5月28日 思い立って、鎌倉(かまくら)へ行ってきました。
新しいカメラを相方に、まずは北鎌倉の「円覚寺(えんがくじ)」を目指します。
まずは、小田急線の新宿駅から、「片瀬江ノ島(かたせえのしま)」行きの急行に乗り込みました。
もちろん片手には、小田急電鉄の「江ノ島鎌倉フリーパス 」を持っております。
そして藤沢駅で下車。
ここから江ノ島電鉄 通称「えのでん」に乗り換えまして、終点の「鎌倉」まで行きます。
(このあたりは、次回詳しくご説明いたします)
円覚寺は北鎌倉なので、ここからJR横須賀線で1駅です。
北鎌倉の駅から円覚寺まではほんの数分ですが、私はそこで恐ろしいものを見ました。
それは、まさに「人の波」です。
ご年配の男女がリュックサックを背負い、切れ間なく、歩いているではありませんか。
そして、その間に見える、黄色い帽子の集団。
そう、小学生の団体です。
円覚寺は、いつからこんなに混雑するスポットになったのでしょうか?
桜や紫陽花など、特定の花が満開の時期ならともかく、ちょっと油断していたのでびっくりです。
円覚寺に着くと、そこは眩しい新緑でした。
「鎌倉に行くなら円覚寺がいいよ」と教えて頂いたので、予備知識無しで行ってしまった私。
総門をくぐり一歩境内に入ると、その新緑の眩しさにすっかりやられてしまいました…。
円覚寺は、北条時宗が宋の禅僧を招いて建立したお寺だそうで、敷地はなんと6万㎡。
広いなとは思いましたが、それほどでしたか。
そして、ここで一番の目玉は、鎌倉一大きい梵鐘「洪鐘(おおがね)」です。
まず、そちらを拝見させて頂きます。
目の前には、143段の長ーい石段が…。
この「洪鐘」を作ったのは、物部国光(もののべくにみつ)でした。
何度も鋳造に失敗した物部国光は、弁財天に完成を祈願します。
そして、お告げを受けて池の底を掘ると、金銅を発見。
それを使って鋳造したら、無事に完成したとか。
そのため、弁財天をおまつりした弁天堂と洪鐘は隣通しにあるという事です。
さて、息を切らして階段を登ると…ありました!
鎌倉三名鍾、「洪鐘」!!
確かに大きいですし、姿もしゅっとして、格好良い印象でした。(語彙が少なくてすみません)
そして、またここからの景色が素敵なんですよ!
こちらです!
そして、この景色を独り占めしながら休憩の出来るこちらのお茶屋さん!!
ところてん、あんみつ、おしるこなど、メニューもいろいろ。
ま、味と言うよりも、景色を楽しむと言った趣でしょうか。
私が行った時には、まだお客様も少なく、とても静かでゆっくり景色を堪能できました!
さて、今度はさっきの石段を143段降りまして、先へ進みます。
先ほどスルーしてしまった、山門です。
最近の遠足はグループ行動が多いんですね。
みんな「旅のしおり」を手に、境内を縦横無尽に歩き回っていました。
彼らが読み上げる円覚寺の成り立ちなどを、さりげなく聞いていた私です。
その先に、妙香池がありまして、そこには「虎頭岩」があります。
寝そべる虎の横顔に見えます。では、どうぞ!
それでは、妙香池の風景をご覧下さい。
もみじが綺麗です。紅葉の時期も綺麗でしょうね。
そしてちょうど向かい側にあるのが、方丈庭園です。
石段をあがると、黄梅院。
石段の途中には、「花筏(はないかだ)」が、かわいい実をつけていました。
花は見たことがありましたが、実をつけているのは初めて見ました。
そして、黄梅院に咲いていた、白い花。名前はわかりませんが…。
苔が、蛍光色の様な鮮やかな緑だったのには、驚きました。
若い頃は何とも思わなかったのに、今回の円覚寺では本当に木々の緑の美しさに感動しました。
そして、空の青さにも。
次回は、ランチの様子や、鶴岡八幡宮の大イチョウのその後などをお知らせいたします。
それでは、最後に、まっすぐまっすぐ育った竹林でお別れです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
つづく