ネパールに流れるおおらかな時の流れ。懐かしい記憶と新しい感傷。
ここに来て、2ヶ月が経った。
私とこの国との距離感は とても不思議で、合う合わないでもなく、好きとか嫌いとかでもなく、それ以上の、ただもう縁があったってゆー、それだけのこと。
私は、とても大切にしていたものを置いて本能のままここに来てしまったけれど、それがどうなのかなんてわかるのは、多分ずっと先のことになるんだと思う。
過去は、現在を感謝すべきだと私に教えてくれた。 大切なのは、過去でも未来でもなく、今 何を感じているかっていうことだけ。
乾いた赤土で塗り固めた家々が立ち並ぶ小さな町。遠くから聞こえる太鼓の音。
埃まみれのヒンドゥーの神様たち。子どもたちのまっすぐな眼差し。
いま目の前にあるこの景色と空気もきっといつか、私の血と肉となるのでしょう。
【Days in Nepal 20/10/2018】