朝、
いつものように
じいちゃんに朝ご飯を届けようと
じいちゃんの部屋に行くと
鍵がかかっていました。
いつもは、
朝鍵を開けておいてくれるのに、、、
不安が胸をよぎります。
急いで自分の部屋から
じいちゃんの部屋の鍵をとってきて
開けてみると、、、
奥から
助けてくれ~
の声
急いで寝室に行くと、
大量の汗をかきながら
布団からはみ出してうつ伏せになって動けなくなっているじいちゃんを発見
一時間くらい
誰か来るのを待っとったんや~
トイレに行きたいから起こしてくれ~
急いで
起こして
トイレに連れていきました。
後で
病院に行くと
脱水症状で
胃の薬の吸収が落ちて
薬が効かなくなったのでは
と言われました。
確かに、
ここ数日
暑い日が続いていました。
その中を
帽子もかぶらず散歩していたようなのです
パーキンソン病の
薬の効きは、
日々の天候
ストレス
緊張
など
外的な要因に大きな影響を受けるようです。
こんなことがある度に
じいちゃんは
自信をなくしているような気がします。
動けなくて
靴下を履かせてあげていると、
なさけないなぁ~
そんなつぶやきが聞こえました。
じいちゃんの
本音なんだと思いました。
日々
できないことが増えていく。
そんな自分を俯瞰した時、
なさけないと
感じるんだと思います。
じいちゃん
誰しもが通るやから
情けなくなんかないよ