タイムトラベル2010年2月  寒かった青森を思い出す。 | お出かけ大好き  みみみのごはん

お出かけ大好き  みみみのごはん

東京近郊の食いしん坊なお出かけブログです。
※現在は、お出かけブログと日々の小さな楽しみを見つけるブログを書いています。

みみみのごはん  みみみのごはん  


年の2月、青森県の弘前へ「雪燈籠まつり」を見に行ってきました。

当時はまだブログを始めていなかったので、記録と記憶を頼りに、旅日記を書かせて頂きます。

暑い中ですが、お付き合い下さいませ。


出かけたのは、2月11日(木)。上野を7時に出た新幹線「はやて」は、八戸(はちのへ)駅に10時過ぎに無事到着しました。


なぜか私は北海道と青森が大好きで、何度も何度も訪ねています。

青森にやってくるのも、もう何回目でしょうか…。


そしてその玄関口にある八戸に着いたら、行く場所はもう決まっているのです。

それは「八食センター 」。市場とお店がくっついたような所です。

駅前から、新幹線の時間に合わせて、片道100円のバスが出ています。

みみみのごはん


そして到着したら、すぐに市場をぐるりと歩き、おいしそうな魚介を探します。


もうおみやげ探しかって?

違いまーす。

それは、ランチのために、早めの場所取りが必要だからです!


八食センターには、レストランや回転寿司などたくさんのお店が入っていますが、私のお気に入りは、「七厘村しちりんむら」。


市場で買った魚介や肉などを、七輪で焼いて食べるという所です。

入場料200円を払うと、七輪やトング、箸や皿など必要なものを貸してもらえます。


そして、こんな感じになりますー。

みみみのごはん

お店で、「七厘村で焼いて食べる」と言うと、貝や魚を食べやすいようにさばいて渡してくれます。


おすすめは、ホタテやイカ。ホッキ貝もおいしいです。

意外と難しいのが魚。

火加減の調節が難しいので、どうしても真っ黒焦げになってしまいがちです…。


よく、ホッケの干物が激しく炎を上げているところを目撃します。

ま、それも思い出ですけれど…。


地元の方を見ていると、市場のお肉屋さんで買ってきた肉を豪快に焼いている方が多いです。

なるほど、さすが地元。


さて、ここでお土産などを調達し、その後はいよいよ宿泊地の「浅虫温泉 あさむしおんせん」に向かいます。


浅虫温泉は、「浅虫温泉駅」から徒歩で数分の温泉地です。

旅館が30軒ほどの小さな温泉地ですが、静かでとても良い所です。


今日も宿泊は「海扇閣 かいせんかく」とにかく、お風呂からの景色が素敵で、大好きなホテルです。


お部屋はこんな感じ。

みみみのごはん   みみみのごはん  
部屋は海沿いなので、湯の島がよく見えます。


みみみのごはん

手前の広い部分は、テトラポットを作っている作業場。いつもこんな感じにがらんとしています。

橋のように出っ張っているのが、「海釣り公園」です。

この右手には、海水浴場があり、海岸があります。

みみみのごはん

夜のお食事は、だいたいこんな感じです。


駅前には、「ゆーさ浅虫 」という道の駅があり、温泉施設や売店、レストランがあります。

また、徒歩10分くらいの所には、「浅虫水族館 」があり、お子様も楽しめますよ。


温泉街はコンパクトにまとまっているけれど、静かで落ち着いた所が好きなところです。

さて、2日目は、浅虫温泉から弘前に向かいますよ!

浅虫温泉は、雪は少なめとはいえさすがに2月。道路には7~8cmの積雪。

駅ではストーブから離れられません…。


ホームでは、駅員さんが必死の雪かき。北国の駅員さんは本当に大変ですね…。ありがとうございます。

みみみのごはん


みみみのごはん  みみみのごはん

そして、ホームで震えながら待つこと数分。

やってきた列車は、片栗粉をまぶしたような、雪まみれ。うー、寒い!


しかし、車内は汗が出そうなほどの暖房。

ダウンコートで完全防備の私と違い、地元の方は東京の冬と同じ様な装いでした。

しかし、決定的に違うのが足元。

若者もご年配も、長靴やロングブーツ、滑り止め付きのスニーカーなど、やはり本気なのでした。


電車は青森駅に到着。

ここで少し寄り道をしまして、徒歩で「アスパム 」へ向かいます。

「青森県観光物産館アスパム」は、高さ76メートルの大きな三角形の建物です。


中には、お土産、レストラン、展望室などがあります。

薄暗い写真ですが、外観はこんな感じです。

みみみのごはん

アスパムの後ろはすぐに海です。

そこに面した公園では、夏場は「ねぶた」製作のためのテントがたくさん並びます。


さて、アスパムの中で、一番好きなのが「地場セレクト 」というスペース。

あまり物産館などでも見かけない、地元に根付いたお菓子や食品などが楽しいです。


そして、そろそろお昼。

今日は、アスパムの10階にある「西むら 」さんという郷土料理のお店にやってきました。


ここからは、青森港、メモリアルシップ八甲田丸(青函連絡船)や、ベイブリッジなどがきれいに見えます。


みみみのごはん

さて、そうこうしているうちに、ランチの「ホタテとイカ刺身定食」と「白子の天ぷら」がやってきました。

みみみのごはん

特出すべきは、やっぱり白子の天ぷら!

冬はこれですねー。ふわっふわで、中はとろーん。

見た目のグロさに弱い方も、天ぷらなら大丈夫。ぜひ冬場にお試しくださいませ。


もう一軒寄り道です。

駅前にあります、「AUGAアウガ」。

1階から上は、ファッションビルや図書館が入っています。

地下一階は「新鮮市場」。ビルが建つ前にあったという「駅前市場」がまるごと入っている感じです。

一階のファッションビルの雰囲気に比べて、突如現れる異空間です。
みみみのごはん   みみみのごはん

さて、やっと寄り道を終えまして、いよいよ奥羽本線「秋田行き」で弘前に向かいます。


途中から、あきらかに雪が強まるのを感じました。

地元の方からすれば日常でしょうが、私からすると「吹雪だ!」と思うような強い風と叩きつけるような雪。

途中の「大釈迦」という駅では、対向電車が来ず、しばらく停車しました。…不安です。


それでも、何とか弘前駅に到着。

ホームに止まっている「特急かもしか」も雪まみれ。

みみみのごはん

みみみのごはん

そして、明日乗る予定の弘南鉄道も、カチンコチンに凍り付いている様子。大丈夫かなー。


駅前からは送迎のバスに乗りまして、ホテルに向かいます。

今日、お世話になりますのは、「天然温泉 岩木桜の湯 ドーミーイン弘前 」というビジネスホテルです。

駅から遠いのですが、弘前城公園まで徒歩で行けるという事でこちらを選びました。


さて、これから少し休みまして、「弘前城 雪燈籠まつり」へ向かうわけですが…。

今回はこれでおしまいです。

次回は、雪燈籠まつりと、黒石をご紹介いたします。


それでは、最後は、なんだか凶暴な感じの氷柱でお別れです。

みみみのごはん

どうして、上に向かって伸びているんでしょう?


最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。


                             つづく