(投稿日時となってるのは出来事のあった頃で、記憶をもとに書いています。)
ついに手術の日です。
前日は主治医がお休みで、手術当日朝7時に診察とエコー検査でどこを取るかの最終決定。
自分で診察受付行くように言われてエレベーターで外来フロアに降りてみたものの、だーれもいないし。そりゃ朝7時ですもん。受付どころかドアの空いてる診察室の中にもだーれもいない…
普段きちんと服を着て化粧して歩く外来フロア、寝起きすっぴんパジャマ姿で歩くのは、ものすごーーーく心許ない気分です
5分ほどウロウロしたところで、主治医に呼ばれました。
朝早く診察って、ご自宅何時に出ているのかな
左胸の部分切除で、リンパ節転移は無いものと考えています。
もしセンチネルリンパ節生検で転移が見つかった場合は郭清を行うので、その場合は溜まった液を抜くドレーン管が付きます。
というような説明を再度していただいてから、エコー検査。
昨日アイソトープを打ってくれた先生も加わって、以前の検査画像も確認しつつ、切除部分をまたマジックで描き描き。
主治医じゃない方の先生が画像を見て、
「右にもありますね。」って、えっ
主治医が「これは大丈夫なやつ。」って即答してくれて、ホッ。
手術当日に、両胸取っちゃう!?は流石にやめて下さいね
一旦病室に戻って、手術着に着替えたり弾性ストッキングを履かせてもらったりしているうちに手術の時間になり、今度は看護師さん付き添いの元、手術室へ。
前日に生理が始まってしまい、看護師さんに相談してTパンツにナプキンを当てることになったものの、Tパンツは全然体に密着しないので、変な歩き方になってしまった
手術室の入り口では医師が並んでお出迎えしてくださいました。
手術室、思っていたより断然広くてびっくり。ちょっとしたスポーツ出来そう。
真ん中にぽつんと手術台があって、頭上には落ちてきたら潰されそうなサイズの移動式照明。
ぽつんと具合が、生贄でも置くような台…なんてつい。
自分で手術台に登って横たわったら、タオルケットをカーテンがわりに広げられ、手術着脱いでください、と。全身脱ぐのね。
脱いだものをポイッと押しやって、再度横たわって、タオルケットをかけてもらいます。
点滴の針を刺したり、心電図のパット付けたり、酸素マスク付けたりされている間意識ははっきりしていて、手術のばたばたが面白い。
「手術左側よね?この心電図のパットどうするの??」とか聞こえてくるし、酸素マスクは何度置かれても顔の上から滑り落ちるし、つい看護師さんと目を合わせて笑ってしまいました。
そうこうしているうちに、麻酔医から「麻酔入れますね。」と言われ、胃カメラの鎮静剤みたいに眠くなるのかな〜なんて待っていたら、眠くなるとかなく一瞬で落ちました。
…白目剥いてたら嫌だな