心療内科に通っておられる方とのトークセッションのヒアリングで、昨日も、こんなお言葉を聞きました。
【掲載のご許可いただいています】
私も自分のことを、
だめな存在と責めることが多かったからです。
このブログ
で書いたように、今も、
時々夜中に自分を責めてしまったりすることもあります。
そんなふうに、自分を受け入れることができない
そんな 自分が許せない
と言う苦しみのほかに、
許せない人がいる、とか
許せないことがあるとか、
そんな苦しみに悩んでおられる方も
多いんじゃないかなと思います。
この記事
でご紹介しました
世界中にマインドフルネスの思想を伝えた
ベトナム出身のティクナットハン。
彼が歩んでこられた人生の道にも、
普通だったら、決して許すことができない、
許されないことがいっぱいありました。
インドシナ戦争後祖国が南北に分かれ、南では仏教が弾圧されましたが、そのことに対し平和を望み、殺戮をやめさせる表現方法が他になかったため、自分の師の高僧が生きながら自分の身を燃やしたという衝撃的な出来事。
また、ベトナム戦争中、国中が焼き尽くされ、
せっかく危険をおかして、爆撃を受けた村や学校を再建しようと頑張っても、また壊されたり、
共に戦禍を生き抜き、村の再建に貢献した仲間4人が無惨にも殺害されたりと、
筆舌につくしがたい怒りと苦しみと悲しみに満ち溢れていたことだと思います。
そんな許せないという、怒り、苦しみを
彼はどのようにして、
慈悲に、癒しの力に変えていくことができたのか?
以下緑色と赤の文字は、
NHK Eテレ『こころの時代』 ティクナットハン特集(1)
から抜粋の、ティクナットハンのお言葉になります。
苦しみを嫌がったり消そうとするのではなく、
優しさいっぱいに抱いてあげます。
自分の苦しみと戦ってはいけません。
しっかり見つめて
よくあやしてあげると、
落ち着かせることができます。
苦しみ方を知ることは
慈悲と愛を生むことにつながります。
慈悲は癒す力があり、
慈悲と理解は苦しみから生まれます。
泥から蓮が生まれるように…
今消せない苦しみを抱えておられる方、
泥から蓮が生まれるように、
その苦しみの中から、慈悲(癒しの力)と理解が生まれますように…
どうか災い転じて福になりますように…💕
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重症筋無力症と言う難病闘病体験を経て、
たくさんの本や人から教えていただいた
「誰でもどこでもいつでも
お金をかけずにできるヘルスケア」
〜こころのチカラを活用し、
元気に幸せに生きるヒントをお伝えしたい。
日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー
南野原つつじがお届けしました😊(自己紹介)
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