骨董市へ行くのが好きでして、特に神社の境内で行われている骨董市は、掘り出し物が多くて楽しいです。
6月6日(日)、2つの骨董市へ行って来ました。
まだ骨董市へ行った事のない方にも、その楽しさが伝わればいいなぁと思います。
まず、はじめに向かったのは、靖国神社(やすくにじんじゃ)。
靖国神社につきましては、やはり皆様それぞれのお考えがあると思いますので、割愛させて頂きます。
骨董市だけを、お伝えしますね。
東京メトロの九段下(くだんした)駅を降りてすぐの所に、靖国神社があります。
参道の、緑の濃い部分で行われているのが、靖国神社青空骨董市です。
毎週日曜日、30店舗前後が出店しています。
比較的、小さめの骨董市ですね。
日の出から日没までで、雨天は中止です。
もちろん、入場は無料です。
ものすごく大きな鳥居です。 右側の写真、奧にあるのが靖国神社です。
車止めというのでしょうか、その柱が桜の形。靖国の桜といえば、いろいろありますね…。
骨董市へ行ったら、まずゆっくり眺めましょう。
お店ごとに、扱っている品の種類が違いますから、自分好みの品を見つける事が楽しみへの第一歩です。
もし、お店の前の方に、こんな雑多な箱があったら、ぜひ詳しく見てみましょう。
手は多少汚れますが、こういう中は比較的安価な品が入っています。
私は、小さな置物などはういう中から見つける事が多いです。
棚の上にある物はもちろん、床の上でも一点ずつ置いてある物は、高価なものが多いです。
手に取るときは必ず、店主に了解を得ましょう。
思わぬところが外れたり、落ちたりしないように、充分注意が必要です。
値切れるお店も多いですが、あまり大きく値切るのはやはり反則です。
それほど値切らなくてはいけないほど高いのであれば、諦める事も大切です。
今日の靖国神社で、一番印象的だったのがこちらです!
俺は狸。そうですとも、あなたは狸ですとも。
丁寧に見ても、1時間はかからない小さな骨董市です。
お時間のある方は、この後、靖国神社の方へぜひどうぞ。
今回はこれで終わらず、次の骨董市へ行きます。
東京メトロで、「門前仲町(もんぜんなかちょう)駅」へ向かいますよ。
こちらは、「富岡八幡宮骨董市(とみおかはちまんぐう)」です。
富岡八幡宮は、江戸三大祭として知られる「深川八幡祭」の日本一の大神輿が有名です。
(神田明神の神田祭、日枝神社の山王祭と合わせて江戸の三大祭だそうです)
重さ4.5トン、そしてダイヤモンドやらルビーをたくさん使っているという…なんと贅沢なんでしょう。
(詳しくは、「看板の写真」をクリック!で詳しい説明が見られます。)
この大神輿は、神輿倉に展示されていますから、いつでも見学ができますよ。
富岡八幡宮骨董市は、東京でも数少なくなった、屋外での大型骨董市です。
100店舗以上が出店し、全部を丁寧に見ると、2~3時間は充分かかります。
場所柄か、和ものの出品が多い気がします。
洋服のデザインなどは、これくらい古くなると時代は巡って、逆に今かわいかったりしますね。
お嬢さんと、めちゃくちゃ目が合っているんですけど…。
こういう人形は、外国の方に大人気です。だいたい1個300円~1000円くらいが相場です。
左は刀のつば、2、3万円から数十万円まで。右は鯨の髭?ヘビの革?何でしょう?
この手のものは、コレクターがたくさん。レアものとそうじゃないものとの値段差がすごいです。
骨董品は、作られた年代や国、出回った数やコレクターの人の多さなどで値段が違うようです。
骨董屋さんはいろいろな情報をくれますが、うのみにせず、買う人が勉強することが大事。
そうじゃないと、後で残念な思いをする事があります…。
このあたりは、女性に人気です。でも、みんな高価なものですね。
お店などのディスプレイ用に買っていかれる方も多いようです。なるほど。
これは、ビーズのように1粒ずつ販売されています。それぞれ顔が違いますね。
これからの季節は、帽子か日傘が必需品です。日陰の店舗ばかりだと良いのですが…。
富岡八幡宮は、第一、第二、第四、第五日曜日に開催しています。
ただし、15日、28日(縁日の日)に重なったときは中止です。
他にも、初詣や七五三など行事と重なる時は、規模が縮小されたり、中止になることがあります。
雨天は中止。
入場料は無料です。
さて、骨董市めぐりの旅はいかがでしたでしょうか?
エチケットさえ守れば、初めてでも怖いことは無いですよ。
お近くでも骨董市が開催されているかもしれません。
ぜひ訪ねてみてください。
楽しいですよ!
それでは、最後は何となく印象的なこのホーロー看板でお別れです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
おしまい