カワイ横浜の「プラージュ」をお借りしてシゲルカワイで練習してきました。





コンクールのリハーサルです。


座席の1番後ろのあたりに、スマホを置いて録画して、主にバランスとペダリングをチェックします。


残響が長いと、細かい音符がはっきりと聞き取りにくくなるのでテンポを微調整。


低音を思いっきり弾いたとき、右手がどれぐらい聞こえているか。


軽く弾いた時とテヌート気味にしっかりと弾いたときの音色の変化の出方。


グリッサンドの出かた、タッチ全体の深さや感触。


ペダルを薄くかけたときのにじみ具合。


まだまだたくさんありますが、例えばそんなことを考えながら弾いてみます。


本番前に同じホールの同じピアノで練習できると言う事はあまりありません。カワイ横浜は気軽に借りられて、コンクール会場にもなっているので、大変ありがたいです。


ただ、借りられない場合も、コンクール前には本番と同じタイプのピアノを探して弾く準備は、なるべくやっています。


また、本番が小さなサロンなのか大きなホールなのかでも違うので、両パターンで弾いてみる経験はなるべく積むようにしています。先日の相模原市民会館は大ホールでしたが、やはり全然音の出方が違います。


カワイ横浜プラージュ



相模原市民会館


ホールのフルコンを弾き慣れるために、まずは毎日のスケール練習、そして場数。これを積んでいきたいと思っています。サロンでは細かいところが目立ちやすいので、ダイナミックよりも丁寧さを少し重視。

弱音がうまく出ていないとうるさい印象になりやすいので、特に弱い音の中でのバランスや美しさや緊張感などをあれこれ考えます。


バッハを弾いてみたら、すごくレガートに弾けましたが、これは音がすごく長く伸びるシゲルの特徴かと思います。


素晴らしい音のピアノで対話しながら練習している時間は、とにかく幸せ!


4月からカワイに入社したと若い社員のお二人にもご挨拶できました。


終わってからは、桜木町近くにある見晴らしの良いフランス風のカフェ、オーバカナルでお茶。


先ほどの録音を聞き直したり、ピアチャレのライブ配信セミナーレジュメの構想を練ったり。






景色の良いところで、ぼーっとする時間は、いくらあっても足りないくらい、必要ですね。


いよいよ来週がピアチャレセミナー、ライブ配信の第一回です。まだお申し込み受け付けておりますので、よかったらどうぞ。