恥ずかしながら、ご主人の半田恭平さんは知っていたのですが、小林愛実さんは存じておらず。
ご夫婦でショパン国際ピアノコンクールのファイナリストって。
ピアノに全く詳しくない私でもなんかそれはすげえや!!くらいわかるわけですよ。
小林愛実さんの凄さについてはゆさんの記事をみてもらうとして
そんなピアノ界、クラシック界に全く知識のない私が、ゆさんの熱に触れて
ピアノのコンサート行ってみたい!!
と思っていたら
なんと岡山に来るではないか!
小林愛実さんが!!!
開演は夜19時。
迷ったけど、チケット購入。
久しぶりの夜のお出かけ!
というわけで以下、ピアノ、音楽、クラシック超ド素人の感想です。
〜開演〜
白いドレスを着た妖精みたいな人がてくてく入場、ピアノを弾き始める
🎹♪
え、、
ピアノって喋るんだ!!?
ピアノって喋るんですよ、知ってました?
私が聴いたことあるピアノは音楽を奏でているピアノでしたけどね、生まれて初めてピアノがおしゃべりしている!!と思いましたよ。
しばらくして
色の変わる花火を見ているような音色にうっとり。
そしたら
ピアノって他の楽器の音だせるんだ!!?
急にコントラバスみたいなストリングスの低音が聴こえたと思ったら、グロッケンみたいな高音の金属音が聴こえて
なんならフルートみたいな管楽器でメロディなぞってるような
1人オーケストラ。
小林愛実さんが弾いていたのは
グランドピアノですよ。
こういうのじゃないですよ。↓
スクラッチ‥
ピアノ一つで異次元の音を弾き鳴らしたクライマックスでは
この人の腕、本当に2本?
指は左右で10本?
実は誰かと連弾してて私に見えてないだけ?
そうじゃなきゃもはや千手観音?
なんか、、大雨の雨音を聴いているみたいな。。
小林愛実さんの命式を事前に見てて思ったのは
何かを表現したくてこの人はピアノを弾いているのではなくて、自分の中にある得体の知れないものを理解したくて音を、鍵盤をずっと叩き続けてきた人なのかな、と思いました。
人より習得能力は生まれつき高くて、それはクラシックという長年先人達から引き継がれてきたものを習得するにはアドバンテージで、そうやって脈々と受け継がれてきたものの先端にいる自分の中の何か塊を溶かし理解する為に、ピアノが、音楽が、クラシックが丁度良いツールだったのかな、って。
なんかわかりづらい文章ですね。ふんわり伝わってくれ
だから、彼女にとって、ピアノの練習とか努力は自己理解のためであって子を産み母となった今もこの先も自分が変様していく限り終わることはないし、結果周りがその音を楽しんでくれて収入になって人に喜んでもらうことも心からの喜びだけど、その為に弾いているわけではなさそうだな、と
勝手に思いました。命式から。
以上、音楽ど素人の勝手な感想でした。
ピアノを2時間ひとりで弾くだけコンサート、圧巻。ギラギラした演出も、プロジェクションマッピングも、トリッキーなセットもない、ただ、ピアノとそれに向き合う1人の人間だけの舞台。
MCも何も無くだよ。
安室ちゃんスタイルだよ。
いや、宮島でのアコギ一本民生スタイルか?
なんかとにかく異世界のものを見させてもらいました。
ゆさん、私に新しい世界を教えてくださってありがとうございました✨
ずっとピアノが弾ける人に憧れていて、すごいな私も弾けるようになりたいなとは思ってたけどなかなかピアノに縁のない人生で。
このコンサートをきっかけにピアノ熱に着火するかなと開演前は思ってたけど、小林愛実さんのパフォーマンスが異次元すぎて!!
良い意味でピアノが弾けない人生を受け入れられました。笑
今世は聴く側でピアノは楽しみたいと思います。