mimi
おじょうさん、涙をふいて。
つらいよね、苦しいよね、やりきれないよね。あっちからもこっちからも小石が飛んできて、サンドバッグになったような気分だよね。
一つひとつのパワーはそれほどでもないし、一致団結しているわけでもないけれど、なぜかタイミングが重なって、何層にも重なったミルフィーユ状に。そんなの、いかにタフな精神力でもまいってしまう。
自分が原因のことならまだしも、そうではなく、側杖を食っただけ。だから自分を責める必要なんて、みじんもないよ。
自分の心を守る。
そのことだけを考えて。
反撃を考えていたとしても、気の優しいわたしのこと。とことんまで、というわけにはいかないでしょ? 中途半端にするくらいなら何にもしないほうがいい。
今は、じっと大人しく。
耳をふさいで、口を閉じて、嵐が過ぎ去るのを待とう。
「ウエイト・スミス版 / R愚者」


