【知らない子供と仲良くしようがない機会損失】
年始早々昼間からの新年会で酒を飲んだので、
午後3時過ぎに地下鉄で赤坂に帰宅しました。
赤坂サカスと地上につながるエスカレーターのうち一つがメンテナンス中。
小学生と一緒になったので、「どうぞ」と譲りました。
「ありがとうございます」と言われて
何となくの目のやり場が互いにメンテ中のエスカレーターでしたので、
「油くさいね」と話したところ、
「工事の匂い」と答えがありました。
地上に出て、いったん「バイバイ」と別れたんですが、
信号待ちでまたこちらに寄ってきました。
恥ずかしいような、でも話したいような感じ。
「何年生、塾の帰り?」
「3年生で、四谷大塚の帰り」
「高校受験したくないので、中高一貫に行きたい」
「偉いね、頑張るね」
帰る方向が同じようだったけど、
何となく方向変換して別れました。
小3にめっちゃ話聞きたかったなあ
「妖怪ウオッチ好きな同級生子供っぽく見える?」
「お父さんきもい?」
「マック食う?」
そして貴女から見たら巨大に映ってるかもしれないおじさんも、
本質の未熟さはあまり貴女と変わりないよと伝えたかった。
真っ昼間、人通りの多いところで言葉交わすくらいは問題無いと思うけど、名前も、LINEも、どこに住んでるのも聞かない方がよいかなと思うと、それ以上距離を縮める術がなく、
素晴らしい友人が出来たかもしれないけれど、
踏む込み勇気が無くて、それで終わり。
彼女を気遣ったわけではなく、自己保身。
彼女は彼女で最悪のリスクを想定しながら、
電車に乗ったり、人と接触しているんだなと思うと、
なかなか大変というかCOOLだなと。
おっさんとコミュニケーション取ろうと思う小3なので、
こまっしゃくれた早熟な子供だと思う。
いろんな国のいろんな世代の方と触れ合って、どうか素晴らしい人生を送って下さい。
遠藤康志