お久しぶりです。なかなかこちらに顔を出せずすみません!
近況報告を致します!

『S』という新しいイベントを始めました。
テーマとしては「時間と空間」。もっといってしまえば芸術的アプローチによる自己の開放。
芸術家のための芸術家によるライブです。
いまのところ始めたてではありますが、毎週7、8組のアーティストにご出演いただいております。
中にはもう既にこの先3回のご出演が決まっている方も。
まだ1ヶ月目の赤ちゃんイベントなのに、嬉しい限りです。
個人でやっているものとしてはブッキング面でも内容面でも大成功していると自負しております。
まだまだ課題は多いので、一つ一つ丁寧に解決してさらに愛されるライブへと成長させていく所存でございます。
新規で毎週8組ほどのブッキング。しかも一人で。
少しイベントをかじった方ならその大変さは痛いほどつたわるかな、と思います。
でも俺は苦労などしておりません。
客観的に見ても、イベントに関しては人の上に立つ実力にはなったのではないでしょうか。
そのくらいのプライドはあります。
あまり秘密のことは書けませんが、結局ここにきて改めて感じさせてくれます。
イベントは作品なんだと。
イベントというフィルターを通して、僕の伝えたいものが伝わるかどうか。
伝われば3人に1人はきっとこの『S』を愛してくれる。自信がございます。
それだけ、俺はアーティストとして生きている。
そして俺はアーティストと一緒に生きていく。その定義は持論です。
もちろん演奏が上手い、下手、なんていう低脳な基準ではありません。
芸術は哲学。否、生きるということは哲学。
そこを自分で、自覚の有無は関係なしにわかっているか。
どれだけ鏡に向かって正しい悩み方をしたか。
俺はそこを見ます。
気づいてなくたっていい。
ましてや、答えなんて見つかるもんじゃない。
たまに勘違いをする人がいますが、俺はビジネスなんてしていません。
どんなに利益を産んでくれそうな人でも、そこに信念や哲学を感じない、もしくはそれがつまらなそうな人生ならば容赦なく関係を絶ちます。だって面白くないもん。
俺にとってのメリットの位置がわからない、理解できないのならばそこにあるのは「さようなら」。
実力主義でもありません。さきほども言ったとおり。
どんなに上手くても、これは演奏や仕事の質に限らない話ですが、どんなに無駄なく効率よくやったとしても、
中身が無いのならそれは「やってみた」に過ぎません。
逆に、信念がある人ならば今はどんなに実力がなくても少し背中を押せばあっという間に化けたりします。
それが人間の強さです。人間の恐ろしくも神秘的で、計り知れない能力です。
悩むことがイコール考える、だと誤解されている方は多々いらっしゃいます。
でも、そんなことはありません。
正しく悩む。自分なりの仮説を、事案そのつどに必ず築き上げる。
それが考えるということであり、「自分で生きる」ということの第一歩。
逆に、正しく悩んでいるのに答えがわからない、鏡を見続けても自分が未だに理解できない。そんな人も愛おしい。
絶対に凄い世界が見れるようになるはず。果てしなく期待は膨らみます。
俺も若いしそんなに余裕がある男ではないので、しばらく接して見込みがない人間は切っています。これは人生ずっとそう。
そうして今、残った仲間を心から愛しています。本当に大切に思える。それは時間の問題じゃない。
出会い、別れ、残った存在を愛して生きる。
誰もが理解しているけれど、はっきりと口に出すのを恐れている。
だからよくこのテーマが詩になるんです。日常で言えない本心。だいたいそういうものは創作のテーマになります。
それは、自分が誰かに棄てられるのが怖いから。俺だってそう。いつも怯えている。
ただ俺は自分に素直なので、頭でわかっていても心がついてこないといずれ必ず破綻します。
って、こんなことを言っていると誤解を招きがちなのですが、
いま俺が積極的に関わっている方たちは、本当に大切にしています。
勝手ながら身体の一部なので、楽しいなら俺も楽しいし、方向性は違っても充実しているなら俺も充実するし、苦しんでいるなら俺も苦しいし、病に倒れたなら俺も倒れます。
愛し続けるというのはそういう勝手を貫けるかどうか。伝わるかどうかはまた別のお話です。
結局そんなもんでしょ。大したことじゃない。
あくまで持論ですから。俺にとって都合のいい解釈なだけ。
そんなこんなで、久しぶりの日記を締めさせてもらいます。
またね!あでゅー\(^o^)/