…あれ?




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思ったよりも、いろいろな物が出っ張っていて、視界が狭いです。

高いところが苦手な私でも、拍子抜けするくらい、全然平気。

とても海抜270メートルとは思えません。


真ん中は緊急用のヘリポート。

まわりはウッドデッキの歩道があり、それ以外のところを歩くことは出来ません。

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そして、一応、展望スポットのような場所はありまして、こんな感じです。

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どうもカップルが多いと思ったんですよ。そしたら、こんな看板が。

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らばーずさんくちゅありって…。恋人の聖地。何か恥ずかしくなってきました…。

…さてと、とりあえず空の写真でも、撮ろうかな(笑)

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もっと空が青いときに、ぜひリベンジしたいなぁと思っております。


「東京シティビュー」と「スカイデッキ」を見終わった後も、なんだかモヤモヤした気持ちのままですが、最後の最後、とても見たかった美術展を見に行きます。


森タワー53階にある、森美術館で開催されている「ネイチャー・センス展」です。

これは、吉岡徳仁さん、篠田太郎さん、栗林隆さんの3人の作品展です。


そして、この展覧会の特徴は、条件を満たせば、作品の写真撮影やブログでの写真公開が可能だという事です。


それでは、私が印象に残った作品を数点、ご紹介させていただきます。



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作家/吉岡徳仁  作品名/スノー

この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止・日本」でライセンスされています

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数百キロの羽毛が、ファンの風で巻き上げられ、自然にゆっくりと降り積もる所は、まさに「雪」でした。



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作家/吉岡徳仁  作品名/ライト

この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止・日本」でライセンスされています

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1年もかけて結晶を作り上げたという作品。見たことも無いような、不思議な美しさでした。



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作家/吉岡徳仁  作品名/ウォーターフォール
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止・日本」でライセンスされています

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スペースシャトルにも使われているという、光学硝子を使った作品。

普通の硝子とは違った、水をイメージするような独特の色合いで、部屋の雰囲気と合わせて不思議な感じでした。



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作家/栗林隆  作品名/ヴァルト・アウス・ヴァルト(林による林)
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利・改変禁止・日本」でライセンスされています

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和紙で出来た土の中から、穴を見つけて顔を出す。

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外は、唐松の林。

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作家の栗林さんは、虫の視点で作られたそうですが、私は、リスかキツネにでもなった気分でした。

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創造力を刺激される、とても楽しい美術展でした。


「ネイチャーセンス展」は、2010年11月4日まで開催されています。

ぜひ、お近くの方は行って見てくださいね。


長くなりましたが、今回の六本木ヒルズ、いかがでしたか?

最後は、海抜270メートルのスカイデッキで出会った、アイツの写真でお別れです。

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カラスです。

こんな高い所に、飛んで来るんですね。

最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。


                             おしまい