ビラトナガルから北上し、ダラン Dharanへ。
とにかくタライ地方は暑すぎて、ちょっとは北に行けば涼しくなるのか?と期待して移動したものの、全くその気配なし。むしろ暑い(笑)
けれど不思議なことに、街並と人びとがインド風味薄れてる。ここはタライ平原とヒマラヤへ続く山岳地帯との境にある町のせいか、サリーを着ている女性が極端に少ないし、チベタン顔が増えている。なんだろう、このネパール帰ってきたぞ みたいな安心感。(笑)
ゲストハウスを探していた途中にあった家族経営の小さな食堂。
ここのバイニ、 Swastikaが流暢な英語で話しかけてくれたから、そのままここでチヤパサルさせてもらうことにした。
Swastikaは聡明で、よく気の利く女の子。今日のお手伝い天使はswastikaだ。家族の中で英語を話せるのは彼女だけで、私のことをネパール語で家族たちに説明してくれ、みんなでチヤを囲んだ。
こうしてゆっくりチヤパサルするのもいい。
『私はたくさんたくさん勉強してこのお店を大きくしたいの。それで家族みんなで幸せになりたい。今もみんながいるから幸せだけどね。』
滑らかに、でも照れながら話す11歳の彼女の夢はシンプルだけど、なんだか心に刺さった。
そして少しだけ、うちに帰りたくなった。