『ウエイトスミス版』隠者
わたしの前にいくつもの乗り越えなければならない壁が、この先々であらわれる。
それでもこの道を選ぶ。
誰になんと言われようとも。
使命は、誰にでもあるわけではない。それは、使命を求めて突き進み、指輪を携えて帰還する英雄だけに与えられたものなのだ。
ジョーゼフ・キャンベル『千の顔をもつ英雄』
そう、わたしはこれから英雄譚に描かれる英雄のように自分の力で自分の人生を切り開いてゆく。あえて困難な道を選んだのではなく、この道が王道だとわたしには思えたから。
ここで古い人生を手放そう。
新たなわたしの人生が始まった時、これこそがわたしの使命と思えていることだろう。
使命は人に与えられるものではなく、自分で探すもの。