昨日のブログで、10年以上、鬱と双極性障害で苦しんでいた友達が元気になった話を書きました。


私(自己紹介)も、2014年から、重症筋無力症と言う難病にかかり、いくら動きたいと思っても動けなくなってしまい、うつの人の気持ちが本当によくわかる状態になりました。


友達にうつの人がいたので、その友達に教えてあげたいし、自分自身当時ちょっとうつ傾向があったと思うので、知らず知らずのうちにうつの治し方のような記事を探しては、保存していました。


そして、Tumblrと言うSNSにアップしてました。



今日は、その中から、2014年5月27日に投稿してから、いいね!や、リブログを何度もしていただいて

なんと、539リアクションもいただいた記事をご紹介しますね。



今 うつやパニックの人だけではなく、

ストレスに起因する

なかなか治りにくい病気を抱えている方、

動きたいけど動けない方、

ご本人は辛いのに周囲からそれが分かりにくくて怠けていると思われてるんじゃないかなとか思ってしまう方…

私のブログの読者にもきっとおられるかと思います。なにか少しでも参考になればと思いましたので…。



うつやパニックのところに、

例えば、線維筋痛症とか、

ご自分の病名を入れて読んでいただければ幸いです。



うつやパニックは

「なまけ病」ではなくて

「なまけてはいけない病」

なのです。


ちゃんとしなきゃいけない
守らなきゃいけない
がんばらなきゃいけない

期待に応えなきゃいけない
悲しませたり傷つけてはいけない

という

「いけない病」


なまけるなんて

ありえないひとがかかります。


でも、体がついてこない。

で、結果として「なまけた状態」になる。

で、
「なまけちゃいけない病」だから、
その「なまけた状態」の自分を責めるわけです。



そこで
「なまけていい」と思っている人
「なまけることは悪いことではない」と思っている人は

うつやパニックにならないのです。



で、自分を責める。
だから、他人も自分を責めるし

責めてないのに
責められている「気」が勝手にするのです。

で、また怖くなって
また頑張ろうとして、

ブレーカーがバチン・・・・と。



で、実は
そんなパニックやうつのひとを
「なまけ病だよ」というひとも

実は、重度の
「なまけちゃいけない病」なのです。



だって
なまけちゃいけないと思っているから
なまける人を責めるんでしょ?

なまけちゃいけない病は
がんばらなきゃいけない病でもあり
がんばることが正しい病でもあります。




では、
世の中にどうして

がんばるひとと
がんばらないひと

そして
がんば れ ないひとがいるのでしょう。


がんばる病の人と

がんば れ ない病のひとは、同じ生き物です。


どちらも、
「がんばることが正しい」
「なまけることは悪」と思っています。



だから、
がんばっているひとは、すごい
がんばれない自分はだめ、と責める。

だから、ふたりの対応方法は
薬を飲むことでもなく、医者にかかることでもなく

「ちゃんとなまけること」
なのです。



悪い奴になって
嫌われるという
「大損」を覚悟するのです。


そして、そのうえで

「なまけたじぶん」
「がんばれないじぶん」を「責めない」ことなのです。



これが出来ずに
病気が治ったようになって
薬で抑えたまま、もとの社会に戻ると

つまり
「なまけることがいけない病」のまま
社会に出ると、また頑張ってしまいます。


この「ちゃんとなまける」ができないと
もとの症状に戻ってしまうのです。


そもそも、ブレーカーは
「いきすぎだよ」「使いすぎだよ」と
教えてくれたのですから

根本の解決は
「なまけること」なのです。



でも、

「なまけちゃいけない病」だから
「なまけること」「ちゃんとしないこと」が
一番「怖い」のです。



その「一番怖い」ことに

「ひととしてどうよ」
「社会人としてどうよ」と思う行動に
「答え」があり

そこに飛び込む勇気がないと
また元の苦しい世界に舞い戻るのです。



で、そういうひとが
結婚したら夫に尽くさなきゃ、という
自分縛りにまた飛び込むのです。

母に尽くす ・・・ が高じて、
夫に尽くそうとするのです。
「ちゃんとして愛されよう」とするのです。


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自由に幸せに生きている人の
共通点は

「わがまま」です。
「てきとー」です。
「それでもゆるされると思っている」です。



緊張状態がずっと続くと
そりゃー、壊れます。

「なまける」とは
「ちゃんと、休む」ということ。

「ちゃんとできない自分を隠さない」ということ。
そりは「人を信用する」ということでもあるのです。



うつやパニックになってしまう人は
ひとを信用できない人でもあります。


常に

怒られる
嫌われる
笑われる

と、周りを気にして
周りと自分を「見張って」いるから

心屋休まる時がない。
(心休まる)



世界は
ひとは
もっと、やさしいよ。

あなたは
ちゃんとできなくても

自分が思っているより
愛されているんだよ。
魅力的なんだよ。



逆に
ちゃんとできないあなたの方が
魅力的で親近感があるんだよ。

あなたは
許されているんだよ



それを知ることが
うつやパニックの
何よりの特効薬なのです。”





心屋仁之助 

http://ameblo.jp/kokoro-ya/entry-11862548755.htmlより







それまでの私は、

病気を治すと言う事は薬を飲んだり手術をすることだと思ってたんですが、これを読んで


根本の解決は

「なまけること」=「ちゃんと、休むこと」なんだ!


と、心からそう思えました。



そして病気の原因になっていた考え方の癖、


周りを気にして、

変に不必要に気を使いすぎてしまう、

無理をしてしまうことから、

少しずつ解放されるようになり、


いろいろな出来事を通じて、

だめな自分でもいいと思えるようになり、

だめな自分でも許されていることを知り、

少しずつ元気になってきたのでした。



そして元気になった今、

あの病気があったからこそ、

こんなことに気づけるようになり、

楽に幸せに生きられるようになってきたような気がします。







今辛い方もどうか災い転じて福になりますように…💕