憤りと、命に関するパラダイム | メロディ・クロックの悪魔の方のブログ

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エレキヴァイオリンと女性ボーカルで様々な物語を唄うユニット『メロディ・クロック』のみみみが語る日常。

はあ、サトシです。










今日はちょっと熱くなってます。
不快な内容かも知れません。
文も乱暴です。





















皆様はどのくらいの具合の悪さで救急車を呼びますか?










原因不明の頭痛で悶えてるとき、どうしますか?











異常なほどの発熱で動けないとき、どうしますか?










救急車は非日常のひとつ。確かにそうです。
踏み越えるのは勇気が要る。










呼ぶかどうか、迷いますよね。










皆様はこの文を呼んでどう思いますか?




















40度の熱が出て、救急車を呼ぶかどうか迷ってる人に送られた内容です。









俺の地元の知り合い、









小学校以来会ってませんが、昔から少し嫌いでした。







その子がある夜、突然お腹が痛くなったそうです。








救急車を呼んでくれ、と言っているのに対し








親御さんはためらいました。









腹痛くらいで救急車なんて呼んだら、もっと必要としてる人に怒られる。本人はこう言っているが、朝まで様子を見て病院に連れていこう。



















その子はその翌朝に亡くなりました。
急性すい炎だったそうです。








医者は救急で運ばれていれば助かったと言っていたそうです。









給食が大好きな、少し乱暴な子でしたけど、








それは高校生になっても変わらなかったみたいですけど、








5年ぶりに見たその表情はとても固そうで冷たそうで、








なにより悲しそうでした。








写真の文を打った人、











命の危険にさらされてるかどうか、
どうしてあなたにわかるんですか?








誰が腹痛を急性すい炎だと思うでしょう。
誰が腹痛を死につなげて考えるでしょう。









それが何となくでもわかる可能性があったのは、本人だけです。









本能は自分の命の危険を感じて、









救急車に助けを求めました。









自分では呼べません。
だから家族に呼んでくれと頼みました。









その願いは届きませんでした。
親御さんのせいではありません。








一種の社会的パラダイムが彼を殺したのです。









俺は彼のことを別に好きではありませんでしたが、








初めて人の葬式に出席して、感じることは多かった。








目に見えないものが人を殺すところを初めて見ました。









それ以来、俺は救急車を呼ぶか迷っている人に強く勧めています。呼べと。すぐに呼べと。









もちろん俺の考えです。視点も一元的です。
もしかしたらさっきの文を打った方は、救急車の手配が間に合わなくて大切な人を亡くしたのかも。










ただこのスタンスは絶対に崩しません。










所詮、人の考えることなんて勝手で一方的なんだから。
俺は従います。自分の、命に関するパラダイムに。