大学時代の女子友と
「日光・湯西川温泉の旅!」
2024年2月9日(金)
魅力度ランキング39位(←中途半端やな!)の栃木県が誇る、世界遺産日光二社一寺。
すず女子たちに、栃木県は魅力的な楽しいところと、擦りこむべく、日光東照宮を徹底ガイド!
今回は問題形式です。みなさんも考えてくださいね。
栃木県人には簡単すぎるかー。
Q1:世界遺産の日光二社一寺って?
『日光東照宮と・・・なに?』(←他県の人はけっこう知らん)
『いや、後ろにあるやろ、輪王寺』
『二荒山神社と日光東照宮が二社、輪王寺が一寺ね』
すず女子の解答のように、日光東照宮は有名だけど、二荒山神社や輪王寺はあまり有名とは言えない。
でも、日光を開山した勝道上人が二荒山神社や輪王寺の元のなるお寺を創設したと言われているので、1200年以上の歴史がある。それに比べ、日光東照宮は江戸時代に作られているので、新参者だ。(←そのせいか、二社一寺は仲が悪いという噂)
Q2:日光東照宮には誰が眠っている?
『眠り猫!』
『Y子、間違っちゃいないけど、あほなのか?』
『徳川家康!』
『正解!東照宮は、お墓あるけど神社あつかいなんやで』
徳川家康は神として祀られたので神扱い。だから、二社一寺。
参道には雪はないだろうと思っていたら、まさかの雪道。
これにはのえまろも驚いた。でも、彼女たちにとっては、貴重な旅の思い出に。
石鳥居に向かうこの参道、下が広く、鳥居に向かうと幅が徐々に狭められていて遠近感が延々遠いと感じるしかけがある道。千人桝形と呼ばれていて、例祭の千人武者行列で、上に到達した人たちがどんどん詰まっていくのは、坂道になっているのと、このしかけのせいだと気づいた!
このあたりは、スカイツリーと同じ高さの標高。634mだよ。
いつまでたっても、気持ちが若い、かわいいポーズな二人。
Q3:この石鳥居(一ノ鳥居)に刻まれた寄贈者の名前は?
『鶴岡八幡宮、八坂神社、日光東照宮が三大石鳥居』
『え?鶴岡八幡宮も?』(←R子は鎌倉在住)
『大権現は家康さま。この扁額は、ご、ご、後水尾天皇の勅筆』(←メモを見る)
『メモ作って来たの?』
『覚えられへんのよ』
『正解は、鳥居に彫ってあるよ』
”黒田筑前守藤原長政”(←写真撮り忘れ)
『あ、黒田長政!』
『石は九州の糸島あたりから運んだらしい』
『どうやって?』
『知らんっ!』
中途半端なガイドのえまろ。
実は、調べてはいたけど、諸説あり、説明が面倒になったこともある。
九州から船で江戸まで、それから川で今の小山市まで運び、このあとは街道を人力で運んだらしい。例幣使街道にその苦労の痕跡と言われる十石坂という地名があり、石材を運ぶ人夫が、米十石を食い潰したことから付けられたと言われている。
Q4:五重塔の耐震構造を何という?
日光東照宮の五重塔は酒井忠勝により創建。
『えびすくいの酒井忠次、大森南朋の孫な』
『大森南朋、わかりやすーい!』
大河ドラマの影響は偉大だ。
この耐震構造は、スカイツリーも応用したと言われているのだが・・・
『答えは心柱。スカイツリーの耐震構造にも応用されてる』
『へ~!』
『標高も634mだし、江戸を守りたいと大権現様の思いからの縁なのか・・・』
『うん、うん』
『東武鉄道の陰謀かだな』
『・・・』
スカイツリーは東武鉄道建設、日光は東武線乗り入れで、格好の観光ネタ。
スカイツリーを見て、日光に東武鉄道で行こう!みたいなツアーが昔あったし。
そして、やっと、入り口到達。入場券買いに行く間に、二荒山神社へ続く路の入口をうろうろさせる。ここは「上神道」と言われるパワースポットだから。
でも、まだ、日光東照宮には入っていない・・・
すみませーん。いつものとおり、ながーいシリーズになります!!(←宣言)
すず女子旅@雪道の日光東照宮の参道を歩く