最近 めっきり寒くなって、夏ごろはよく

夕方食べすぎたときは

軽く走っていたのですが

今は外に出るのが億劫でなりません。





体は何枚も重ねて着ればだんだんあったかく

なりますが顔はいつも皮膚一枚で

寒風にさらされるのって

美容にも悪いですよね。

きっと・・





できるならば

目と口があいた

(そしてたいがいは穴が

赤い生地でふちどられている)

覆面レスラータイプ

のニットマスクがかぶりたいんですけど

誰もかぶってるの見たことない

んですよね。

あれって売れているのでしょうか?





暖かいし

かぶっている本人が一番

アヤシそうなので変な人に

声もかけられないし

一石二鳥なのですが

まだ勇気がでない・・・





アヤシさ緩和なのか

オシャレなのかわかりませんが

最近いろんなバリエーションがあり

笑い顔バーション(目の場所が

笑っているようにくりぬかれている)

やら黒人バーションを

お店で売っているのを見たのですが

やっぱりかぶっている人はみたことがない!






小学校1,2年生のころ

防寒のために顔に

ストッキングをかぶってきている子が

2人くらいいました。





ど田舎だったので

(・・それが理由かはわからないが)

自分もまわりの子も誰一人として

からかったことはなく、

寒いからお母さんにかぶせられたんだね、

とどちらかというと

母の愛を感じていました。

今思うとストッキング登校って

完全にまともじゃないですね。







しかしストッキングをかぶってる子は

一人じゃなかったのだから

そういう考えのお母さんが

当時何人かいたっていうことですもんね。


ストッキングかぶってもおかしくない世代なのか?




そんな世代あるのか・笑







今だったら卒業するまで

マスクマンとか変態野郎とか

あだな付けられて

いじめられちゃうね。


お母さん!








小学校からさかのぼり

幼稚園のとき

青っ洟をたらしている子が

一人いました。

当時幼稚園生だった自分でも

その子の青っ洟は

汚い、というかもうアナクロな

ヤツだなぁ・・

という気がしていたのを覚えています。





昭和50年代のことですが

青っ洟を最後にたらしたヤツかも

しれません。



あの子を最後に青っ洟世代は

消えたのです。






もちろん顔にストッキングをかぶって

登校する世代もあの子二人で

消えたのです。



というか最初で最後の世代


だったのかもしれませんが。






























一昨年フランスで購入したバッグ(約8000円)が

とってもお気に入りで2年間ほとんどかかさず

持ち歩いていました。







どんな服にも合うので重宝でもあり

そんなヘビーユースのおかげで

さすがによーく見てみると

ちょっと皮がポロポロになっている

(しかも合皮である・・)






「これ!!!」

と思うものしか買わないタチなので

そういうものに出会うまで

このボロくなったバッグを持ち歩くのか・・

と思い、素敵なバッグとの出会いを求めて

日夜ネットでバッグ検索。






でも「いいなぁ・・」と思うものって

やっぱり10万円以上するのネ。

(コ、コルトモルテド ク、クロエ・・・)


しかしそんなん使うような 人格 品格 お金

を持ち合わせていない気がするので

中古で検索。





とあるユーズドショップで好みの

バッグ発見!





「ヴィヴィアンウエストウッド」の小型ボストンバッグ。

とにかく形と色使いが好みで購入。


特にvivienneが好きというわけでなく

(カジ君がよく着ているので注目はしてきたが)

むしろバッグについた小さいオーブも

どっちかというと邪魔なくらいなのだが

1万7千円というヴィヴィアンならお安い

(きっと)お値段で購入。




しかし届いてびっくり。




ウヮ 超汚いんですけど~!!!





写真じゃ見えなかったけど

小さい傷はまあいいとして

持ち手の内側がスレてウロコみたい。



しかしなんといっても閉口するのは

臭い。

バッグの中の匂いがハンパない。

煙草なら我慢もきくが猛烈な

腐った仏壇臭・・・・

(線香に不純な臭いを混ぜた感じ・・・)




ファブ(ファブリーズ)しても

まったく効き目なし。

この仏壇のなかに財布等を

入れるかと思うと気持ちも超ダウン。




この傷だらけのものを持ち歩くのか

と思うと更にダウン・・・





ユーズドで

「どのくらいの使用感だと

価格はどのくらいが妥当なのか」

がさっぱりわからないため

返品もできず

(面倒でもある・・)

なんだかなぁーと

ちょっぴりやさぐれている

次第です。




というかこんなになるまで

使用して売ったヤツが

マジ ハンパねぇ

と思ってしまう

(というか買い取る方もだが)

おそらく売値は4、5千円

くらいなのだろうか。











そんなことでこのバッグは

ジャスコやイトーヨーカドー

でのショッピングに

携帯しようと思います。












決して

ジャスコやイトーヨーカドー

を侮辱しているわけでは

ありません。



























「夫 稲垣足穂」 稲垣志代著








稲垣足穂といえば「A感覚とV感覚」や「少年愛の美学」などの

少年愛や男色、「一千一秒物語」のようなしゃれた

コスモロジックな小品を書き、どちらにせよ

その追い求める美は生活・現世から遠く離れた

ところに遠く輝いているのです。






そんな彼がなぜ結婚したのか。


大酒飲みであり、

金銭感覚もない彼の究極の

カーテンやティッシュまで食った、

というような貧困のためらしいが、

(足穂は結婚する時夫人の志代さんが

僧籍に入っていることが

唯一の救いだと友人に言っている)

やはりその生活は志代さんにとって

足穂のわがまま、

偏屈、気難しさ

(更に晩年には女性関係も!)

に翻弄される・・・







この本には

夫人の志代さんが若き日の

困窮する足穂にせっせと送った

食べ物や日用品への

足穂の返礼が掲載されています。


その文面がとても素敵で、

気が利いていて、

その魅力のために私は

何度もこの本を開いてしまうのです。







たくさんの素敵な手紙の文句があるのですが

なにせ長くてここに書ききれないので

雰囲気をひとつ。










「甘納豆みたいなものが好きです、いや

飴玉の二、三個でよろしい

(但し、シャボンのように、あなたの口の中で、

いっぺんちびイたもの)

バイ!」







こんな調子で返礼(ラヴレター)は

いつも終わるのです。

このちびィたもの、という言葉遣いも

いい!

(他にも宝焼酎のことを

「宝しょうちゅう」とかわいいひらがな

使いで書いたり、チョコレートはやっぱり

チョコレット!)


なにやらモダンな色彩を帯びて

ぐっとこの書簡を盛り上げるのです。









実際 物書きでもない人から

「あなたの口でちびィたもの・・」

「あなたの歯型のついたもの・・」




なんて言われたら早速

警戒ですが

「一千一秒物語」を書いた

足穂から言われたら

何か遠い国のおとぎ話の

一節みたいで

いいじゃないですか。








私もこんなラブレターを貰ってみたい。

(アブナイ人以外から・・)









足穂は
20代の時 

飛行機を作り(失敗するのだが)


古着屋をやって仕入れと同じ値段で

着物を売り

倒産し、


その後布団まで飲み代にした。


(何年も直に横になって寝たため

お尻は鏡餅のようにヒビわれて

風呂に入るときふぅふぅ

言っていた)



やっぱり足穂は

この世にそぐわない人だった。



足穂は

自分が本当は

あるべき世界、生まれるはずだった世界に

あこがれ、またたえず郷愁をおぼえて
いたにちがいない。