憧れのイラムでチヤパサル | mimico日記

mimico日記

ミミロータスの日々の日記を綴ります

イラム Ilamはずっと憧れていた地。

東の果ての、ネパール最大の茶園があるところ。まさにその更に東に行けば、インドはダージリンに辿り着く。
ようやくここまで来た。本当にネパールの、東の果てなのだ。今回の旅の終着地でもある。
ダランからイラムまではインド国境のあるカーカルビッタ行きのバスに乗り3時間ほどでチャラーリCharaaliの町に着く。ここから乗り合いジープに乗換え、更に2時間山道を北上する。

正直 旅の疲れはMaxで、このままイラムまで行かれるのかという気にさえなっていたけれど、明らかに変わる空気の透明さと目の前に広がる茶園の雄大さに、そんなのどこかに吹っ飛んだ。

ここも今まで見たことのないネパール。茶園自体が村なのか、村自体が茶園なのか。あんなに穏やかで清らかな空気が流れている場所を私は他に知らない。

イラムでは、ソニアさんSonia Miyaharaに紹介してもらったケダルさんKedar Sharmaのお宅にホームステイさせてもらい、茶葉を使ったお料理を教えてもらったり、茶園やティーファクトリーを案内してもらったり、本当に充実し、お世話になった。

そして茶園内にある学校で、2日連続でチヤパサルもさせてもらった。自分たちの紅茶で、見ず知らずの外国人が自分たちのチヤをつくる。それってどんな感覚かなぁなんて思いつつ、みんなの興味は俄然チョコシロップ。て、そっちかーい!(笑
この地では新鮮なスクメル(カルダモン)の産地でもあるからそれも加えて、思い切り甘くてミトチャなチョコとスクメルのチヤを振る舞った。

私が紅茶をはじめるきっかけになったイラムの紅茶。
その茶園のなかで自分のチヤをつくれるなんて、本当に幸せなことだと思う。