昨日は地域の中学校の卒業式でした卒業証書
卒業生のみなさま
ご卒業おめでとうございます桜

その様子を見ながら長男いっくんと
「もう1年終わりかぁ〜早いねぇ~」と
老夫婦みたいな会話をしていた4児母mimi4ですにっこり



さて、
『療育受診までの経緯【1】〜【4】』では、
三男よっくんが小学1年生の転校前の2学期までをお伝えしました。

ここからは転校後の話をしたいと思います花

やれば〜出来る!

よっくんは1年生2学期の途中で転校しました。

不登校になり家族で話し合い
転校を決めてから結構すんなり事が運び、
年をまたがずに転校できたのです。

登校初日、
緊張しているよっくんを
校長・副校長、担任、クラスのお友達
み〜んなが優しく迎え入れてくれましたおねがいキラキラ

保育園が同じだったお友達も何人かいて、
よっくんも少し安心したようです花

学区外なので
慣れるまでは毎日送迎することになりました。

ちょっと大変ですが、
歩きながら話したり歌ったり貴重な時間飛び出すハート

あれだけ登校しぶりや情緒不安定だったのが、
転校後はなくなったのです。

連絡帳もしっかり書いて、
宿題もちゃんと出来るようになりました。

やれば出来るじゃん!って感じ指差し


最高の先生方

前の学校では
担任から
飼育ペットのところにいて良いよ。」とか
(「宿題はやらなくて良いよ。」とか)

校長から
図書室で過ごして良いよ。」とか言われ、
(早退させられることもあり)
ほとんど授業に参加できていなかったよっくん。

良くも悪くも
言われたことをなんでも素直に聞いてしまうアセアセ

ちゃんと座ってられてるかな?
教室や学校から出ちゃってないかな?
授業についていけてるかな?
と、心配で心配でたまりませんでした。

こちらの気持ちを察したかのように、
担任の先生は毎週よっくんの様子を教えてくださったのです。

時間外労働が問題になる中、
こまめに連絡をくださり感謝しかありません。

さらに、
サポートの先生は支援学級の経験もあるようで、
本当に優しく頼りになる方でした。

前の学校でもクラスに1人サポートの先生がいたのですが、あんなに色々あったのに顔も名前も知らず…
関わることないまま転校。
サポートだからそんなもんかなぁ〜と思っていました。

しかし、
転校先クラスのサポートの先生は全然違ったのです。

毎朝下駄箱で子ども達を元気に迎え入れ、
雨だと子ども達のランドセルを拭いてあげて、
不機嫌そうな子に優しく声掛けして、
送迎する親を見つけるとさりげなく学校での様子を教えてくれて、

とにかく安心できました。

あ~良かった、転校は間違ってなかった!って心から思える先生方に出会うことができたのです。


環境は大事

よっくんの転校は、正直とても迷いました。

よっくんがちゃんとすれば良いだけでは?

もっと出来ることがあったのでは?

なんで通級行かなかったの?親のエゴでは?

なんでそんな困った子がまた通常学級に転校?

前の学校の担任と校長が可哀想。

親の育て方が悪いんじゃない?

など、
色々と思われる方もいると思います。

ここに書いてるわずかな情報だけでは、
どう思われても仕方ありません。

同じように4人育ててても性格はバラバラ、
育て方に自信もありません。

でも、
まだまだ幼くて可愛いなぁ〜と思っていたら
「特性が強い」と言われたことがある方、

「大丈夫ですよ」と言われ過ごしているけど
このままで大丈夫なのかな?と
子供の個性に疲れて不安になっている方、

とにかく自由でマイペースと思っていたら
「大変だね」と周りから言われ、
あーこの子は大変なんだって思ってる方、

「発達検査とかしたの?」と聞かれ
検査したら何か変わるの?と思ってる方、

「これ読んでみて」と発達障害の本を渡され
認めたくない自分がいることに気付いた方、

全てmimi4自身のことです。

私は
身近な人にはなかなか相談できませんでした。

家族ですらなかなか理解してもらえませんでした。

私は
誰かと悩みを共有したかった

ただ誰かに聞いてほしかった



何よりも
一番つらかったのは、よっくんです。

よっくんのために何が一番良いのか

よっくんはどーしたいのか

何が正解か分かりませんでした。



多少のご批判も覚悟で書いています。

でも
今でも悩みは尽きないので、
どぎつい批判には耐えられません。

ただ
今回よっくんの出来事を通して一つ言えることは、
環境は大事」ということ。

特に
よっくんのように素直な子は
言われたことをそのまま受け取ります。

よっくんに限らず、
幼いうちは素直な子が多いんじゃないでしょうか。

「言われたから」やったことを
周りから怒られる。

そんな学校生活を半年以上続けてしまいました。

きっとこの時期の心の傷は一生残ります。

転校してステキな先生方に出会えたお陰で
少しずつ本来の学校生活に慣れてきましたが、
まだ周りの大人を信用しきれていません。

「どーせよっくんが悪いんでしょ」
「いつもよっくんだけ怒られる」
と、よく泣きながら言うのです。

前の学校では
「そーよ、あなたが悪いのよ。」
「だってあなたしか悪くないでしょ。」
と言われ続けていました。

今の学校の先生方は、
そんなよっくんを優しくなだめてくれます。
本人が落ち着くまでしっかり話を聞いてくれます。

学校が違うだけで、こんなに環境が違うんです。

環境って本当に大事。



転校したくても出来ないこともあると思います。

転校できる環境だったのは本当に幸せ。

この環境に導くのも親の役目だと思っています。

感謝を忘れずに、この環境を大事にしたいです。



つづく…