1ヶ月ほど前から心療内科に通って服薬していますが、相変わらずずっと頭痛と吐き気などがあります。

心療内科では特に検査などしてもらっていません。

そこで先週、
近くの婦人科で血液検査をしてもらっていました。

検査結果は…
「やや鉄分不足

更年期障害を疑ったけど、
数値からは更年期ではないだろうとのこと。

今日は
脳神経外科を受診しました。

MRIとレントゲン検査をした結果…
慢性片頭痛」とのこと。

脳や血管などに異常がなくて良かったです。







さて、今回は
離婚してシングルマザーになってからの話です。

バツイチ

私が運良く就職した職場には
バツイチがたくさんいた。

だから、
みんな優しく理解があって偏見なく接してくれた。

離婚が成立した時には、
「イエーイ!お疲れー!」みたいな感じ。

私はすっかり元気を取り戻していった。

長男の保育園の迎えに
部長が連れてってくれることもあった。

でも
育児しながらの仕事は大変だった。

まだ夜泣きもあって、
仕事中寝てしまうこともあった。

月末月初は毎月残業で
長男と過ごす時間は少なかった。

結局
そーゆう時は親に頼ってしまっていた。

ファミリーサポート

出来るだけ親に頼らなくて良いように
ファミリーサポートを利用することにした。

1時間1,000円。

保育園の迎えをしてくれて、
そのままサポーターさんのおうちで夜ご飯まで食べさせてくれる。

サポーターさんもお子さんがいて理解があり、
親に頼るよりよっぽど良かった。

今思えば、
長男はどんな環境にも適応してくれていた。

私はそれに甘えてしまっていたと思う。

「長男を守るため」に働いていたけど、
このときの私は本当に大切なことに気付いていなかった。

残業を疑う家族

私はとにかく必死に働いていた。

「母は強し」とよく言うけど、
私も強くなったなと思った。

月末月初は夜22時くらいまで残業になることがあった。

しかし、
私の家族は信じてくれなかった。

相変わらず残業を頑張っていたある時、
職場に1本の電話が入った。

姉からだった。

わざわざ母が姉に連絡したのだろう。

私が本当に残業で職場にいるのかの確認だった。

私はすごく惨めな気持ちになった。

職場に迷惑をかけて申し訳ないし恥ずかしかった。

それまで信用されない行動をしていたのは私だ。

でも、
信用してもらうにはどーしたら良いか分からなかった。

泣き虫長男

長男は、ワガママは言わなかったけど、
よく泣いていた。

わめきちらすような泣き方ではなく、
しくしく泣く。

すると、
私の父はすぐ怒った。

「そんなことで泣くな!」

「男がめそめそ泣くな!」

私はその場で何も言えなかった。

今思えば、長男を守れていなかった。

長男の眉はいつもハの字になっていた。

付き合い

会社には若い世代の男性社員も多かった。

私もまだ24歳と若かった。

会社の歓送迎会などの飲み会だけでなく、

お得意様との付き合いにも連れて行かれた。

次第に
若手が集まって社外でも遊ぶようになった。

長男を寝かせた後、
飲みに行ったりカラオケに行ったり。

長男を保育園に預けて、「出張」と嘘をついて
ディズニーランドにも行った。

今思えば、
サイテーな母親だった。

ニュースで見るような、
世間的に犯罪者と言われるようなシングルマザーと変わらなかった。

夫との出会い

今の夫titiとは、
このときの会社で出会った。

最初の印象は「なにこの人?」

仕事においては決して要領が良いとは言えず、
時々近くでボソッと何か言う。

でも
上司や同僚達からは好かれているのが分かった。

悪い人ではなかった。

いわゆる「良い人」だけど、
「恋愛対象にはならない人」。

これは、あくまでも一般的な観点。

前夫もまさにコレに当てはまる人だった。

私はなぜか
一般的に「良い人だけど恋愛対象にはならない人」に惹かれてしまう。

たぶん、
そうすれば自分が傷付くリスクが少ないかもしれないと、どこかで思ってる。

それに、
一般的な「良い男」は私には釣り合わないと思ってる。

前夫にも今夫にも、
「あなたにはもっと良い人がいるよ。」と、

ありきたりなセリフですぐ別れ話をしてしまう。

本当にイタい、めんどくさい女。

夫との関係

若手で何度か遊ぶうちに
私はそんな今の夫に惹かれていった。

声が好きだった。

でも、
正直再婚は考えていなかった。

もう男も結婚もうんざりだった。

ただ
一緒にいて楽しければ良いと思ってた。

お互い「付き合おう」ともないまま
関係を持ってしまった。

そして、
社内恋愛禁止の職場でヒミツの付き合いが始まった。

バカがつくほどまじめな夫titi。

デート中に上司を見つけると、
私の手を振りほどいて急に方向転換した。

私をポツンと残して、
私から必死に離れていった。

二人暮らし

そんなヒミツの付き合いが始まってから、
私は長男と実家を出ることにした。

私は出来るだけ親のもとから離れたくて、
長男を連れて都心まで都営団地の申請に行っていたのだ。

そして、
申請から半年ほどで都営団地に入れることになった。

当選した部屋は、
エレベーターのない5階建ての5階。

まだ2歳の長男との生活は少し大変だった。

でも
ずっとしたかった一人暮らしのような二人暮らし。

職場の若手男性達も引っ越しを手伝ってくれて、
とても楽しくて充実していた。

妊娠

そんな生活が1年ほどしたある日。

嫌な吐き気に襲われ、
生理がきていないことに気付いた。

私は
また同じ過ちをおかしてしまった。

「もう結婚する気はない」と豪語しておきながら、
ちゃんと避妊していなかった。

いや、
避妊させられなかった。

夫titiは
「ゴムがあるとダメだ」

そう言って避妊してくれなかった。

妊娠検査薬をすると陽性。

私は頭が真っ白になって、
どーしたら良いか分からず泣いた。

このまま誰にも言わず中絶しようか…

でも
私の身勝手な行為で1人の命を殺すことになる…

やっぱりできない…

とりあえず
夫titiに連絡した。

残念ながら、
夫titiになんと言われたか記憶がない。

(今度覚えてるか聞いてみよう)

つづく…