『ウエイトスミス版』女帝
あのときの判断は間違っていなかった。
これを選んだわたしを「あんたはえらい!」と表彰してあげたいくらい。
困難な状況を抜け出すには何らかの判断をしないといけない。それまでと同じことを続けても同じことが続くだけだから。
ぎりぎりの精神状態での判断だったかもしれない。
でもだからこそ、わたしの野性的な生存本能が目覚めたのかもしれない。
ここからさらに発展させてゆくためにも、あの当時なぜこの道を選んだのかを今一度振り返ってみよう。あのときは感情に任せてだったかもしれない、でも今度は冷静かつ分析的に。
そうすれば無意識にであれ、なぜこちらを選んだのかが見えてくる。理由が分かったなら、重点的に伸ばせばよいところも分かる。
そこがわたしが人よりも優れているところ。
そこを意識して伸ばしていこう。