2016年熊本地震の時にフィンランド製の液体ミルクが救援物資として使われたのをきっかけに備蓄物や一般にも販売して欲しいとの声から最近では液体ミルクが販売されるようになりましたね。

 

離乳食もまだまだの乳児にとって震災時のミルクは命に係わる問題です。

 

しかしこう言う話題が出ると必ず反対だの嫌味だの言う人は現れるものです汗

 

そもそも液体ミルクに関しては厚生労働省の厳しい基準をクリアーしてなおかつ震災時には乳児の命を繋ぐものです。

 

なのになぜ反対するのでしょう・・・はてなマーク震災時に自分の家族だけはミルクを確保できるとでも思っているのでしょうか・・・はてなマーク

 

実はそこには「液体ミルク何て得体の知れない新商品を乳児に飲ませるなんて、何かあったらどうするの」の主張の陰に隠れている「私」があるからなんですね。

 

今回はそれを見てみましょう。

 

この液体ミルク反対派には子育て経験者でなおかつ子育て終了者が多かったようです。

なぜこのように偏ってしまったのでしょうはてなマーク

 

これは心理学でいう「通過儀礼」というやつです。

グループに入るためにテストを受けた時、厳しければ厳しいほど価値があると思うという心理。

 

今回であれば「自分たちは苦労して(自分達の子育ての時には便利な物がなかったのに)子育てをした」という思いが価値に繋がり、便利なものを使う事を狡いと思い価値がないと思うという事。

 

そう思わなければ自分たちがしてきた事に価値がないと思ってしまうからです。

 

そういう通過儀礼に重きを置く方は新しいものを嫌う傾向があります。

 

経済や効率、便利と言ったものが苦手なので学び受け入れようとはしません。

 

こういう人が上司にいると新しいシステムや機械、プログラム、人事体制、などなど、とにかく新しい物に難癖をつけます。

 

その心理は…「怖いから」です。

 

「今までの自分の価値がなくなる…使いこなせない自分には価値がないと思われ排除されるのではないか」 と思うため怖いと感じ、オドオドせずに自信をもって使いこなせる古いものにしがみつき「これには価値があるビックリマーク」と部下に力説し自分でもそう信じようとします。

 

こういう人はそもそも自分を高い価値基準に自分を置いているため、新しいものを使いこなしたりしている部下から「バカにされるんじゃないか…あせる」「バカにされたら自分の価値が下がってしまうじゃないかビックリマーク」と思うためバカにされないように権力を振りかざし「威嚇」します。

 

新しい物を使いこなす努力をするよりも周りを威嚇し権力で抑え込み従わせ「自分の判断は間違えではないのだビックリマーク」と思い込もうと努力する方を選ぶのです。

 

しかし、時間と共に新しいものを受け入れない事実は「時代錯誤」なものになり、見切りをつけた人から去っていく事になります。

こうなると、権力を持っていても言う事を聞いてくれる人がいなければただの「プライドの高い孤独な人」になるわけです。

 

ただ、こうこういう人はプライドが高いので孤独になっても周りを従わせようと切れたり

「難癖をつけたりして人と関わろう」とします。

 

自分で仕掛けておきながら「原因は向こうにある」と主張するのですあせる

 

この場合なら「新しいものが出てくるのが悪いビックリマークムキーむかっそれを紹介する奴が悪いビックリマークムキーむかっそれを望む奴が悪いビックリマークムキーむかっ」という理論の下、攻撃してきます。

つまり 「対人当たり屋」 と言う訳ですね。

 

 
 

根底にあるのは「寂しさ」ですがプライドの高さから素直に人に近づく事が出来ず何らかの理由(嫌がらせや言いがかり)を付けて「『自分は被害者』と言う有意な立場」から関わろうとする為

 

偉そうで上から目線で物を言う・・・

何ならパワハラ、モラハラもやる  右矢印  だから周りから人がいなくなる  右矢印  寂しいけどプライドが邪魔して素直に関われない  右矢印  嫌がらせして「『自分は被害者』と言う有意な立場」から関わろうとする 右矢印 余計に人がいなくなる…と言う負のスパイラルを繰り返します。

 

この負のスパイラルに陥らない為には 「物事をうまく進める為のコツ」 でも紹介している

 

         ①認める事

②受け入れる事

         ③手放す事

         ④感謝する事

 

が大切です。

 

 

 

人が何かを始める時は否定せず先ずは様子をみる事、助言する時は相手から否定される事も想定に入れて助言しましょう。

 

そして「決定権はあなたにある、人のせいにしない為に自分で覚悟し決断し責任を持ちなさい」と言ってあげましょう。

 

 

 

このお話が誰かの心のヒントになれば幸いですラブラブ