母が神楽坂(かぐらざか)に用事があると言うので、良い事があるかも?と付いて行きました。
神楽坂は、私のブログ にも出てきていますが、いつも少しずつ。
今回こそ、裏の裏まで歩いてご紹介したいと思ったのですが、何しろ同行者が母。
ですから、今回は以前から一度訪ねたいと思っていたランチのご紹介です。
神楽坂の和のイメージ!
神楽坂は、裏路地の石畳や料亭など、和のイメージですが、実は意外や意外。
神楽坂と言えば、「フランス」だというではありませんか。
それは明治時代に、今のフランス大使館にあたるものが神楽坂にあったからです。
その為に、今もある「日仏学院」などが周囲に出来、フランス料理店がたくさん集まったのだとか。
そんな中から、今日訪ねるのは、「ル ブルターニュ 」さんです。
こちらは日本に初めて、フランスブルターニュ地方の「ガレット」を紹介したお店です。
ガレットとは、そば粉のクレープの事。
私達がイメージする、生クリームの乗ったクレープとは全く別物で、パリッと焼いた生地にチーズやハムなどをのせたものです。
土地の方は、これをシードル(林檎から造ったお酒)と一緒に、お食事として召し上がるのだとか。
ではでは、気分だけはフランス人になりまして、いただきましょう。
選んだメニューは、平日ランチから、ガレットは数種類から選べます。
①ガレットコンプレットとスープ
コンプレット トマトシャンピニオン(トマト、チーズ、ハム、マッシュルーム)
冷たいポテトのスープ
②ガレットコンプレットとクレープグラッセ
コンプレット チョリソイベリコ (イベリコ豚のチョリソ、チーズ、卵)
クレープグラッセ 苺のコンフィチュール添え(苺とルバーブのジャム、アイス)
それぞれに、飲み物とサラダ付きです。 各1680円です。
グリーンサラダは、胡瓜、トマト、レタス、人参、ビーツ。
ガレット自体は薄いものですが、チーズや具材が多いので、けっこうなボリュームです。
お客様は圧倒的に女性。
女性の好きなお味と雰囲気でした。おいしかったです。
11:30のオープン直後に伺いましたが、あっという間に満席。
その後も、次々とお客様がやってきました。
フランス人の方も多く、しかも常連のようで、お店の方と楽しそうにお話されていました。
本場の味!という事なんでしょうか。
若い方ばかりでなく、年配の方も多く、大人の雰囲気でした。
お一人様は、少し入りづらい雰囲気かな?
でも、スタッフの方は優しい笑顔の美人さんばかりで、とても感じがよかったです。
私はたまたま空いていた、テラス席に座りました。
(右側の写真は、順番待ち用の椅子です。)
テラス席は完全な外なので天気や気温に左右されますが、この日は風が心地よく快適でした。
すぐ隣が通りですが、植物のおかげで視線も気にならず、また人通りもそれほどではないので静かです。
おすすめですね。
店内の席は30席、テラス席は8席とかわいいお店です。
ランチは多少の行列を覚悟してくださいね。
さて、本格的なガレットのお店、いかがでしたか?
フランスの雰囲気が、少しは届きましたでしょうか?
引き続き、神楽坂でフランスを見つける旅を続けています。
また近々お届けする予定です。
最後は、老舗うなぎ屋さんの前に咲いていた紫陽花でお別れです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
おしまい