晴れ、時々・・・ -3ページ目

男友達とのランチ

彼とはかれこれ20年以上の付き合い


電話も何だからと一昨日久々にランチ

夫も「Wに宜しく〜」と


彼はハワイアンのクォーター

ワイフは日本とイタリアのハーフ


お姉ちゃんのハズは

ガーナの人だったかな?

とにかく国際色豊かな一族(笑)



彼の風貌はと言うと

少しポリネシアンの面影はあるが

空手やサーフィンに興じていた

中々のスポーツマン


ふとした縁で今日に至る

と言う感じなのだが

少しコワモテの風貌に反して

父親からの教育は実に紳士的


男は女を守らなくてはならない

レディーファーストなんて当たり前



エスカレーターで私の前の方が

フラッと足を踏み外そうものなら

私の背後に居た彼が

私を片手で引き寄せ

前の人の背中をパッと

もう一方の手で支える


電車の中で

痴漢に遭っている女性を察知すると

彼女の傍に行きスマホの画面を見せる

「今痴漢に遭っている?後ろの男?」

頷く彼女を確認し

次の駅でその男を駅員に掴み渡す



またある時は人と待ち合わせ前

たまたま車を運転していて

横断歩道を渡る老婆がトラックの車輪に

巻き込まれる瞬間を目撃


彼は咄嗟に車を脇に寄せ

知人に電話をし遅れる旨を伝え

直ぐにトラックの下に潜り込む


トラックの運転手はと言うと

ただ呆然として立ちすくんでいる


「早く救急車を呼べ!」


お婆さんを引きずり出した時は

既に彼女は事切れていたが

救急車に乗せられるまでを確認し

彼は待ち合わせに向かう


「凄いね〜」と褒められても

彼はドヤ顔なんてしない

「当たり前のことをしたまで。

逆にあの場面を目の当たりにして

見て見ぬふりが出来る人間の方が

異常」



彼と居ると まさに

『ボディーガード』の

ホイットニーの気分になる


身を挺して守ろうとするその姿に

いつも感動する



実はその彼 特殊な能力を持つ


「この人 ちょっと、、」と感じると

私の知り合いでも決して

その人の方を見ようとしない


その人が彼に話し掛けても、だ


ずっと私を見て話すから

ちゃんと話し掛けて来た人の方を見て!

と目で合図をしても決して見ない


最初は人見知りが激しいだけかと

思いきや

実は建物でも人でも違和感を感じると

建物の中にも入れず

人にも触れ合えず



彼については以前ブログにも記した


私が足を骨折して大変だと話したら

家事代行サービスの様にやって来て

私や夫の話し相手をしてくれたり

我が家の洗濯物を干してくれて

「ミエコ!お前のパンツが無いぞ〜!」

と庭から吠えていたあの彼


うちの夫と散々喋って

夫手作りのカレーをムシャムシャ

美味しそうに食べて帰ったあの彼(笑)



世の中には

「男女の仲に友情は成立しない」

と言う風潮が昔はあったが

かれこれ25年?

1年に一度も逢わなくても

時に立て続けに数回逢っても

昔から我々の『友だち』と言う

スタンスは変わらない

信頼も変わらない


帰り際は夫と私にハグして

ニコニコしながらgood-by♪



昔の彼は やれフェラーリだ

経費で落とさなくてはならないからと

乗りもしないクルーザー買ったり

アルマーニの店に行って

このハンガーの端から端まで全部

と言う買い方したり異常だった


有段者なのに野暮な喧嘩に巻き込まれ

ぶた箱入りも経験した(苦笑)


そんなヤンチャな奴なのに

何故かメチャクチャ

モテモテの人生


女性ばかりではない

男性にも とにかく人気者



私には何と無く分かる

彼の笑顔がとにかく人を

幸せな気持ちにさせることを


ある意味稀有な笑顔の魅力を持つ

不思議な人だ


俗に言う「人たらし」なのかも知れない



日本語はペラペラだけれど

読み書きがイマイチ



そんな彼が話す話がいつも面白い


「みんな病気がどうだとか言うやろ?


気の問題なんだ


僕は何としても治してみせる

何としてもこの子達の為に

愛する誰かの為に生きてやる


そう言う強い気持ちがあれば

余命宣告された人達が

ことごとく その余命を何倍

何十倍にも延ばせるんや」



「僕のパパがね

『人間生まれた時 赤ん坊は

オギャーと泣いて生まれるけれど

周りの人間は皆嬉しそうに

ニコニコ出迎えてくれる

誰一人として泣いている人間は居ない


泣いているのは生まれた本人だけ



でも死ぬ時はどう?

本人以外 皆悲しんでいる

皆泣いている


だから死んで行く時は

笑って死んで行くもんなんだよ


それが最高の死に際なんだ』

ってね


だからパパが死んだ時

パパはニコッと笑顔のまま

死んで行った


口を閉じたかったけれど

棺の中のパパは笑っていたんだ


パパは自分で言っていた事を

そのまま実行したんだ


凄いやろ?


今も毎日天国のパパやおじいちゃんと

コンタクト取っている


未だに色々な事を教えてくれるよ」



先日も私も知る女性が

クレジットカードが見当たらない

何処にあるかパパに聞いて欲しいと

彼に電話して来たそう


パパがオレンジ色のバッグの中にあるって


そうしたら本当にその色のバッグの底で

見つかった、ありがとう!

と言ってきたそうな



んな、アホな〜(*´Д`*)

ほんまかいな〜


と一瞬思ったが 彼の場合

さもありなん




私は何十年も彼とは付き合いがあるが

「そう言えば一度も視て貰ったこと

無いよね〜」

とぽそっと吐露したら


「ちょい待て!

お前さんさぁ〜

今まで一度でも僕に視て?と

言って来たことあるか?


一度でも困っているから助けて〜

なんて可愛い事

言って来たことあるか?」






はい、一度もありません^^;








今更、失くしたこれらの

片方のイヤリング

何処にありますかね〜




なんて聞けませんわ(-。-;









暑いけれど赤穂まで

昨日は私が環境問題に取り組んでいる

仲間の奥様方お2人と

お1人の方の運転で

赤穂の山の方へ


神戸の垂水駅までの道中 

須磨駅で電車の扉が開いたら

目の前に浜辺が広がった


思わず電車の中からスマホでパチリ


昭和の時代 海水浴客で賑わった場所

真っ黒に日焼けした

若い男女の青春があった


垂水駅前で車で待ってくれていた

友人達に合流

1時間ちょっとで末廣堂 光都苑さんへ





こちらの和風レストランの

オーナーご夫妻も我々同様

同じ環境問題に取り組まれている


私は去年の4月初旬

他のお仲間3人とも伺い

その空間に流れる気と雰囲気に

すっかり魅了されてしまった





お2人はハモのシソはさみ揚げ

私はイマイチ食欲が無かったので

出汁の効いたカレーとハヤシの

ハーフ&ハーフ


そう言えば去年もこれだった(笑)



そしてそのお店の周りは

ゴルフ場の様に緑が整然と溢れ 

近くに大学もある

播磨科学公園都市と言われる辺り


いわゆる田舎の雑然とした緑では無い


今回のお2人は念願叶って来れたと

楽しんでいた



どうせ赤穂に来たなら後は

私お気に入りの坂利太さんの

生乳のソフトクリームや他のスイーツも

見て 味わって頂きたくご案内


お2人にソフトクリームを


土日は外に行列が並ぶお店なのに

平日の太陽が燦々と降り注ぐ真昼間

我々以外 客はまばら


本当は店内での飲食は

禁じられているのにスタッフは

見て見ぬふりをして下さり

有り難いm(_ _)m


スイーツ類はこの後カフェに行くので

帰りにもう一度立ち寄ろう



そこから車で10分ほど

海岸線をドライブ


そこにまた私のお気に入りの

ダイニングサロン和カフェ Osakiへ


以前此方のカフェもブログでご紹介

テラス席の硝子のテーブルに

空が 雲が ターブが映り込む








彼女達もすっかりお気に入り

平日だからかお客様も

我々以外2組程度


さすがにテラス席は暑過ぎて

店内にてお茶



ゆっくり3人でお喋りして

午後の昼下がり癒された




今回山も海も1日の中で

両方経験して

ちょっとした小旅行気分





電車を乗り継いだ旅が

夏の思い出の1ページになった




お土産は 坂利太のアラゴスタ




袖振り合うも他生の縁

私が通っている

フラワーアレンジメント教室には

私の友人Y子も

多忙な合間を見て通っている


彼女とは電話ではたまに話すのだが

丁度今お母様が入院中なので

時間的に余裕があるとの事で

昨日お稽古帰りの彼女の車で

前に何度か訪れた

老人ホームが経営している

和風モダンなお店へランチに


案内されたのは

中庭の見える窓際のカウンター席





彼女は私が3月に友人と伺った時

頂いたお弁当の夏バージョン

私は鴨汁蕎麦



暫くして何気無く

カウンターの少し離れた

横の席に目をやると

其処に我々の同級生Tが


取り敢えずTが気づき

近寄って来るまで

知らん振りしていようとなった


このTは連日facebookに

貴女はグルメライターですか⁈

と言うくらい美味しいもの求め

東奔西走している


いよいよこんな所まで出没⁈


別に良いけれど♪( ´▽`)



気が付いたら既に

居なくなっていたので

ちょっとホッとして

2人で変わらずお喋り


話は殆ど女子高生のノリね


その後お茶に別の場所に移動



実はY子との付き合いは

中学の時からなので

かれこれ50年以上

彼女は神戸生まれの神戸育ち

亡きお父様も医者でご主人も医師


高校1年の時は夏休みの数日間

他の同級生含め

4人で彼女のセカンドハウスで

楽しく過ごし その前年は

又別の友人の別荘宅で過ごした


私は母にお好み焼きは

品に欠けるからと

食べさせて貰えなかったから

その時初めて彼女達が作って

食べさせてくれて

その美味しさに感動したのを

今でも覚えている


それから私のレシピに加わり

次第に母の価値観も変わり

母が食べたいと言う時は

率先して私が作ったものだ



ところでY子は日頃

学習塾で小学生に勉強を教え

お姉様のクリニックを手伝い 

その合間を縫って毎日

お姉様と2人でお母様のお世話


まさにスーパーウーマン!


そんな彼女の別のライフワークが

朗読


元々演劇部に所属していた彼女

感情を込め言葉に抑揚をつけ

物語を読むのは お手のもの


その彼女の三ノ宮でのライブに

今月初めのお昼間 数年振りに伺った


時々NHKの神戸のジャズライブに

ご出演のI氏のピアノとのコラボ


その時は私は1人で伺い

同じソファに1組のご夫婦が

座られた


ライブが開始される前

途中の休憩時間などで

さり気無くご夫妻と会話


ご主人様はY子のご主人の高校の同級生

奥様は鎌倉の方だった


私がY子の同級生だと分かると

親近感を持って接して下さった

とても感じの良い御夫婦^^


そしてライブが終わる頃

ご主人様からもっとY子さんの事

教えて頂きたいからちょっと

どちらか喫茶店でも行きませんか?

と誘われ近くの喫茶店に移動


結局Y子について

殆ど尋ねられる事無く

お互いの紹介の様なお話を


帰る間際 何を思ってか

ご主人様 奥様に

「ちゃんと連絡先をお聞きして!」

と催促される


きっと奥様はそこまで

思われていなかったはず


またY子のライブで

ご一緒する機会でもあれば

と言う軽い気持ちだった事だろう



正直内心戸惑ったが

一応奥様と連絡先の交換を




どうやら私ご主人に気に入られたみたい

などと苦笑いしながら

その時の話をY子にしたら

「mieさんご紹介して下さった

宝塚歌劇出の◯◯さん居たじゃない?

かつてあの方にお見合いさせた

男性居たでしょ?

ご主人がその方よ」




えっ?



あ、



えぇーーーーー('◉⌓◉’)



私の友人を高嶺の花だと

断って来たあの方⁈(´⊙ω⊙`)




ずっとブログをお読み頂いている方々は

6月半ば『高嶺の花』と言うタイトルで

書いた男性の事を覚えているだろう




って事は◯◯さんに未練を残しつつ

再婚されたお相手が

先日の奥様と言うことなの?





いやはや次回何処かで再会しても

実は、、なんて言いませんけれど


なんとも


なんとも


複雑な思いの私(・_・;


実は私は当のご本人には

逢った事が無かった




Y子曰く

「彼は元々華やかで綺麗な方が

お好きなのよ

だからmieさんに興味を持つ

であろう事は分かっていたわ」



昔から地味なタイプに分類された事は

なかったにせよ

今ではごくフツーの私(・_・;




あれから15年以上の歳月を経て

こんな形で逢うことになろうとは





世間ってやっぱり狭い(-。-;





思わぬ所で思わぬ方に出くわすもの






ですねぇ、、、



50歳頃の私 初顔出し いえ初目出し

上段左から2人目

冗談みたいだけれど

この頃はそれなりだったのよ



ノークレームで宜しく(-。-;