仲介した事務所でパーテーションを施す必要がある為、
事務機器用品のメーカー担当者を紹介しました。
店舗ではないので、取り外し可能な簡易なパーテーションです。
貸主サイドの不動産会社にスケジュールを確認したところ、
管理組合に申請を出し、許可が出るまで1ヶ月を要するとの事でした。
1ヶ月間かかる理由が全く見つかりません。
普通に考えてその間の賃料を支払いたい方はいませんし、
1ヶ月後にNGとなるリスクも考えないといけません。
感情的にもそんな所を借りたくないという人も出てきます。
大体建物の資産価値をあげる為には、優良なテナントに入ってもらい、
今であれば無料でビル名を拡散してもらえるこの時代に、
貸さない方向性に進んでどうしたいのでしょうか。
属性により審査を通さないとか業種でNGといった話ではありません。
都内でも有数の由緒正しい場所ですから、何となく想像が付きますが、
管理組合はまず、もったいぶる、
えらぶりたがる、頭を下げさせたがる、賃借人を下に見る。
年配の家主にも多く見受けられる特徴です。
事務所なんて誰も使わなければ、維持費のかかるただのコンクリートの箱です。
今後譲り渡すであろう貴方の身内の取り分が減ります。
早く貸したい区分所有者もいい迷惑です。
私は上品で優良な人間である、
近寄ってくる者はまず襟を正して遠慮して来なさい。
あなた達の生活習慣はとっても下品で受け入れがたく一緒になるのは嫌だけど、
ある部分だけは認めてあげるから、十分なお礼を述べて、お金も払って、でも遠慮して暮らしてという事です。
今アパルトヘイトで問題になっている女性作家と同じ理屈です。
理屈というか、自覚の無い、本人の意識、感情の問題ですから、
割とどうしようもありません。
安く買って、高く売りぬく、
これが悪徳のように言われる事もありますが、
価値をあげる為には、大変な努力と投資が行われています。
宣伝、インフラ整備、コンテンツ提供、優良テナント誘致など、、、
日本とあなたの周りだけが、不変な特別の価値を持ち続けるという事はないんです。それはだれかが頑張ったのと、時代的にラッキーだったのと、あなたが鈍感なだけ。
区分所有者経由で働きかけて、管理組合が早めの回答を出して貰えるのが一番いいのですが、果たして今後どうなるでしょうか。
遠藤康志