みなこです。
今日のタイトル・・・8年前のお話です。
沖縄ではシーミー(清明祭)という親戚や家族が集まり
お墓参りをしたり掃除をしたり、またご先祖のお墓の前でビニールシートをひいたりしてピクニックのようにご馳走を食べる習慣があります。
私の父方のご先祖様は尚円王
の直弟の『上間大親…うえまうふや』から数えて、わたくしは19代目になります。
王さまの弟という事で、高貴な色の赤でお墓作りが認められて、今でも沖縄本島各地から信仰の対象とされ拝みに来るかたがあとをたちません。
そんなご先祖を祀っている殿内がありまして、香炉がいくつもあるのですが、その上段に3つの石があるのですが・・・
これが上間家を取り仕切るヒヌカンなのです
清明祭で、皆で食事中に
神人の伯母に
『あんたは、いつから神人としていくのかな?』
と聞かれ・・・
ぜんぜん、そんな気もなかったし
見えないものがみえたり、聴こえたり、違う世界にいったりするけど、はたしてそれが今、現実に起こっていることなのかも自分自身でわからず・・・精神科に通ったりしていた時期でもあり・・・
即答で
『なる気はないんだけど』
と答えました。
とたんに
ヒヌカンの一番右の石が下に落ちたの
!!(゜ロ゜ノ)ノ
その場にいた全員固まって
従兄弟に
『みなこ・・・答えはYES以外ないらしいよ!』
石を置き直しながら
私 『イヤイヤ、みなこムリだから(^^)d』
ヒヌカン 『ゴト!』
私 『ホント無理だよ、神人になんかなれるわけないじゃん( ;∀;)』
ヒヌカン『ゴト!!』
私『(;゜∀゜) (/≧◇≦\) m(。≧Д≦。)m』・・・沈黙
私『出来ないかも知れないけど、チャレンジはしてみるよ(。>д<)』
ヒヌカン『・・・』動かない!
・
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・
うごけよ(心の声)
てなわけで、神人になるために修行をしたのでした。
でも・・・色んなご先祖様に会えるのが、いつの間にか楽しくなってました
この修行には終わりがありません
札幌に来てから、自分自身を否定することも多々あったりしましたが、いつも寄り添ってくれたり、時には厳しかったりしてますが、ご先祖様あっての今の私がいることを・・・なぜ今この場所なのかも色々考えたりもしますが。
私にとって、沖縄を離れる必要があったのだろう!
そう思う1日だった
で、久しぶりに見た上間殿内の写メに…うちの黒龍の碧がいるのを発見した(@_@;)
碧ちゃん…君はいつからそこで見ていたのかな?
摩訶不思議なお話でした
愛と感謝を込めて
みなこ