思い出しながら書いているんですが
その時感じた気持ちが全て出てくるので
泣きながら、書いていますが....
これも、自然なことなんですよね
さて、一命を取り留めたものの
ご主人の容態は、一進一退を繰り返し
意識は回復せず
呼吸も機械を使っていました
その状況を猫ちゃんは知っていました
猫ちゃんは語ります
ご主人が食べれないのに
自分が食べることは出来ない
でも、ご主人はきっと歩いて家に戻る
だから、それまでここ（玄関）で待っている
その事を、ご家族の方に伝えました
けれども、ご家族にしてみると半信半疑
わたし自身、猫ちゃんのメッセージを
１００％は信じられませんでした
しかし、それから数日後
ご主人は意識を回復しました
足を引きずるようになりましたが
家に戻ることも出来たのです
猫ちゃんが言っていたように
ご主人が意識を回復した後は
猫ちゃんも食事を取るようになりました
けれども、玄関に座り続けることは
ご主人が家に戻るまで続いたのです
ご主人が家に帰った来た日
ご主人は猫ちゃんに語りました
「ミーコ（猫の名前）ありがとうな」と
実は、ご主人が意識不明の時
ミーコがずっと「そっちじゃない」と
ご主人があの世へ旅立つのを
さえぎっていたのです
何度も何度も.....
最後にミーコは言いました
あの日、ご主人に助けられなかったら
拾ってもらえなかったら
自分が死んでいた
その恩返しをしただけです
ミーコとの出逢いから２０年が経ちました
ミーコはとっくに虹の橋を渡りましたが
わたしの所にも挨拶に来てくれました
ご主人に最後を看取ってもらって
とってもしあわせな「猫生」だったと
言っていました
動物は、自分の人生にまっすぐに向き合い
命の限り、精一杯出来ることをしています
人間も、動物達を見習うべきです
今ある幸せに心から感謝しています
ほんとうに、ありがとうございます
猫の恩返し...最後まで
読んで下さってありがとうございます